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from: 生成門さん
2009年06月29日 15時35分52秒
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四次元には無限はない
四次元には無限はない
<ティトムとの共振>
複素平面の回転、次元化と現象化、スキゾとパラノ、正四面体イデア、陰陽イデア、中性子、ニュートム、明晰夢、悟りなどの話が混在してくるので、そろそろ読者も混乱しているでしょう。読者といってもいるのかいないのやら。シムハンターならきっと我慢してくれると思って続きをいきます。
HHスパイラルの映像から四次元球とクラインの壷の関係を明らかにしてみたいと思います。詳しくは、下記を参照してください。
http://momloveu.com/titom-teller-j/index.files/Page535.htm
以下、編集的引用しました。
三次元の球(例えばゆで卵)をナイフで切ってみましょう。切り口は円になるでしょう。切り方にもよりますが大小様々な円が現れます。同じように、四次元球をナイフ(隠喩)で切ると大小様々な球が現れるでしょう。この球を泡と呼ぶことにします。これを複素平面で表現すると「ナイフで切る」というのは、複素平面を「回転させる」となり、「泡が現れる」とは実軸に三次元球が生成されるという意味になります。
宇宙の泡構造はこのようにして生成されたのでしょうか。そんなに単純ではないとは思いますが、ともかくも、宇宙はなにもかもが、広すぎ、重過ぎ、寒過ぎ、熱過ぎ、大き過ぎ、小さ過ぎるのです。
銀河宇宙は想像を絶する大規模な構造です。銀河の巨大な泡構造がどのようなものかを知っておきましょう。「宇宙の大規模構造」を参照して下さい。
http://www.tsuitate.com/linkvp40.htm
以下、編集して引用しました。
宇宙の大規模構造とは、宇宙の中で銀河の分布が示す巨大な泡のような構造のことです。宇宙の泡構造と呼ばれることもあります。銀河は数百から数千集まって銀河群、銀河団を形成しています。この銀河群や銀河団が更に集まって超銀河団を形成していますが、この超銀河団は平面状の壁のような分布を示しています。この巨大な壁をグレートウォールと呼びます。1980年代になって、1枚のグレートウォールと他のグレートウォールとの間には、光を発する天体がほとんど無い領域があることが明らかになりました。
これを超空洞(ボイド)と呼び、その直径は1億光年を超えます。宇宙の大規模構造はグレートウォールと超空洞が複雑に入り組んだ構造ですが、これはあたかも石鹸を泡立てたときにできる幾重にも積み重なった泡のような構造です。つまり、泡の膜面たるグレートウォールには銀河が存在し、泡の中の空洞たる超空洞には銀河がほとんど存在しないのです。
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泡が三次元の球なら、ただの大きい丸い球というだけです。しかし、それが単なる大きい球ではなさそうなのです。四次元球を考えるときに忘れがちなことは、宇宙の大きさを錯覚しまうことです。どんなに大きくても、それを映像で見てしまうと私達の視野に入ってしまうと言うことです。光が届けば見えるということです。ですから、対象が無限であっても、その先は光が届いていないだけであると割り切ってしまうことです。
四次元能でも、うっかり間違いを犯していました。正四面体重合の解釈についてですが、正四面体重合は原子から大規模宇宙までの入れ子になっていると言いました。それはその通りですが、その終わりは示していませんでした。無限とは「果てがない」ことです。この「果てがない」という発想はおかしいと思わなくてはならないのです。
現生人が地球を「果て」のない平らな地面だと思っていたのと大した違いがないのではないでしょうか。現生人が地球の外から地球を見ることができなかったように、私達も宇宙の外から宇宙を見ることが出来ないだけなのです。宇宙は想像を絶する大規模な構造なのです。
戻ってくるはずのない彗星が戻ってきたように宇宙は閉じているのではないでしょうか。ビッグバン宇宙論も量子論も同様の錯誤をしているのではないでしょうか。どこまで行っても果てが無いのなら、つまり、無限大と無限小なら、いつになってもその先があるということです。
これは三次元脳の認識の限界なのです。無限=「果てがない」という錯誤があるのです。「宇宙は無限大ではない」を参照して下さい。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100078633356
また、「次元誕生の秘話」でも説明しましたが、無限を閉じ込めることができる方法を示しました。それは反転させることでした。反転させるということは、次元を上げることです。例えば、一次元の直線は無限ですが、これを次元化=収縮反転して原点に閉じ込めます。それを更に膨張反転して面とします。面は二次元ですから直線の無限はなくなったわけです。
