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from: 生成門さん
2009年06月20日 18時20分15秒
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正4面体イデアはまるで生き物(1)
正4面体イデアはまるで生き物(1)
<補完共振>
四次元能では、陰陽イデアがあれば、すべての次元を誕生させ、すべての現象を出現させることが出来ると考えますので、陰陽イデアはすべてのイデアの王様とするのに相応しいでしょう。
宇宙の始めはいつでも無から始まります。無とはゼロであり点です。ゼロ次元に於いては点のみです。複素平面がまだ出来ていない無の状態、即ち、空のみの不活性な生成卵状態としてあります。つまり、実軸も虚軸も生成されていないと考えます。
従って、無の空では陰陽イデアは中和されていなければならないのです。中和とは、陰陽が合体した状態、つまり±ゼロです。揺らぎによってその中性が破れると、虚軸が出て来ます。虚軸が回転すると実軸が出て来てきます。これによって複素平面が姿を見せるのです。つまり、実軸上に陰陽の二極分化が現れるのです。これを膨張反転の現象化と呼んでいます。膨張反転は空の実軸上への展開のことであり、回転と同じ意味です。
次元の階段はゼロ次元陰陽イデアから、始まりますが、その様子を垣間見ておきましょう。ゼロ次元陰陽イデアから、一次元の直線(±)イデア、二次元の面(半陰半陽)イデア、三次元の立体、即ち正四面体イデアが次々と生成されます。そして、ゼロ次元の陰陽イデアは、すべての次元で対称性=陰陽を作り出すのです。では、ゼロ次元の陰陽イデアが、具体的にどのようにして物質に対して対称性を現わすのでしょうか。
「二つの餅鏡と二つの正四面体」を参照してください。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100073027685
以下、編集して引用しました。
ヘリウムは中性子2、陽子2、電子2で構成されています。原子核には、中性子2、陽子2の4つの粒子があります。この四つが正四面体の頂点に対応します。原子核の外側には、K殻(もっとも内核に近い軌道)に二つの電子があります。
K殻の二つの電子と四つの粒子の正4面体を一体として、一つの粒子と看做します。この粒子をヘリウムモナドといいます。ただし、点としての粒子と複合粒子とは次元に於いては区別されなければなりません。ヘリウムモナドは三次元の現象であり、波動性を持ち、磁場を発現する粒子なのです。
一次元の線は原点を境に陰陽に分離され、二次元の円も原点があり、原点を境に陰陽に分離されることは容易に理解できるでしょう。三次元も球であれば原点があり、その原点を境に陰陽に分離されることは容易に理解できます。ところが、正四面体となると、中心はあるものの、それが陰陽に分離するとは考えにくいのです。幾何学的なイメージと陰陽の形が適合しないのです。これは困ったことになりました。でも安心してください。それがモナドの考え方なのです。正四面体は球に内接するのです。しかし、このモナドただの球ではありません。モナドと化した正4面体イデアはまるで生き物、変幻自在なのです。
自画自賛はこのぐらいにして、何故、このモナドは、外部のK殻に電子を二つしか許さないのでしょうか。それは支配者がいるからです。支配者とはキングオブイデア=ゼロ次元陰陽イデアです。
四次元能では、粒子を点と看做して、ゼロ次元の空に属するものとします。このゼロ次元から一次元(波のような粒子)が生成され、二次元(水素)が生成されてきました。そして、いよいよ三次元物質=ヘリウムができる段階です。
二次元(水素)が畳み込まれると、既に畳み込まれている中性子と合体して、三次元ヘリウムの原点=実空ができます。ここではまだ正四面体=原子核(陽子2と中性子2)です。ここで虚軸ができて、ゼロ次元の陰陽イデアを受けついた陰陽イデアがしゃしゃり出ます。そして回転すると電子を引き連れていますので、虚空にヘリウムモナドが出来るのです。
できた瞬間はまだ不活性ですので、陰陽が合体した中和状態、つまり、陽子2と電子2で電気的に釣り合っているのです。
その虚空のヘリウムモナドが活性化して、実空にヘリウムモナドとして引き渡します。更に、空のダイナミックスi*-i⇒+1によって陰陽を内包したヘリウムモナドが実軸上に生成されます。
この場合、陽ヘリウムモナドと陰ヘリウムモナドが二極に分化して現象化するのではありません。陰陽が一体となった中間的な形=中間体で現象化します。中間体という形で現象化するのは間々あることです。例えば、雌雄同体がそれであり、正物質と反物質が同じ光子、中性子とかがそうです。
ヘリウムモナドの内部では、陽(電気的にプラス)の陽子と、陰(電気的にマイナス)の電子は二極化して、二つの餅鏡、つまり、磁場を形成するのです。
これが三次元物質に陰陽が現れたはじめての陰陽イデア事件なのです。
一次元では陰陽の二極分離は、ゼロ点からの対生成で知られるプラスの電子とマイナスの陽電でしょう。ゼロとしての電子と陽電子が線として現れたときです。
二次元での陰陽の二極分離は、電子1と陽子1が結合して、円となって現れたときです。水素には陰の水素、陽の水素というのはありませんから、これも中間体としての現象です。しかし、電子と陽子はプラスマイナスですから、しっかりと陰陽でがんばっています。
ここでいう二次元の水素(H)とは単体の水素ですが、H2の水素も三次元とは認めません。安定するために単体水素が二つになっただけであり、やはり、二つの円が重なっているだけなのです。次元誕生でも述べましたが、厚みのない円を幾ら重ねても、円柱にはならないのです。そういうことですので、H2も二次元と看做します。
水素が物質ではないというと違和感があると思いますが、四次元能では正四面体が物質の始めであると決めましたので了解してください。
無事、三次元物質のヘリウムに陰陽が現れたのですが、どうしても腑に落ちないことがあります。それは、何故、電子の反物質は陽電子なのに、陽電子が対にならないのかということです。それに電子は沢山見かけるのですが、陽電子がそう見かけないのが不思議なことです。
この宇宙は対称性の原理で生成されたのですが、現実は非対称でもあるのです。私達の世界が物質で出来ていることがその最も顕著な例です。反物質はどこにいったのでしょうか。隠れているのでしょうか。暗黒物質が反物質なのでしょうか。もっとも、私達が存在出来ているのは、非対称であるからでもあるので、もし、反物質が近くにあって、遭遇するようなことがあったら、たちまち、その世界は雲散霧消してしまうのですから、非対称はありがたいことでもあります。しかし、温暖化の元凶であるパラノドライブという非対称はありがた迷惑です。
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