この次元化の方法を使えば、三次元の無限もなくすことができます。しかし、その前に「果てがない」ということをおかしいと思う思考を持たなければなりません。
四次元脳は空間に「果てがない」というのは変だと思う「能=脳」です。そこが三次元脳の人間と決定的に違うところです。完全な四次元脳に変身した人間ではなくても、まだ三次元脳の人間でも「果てがない」ことのおかしさに気づくことができる方法があります。
それは「自分を映す鏡」を持つことです。前に突き進むしかできない猪にとって世界は「果てがなく」繋がっているのです。それに対して反省・自省・自覚するという意識を持つことは「果てがない」と思う意識から抜け出す方法なのです。もちろん、すべての三次元人間は「自分を映す鏡」を持っています。ここでいう「自分を映す鏡」とは、手鏡のことではありません。「自分を映す鏡」とは、宇宙とは自分のことであり、自分を映すことは宇宙を映すことです。宇宙を映すことは自分を映す鏡であり、即ち、それは四次元を映す鏡(ナイフの喩)なのです。
既に四次元のメガネというものを出しています。これとどう違うのでしょうか。四次元のメガネは四次元の構造がどういうものかを示すものです。三次元の現象が、どのようにして生成されるのかを教えてくれるでしょう。
それに対して四次元を映す鏡はどんなものなのでしょうか。四次元を映す鏡は四次元そのものを映す鏡ではありませんが、少なくとも四次元性を映す鏡です。その一端を担ってくれるのが、宇宙の外から宇宙を映すことが出来ると同じ効用をもたらす「ハッブル望遠鏡」です。ハッブル望遠鏡は三次元の鏡ですが、これによってより深い四次元球を想像することを可能にしてくれるのでしょう。
従って、四次元脳をもってハッブル望遠鏡の映し出す映像を見れば、それが四次元性を映す鏡というもののです。
ここで有能なシムハンターはおかしいことに気がつくでしょう。四次元のメガネがあれば、四次元性=イデアの力が見られるのですから、四次元を映す鏡など必要がないのではと思うではないでしょうか。
メガネと鏡の違いですが、メガネは装着するものであり、鏡は映すものです。メガネ=イデア論と鏡=述語的同一視論といっても良いでしょう。イデア論は、複素数的な思考によって解釈することであり、述語的同一視論とは、異なる現象から共通性・相似性を見出すというものです。共に四次元性を意識していることが前提にありますので、お互いは補完関係にあるのです。
この大きな宇宙が実際どうなっているのか、その大きさに惑わされないで、メガネと鏡を駆使して、本当の姿を見抜きましょう。その手掛かりは四次元の鏡に映った彗星にあることを既に示しました。「未来から戻ってきた彗星」を参照してください。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100077755560
電子も又、未来と過去を往来していることを「四次元時間回廊」で示しました。http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100078483941
こうしたことを踏まえて、先走って、「HH天体にはクラインの壷が隠れている」と言いました。下記を参照してください。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100068780299
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先走りは良くないので、じっくりといきましょう。電子は軌道を描いて原子の周りを廻っていますが、太陽の周りを廻る地球のように明確な軌道を描いているわけではありません。電子の軌道は雲と言われるような球になります。実はこの球状が四次元球ではないかと思っているのです。そうならばクラインの壷との距離はずっと近くなります。水素原子の軌道を参照して下さい。http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0030/part4/chap02/com2_6_1.html
以下、編集して引用しました。
電子は振動する波動性と粒子性の二重の性質をもっているという考え方から、水素原子の中の電子のエネルギーは、飛び飛びになっています。最もエネルギーが低い電子は、1s 軌道に次が、2s、3sと言う具合です。
1s 軌道の電子は、球形の分布をしていますから、その断面に電子がどのように見出されるかを描いて見ると、右図のように円形になります。
このような描き方を電子雲といいます。しかし、電子は雲みたいなものだと誤解しないで下さい。水素原子の中には、電子はひとつしかありませんから、もしも、その位置が観測できたとすると、それは一つの点となるはずです。そのような観測を繰り返したとき、雲のような図になるということです。雲のかけら、つまり、電子のかけらというものは、存在しないことに注意して下さい。
―――
電子の軌道は雲みたいであり、球の形をしているのですが、もし、その球がクラインの壷であれば、その軌道はクラインの壷に沿っていることになります。どうしてそういうことが言えるのかと言いますと、正四面体重合で述べたよう、電子雲の球の内と外は捩れているからです。パイプ(ジェット)が突き抜ける部分が四次元への回廊なのです。
電子は四次元(虚と実)を往復しているのですが、電子雲の球を三次元としか見なければ、電子の現われ方は虚の部分が見えないので神出鬼没に見えでしょう。実際は双曲線軌道の先では繋がっていて戻ってきていると考えるべきなのではないでしょうか。
水素は二次元物質であるといいましたが、ここでは四次元球であるとしています。どんな次元であれ、四次元=複素平面ですから、それを丸めると四次元球になります。ただし、実軸は二次元です。雲のように見えるから球状であるといっていますが、それは間違いです。一瞬一瞬は核と電子の関係ですから、厚みのない円盤です。二次元であっても虚に次元はあるのですから四次元であるというわけです。
そのように見ないで三次元脳で探し出そうと躍起になると、とんでもない場所に出てくるのです。とんでもない場所に出てくるように見えるだけなのであり、電子は過去と未来に行って戻ってきただけなのです。決して気紛れに散歩していたのではないのです。そこには未来/過去の回廊が存在しているのです。これが四次元時間回廊というものです。
鉄原子ができるプロセスで、HH30天体を例に示して手裏剣ジェットの出現が三次元直交座標を誕生させたと言いました。「手裏剣ジェットの出現」を参照して下さい。http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100074839588
この三次元直交座標空間というのは、実は四次元時間回廊が隠されている場所なのです。四次元時間回廊とはクラインの壷なのです。
三次元では川が流れるように時は流れます。それは渦が流れるからです。しかし、渦の中心では、球の内と外が入れ替わっていくのです。「爆発は宇宙サイクルの序に過ぎない」を参照してください。http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100078633596
以下、引用しました。
HH天体が内外反転する球だとすれば、それは四次元球であるでしょう。ですから、HH天体にクラインの壷を重ねてみたのですが、その形は、座禅をしている姿に見えないでしょうか。只管打座すると、心身脱落して、自我が抜け落ちます。点になるのです。その時が宇宙と一体となる特異点=空なのです。更に内観が進めば、円が現れるでしょう。つまり球に包まれるのです。これを一如といいます。特異点から渦が巻き始め、無限に向って、その逆の無限から特異点に向います。いや、無限ではありません。螺旋の時間回廊です。
これを複素平面で解釈すれば、HH天体には、次元化・現象化のプロセスがあり、空のダイナミズムがあります。内観とは、ゼロ次元から一次元の線、二次元の円、三次元の球への現象であり、一如というのは次元の畳み込みであり、ここには発散と収斂の振動があります。悟りにも宇宙にも次元化・現象化のサイクルがあるのです。宇宙にも収縮=次元化があるということは主流の理論では認められてはいないのですが、それは半分しか認識させられていない陰光のせいなのです。発散膨張が宇宙に真理であり、禅ではそれを悟りと称して瞑想=内観によって、それを感得するのです。
宇宙のどこかで衝突、拡散、爆発に遭遇したら、三次元に顔を出した四次元の尻尾だと思って間違いありません。そこでは時間が進んでいるはずです。光は半分しか私達に見せないようにしています。陰光には陽光というパートナーがいるとは既に述べましたが、私達は真の光=陽光を見ていないのです。ですから、陰光を追求していけば、陽光を見つけることが出来るかもしれません。その時こそが四次元への入り口が見つかるはずです。
とりあえずは、斥力=爆発している場所を発見することから始めましょう。
―――
直交座標空間の原点は円盤とジェットの交差する特異点です。原点は円盤の外側に通じる三次元世界と繋がっており、特異点は虚軸に繋がっています。複素平面で言えば、原点は実空であり、特異点は虚空ということになります。
ジェットは円盤と垂直の方向に突き抜けているのですが、これが四次元の虚軸の方向を示しています。ただ、噴出すのがジェットガスですから、虚は見えないはずなのでちょっと困ったことになります。一応ここでは、特異点の無の海から、直ちにジェットの一次元が生成されたのではなく、虚軸の陰陽イデアが生成されて、それがジェットガスとして見えたとしておきます。
更にもう一つ疑問があります。円盤を突き抜けていると言ったのですが、それは、串刺しのように上下は繋がっているのでしょうか。特異点は反転する場所ですから捻りがあるはずです。それと突き抜けの関係はどうなっているのでしょうか。-
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