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from: 生成門さん
2009年08月09日 11時14分22秒
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意識を発生させるアルゴリズム
意識を発生させるアルゴリズム
<カオスとの共振>
図の引用元http://homepage3.nifty.com/y_sugi/ch/ch10.htm
「微小管で意識が発生する」、「複素平面が意識を発生させる」と言いましたので、シムハンターの皆さんは混乱しているでしょう。微小管の方はこれ以上の探求は出来ませんので、複素平面の方を探求していきます。これからしばらくは<カオスとの共振>というカテゴリーで、カオスのページ
http://homepage3.nifty.com/y_sugi/ch/ch10.htmをナビゲータとして、その背景にある四次元性を示すアルゴリズムを探求してみましょう。意識を発生させるアルゴリズムと理解しても良いでしょう。以下、編集して引用しました。
既に、マンデルブロー集合図がどのように作られるのかを見てきました。これが意識の発生を解く鍵であるとも言いました。意識には形はないのですが、四次元ではこのように見えると理解しておきます。
人間には美意識があります。美意識とは、ある形(対象)を美しいと思う心ですが、その心は本能的に備わっていると思います。本能というと誤解されそうですが、遺伝子由来とします。微小管が空であると言ったように、空は遍在し且つ偏在するので、空は伸縮自在であり、{i*-i,i*-(i)}というカオス的な状態から現象化してきます。その場合に何らかの仕組みがあると思うのですが、PS理論http://ameblo.jp/renshi/では⇒+1、ないし⇒-1という差異の共振か反共振の分極化となります。ただ、アルゴリズムのような具体的な仕組みは示されていないので、四次元能としては、独自に解釈しています。これをイデア的アルゴリズムないしイデア的知性と言うことにします。
宇宙には泡構造やHH天体やソンブレロのような多くの美しい形があります。私達の地球上にも、美しい山や川などの風景、動植物の紋様があります。それらの形は多様ですが、何故、その様な形や模様が自然に生まれるのでしょうか。その仕組みを科学は教えてくれません。それらの形を人はなぜ美しいと感じるのかも教えてくれません。人がなぜ美しいものに感動するのかが分かれば、自然界に美しい形や模様が生まれるのかの理由もわかるのではないでしょうか。
予想できることは「形が生まれる」ことと「その形を美しいと感じる心」との間になんらかの述語的に共振する関連があるのではないかということです。述語的な関連とは関数的な関連であるということです。またまた難しい話になってしまいました。意識の由来を解明するためには重要なことなので関数について学習しておきましょう。
関数とは、入力された値に対してある決まった内容の計算を行い、入力された値に応じた処理結果を返す、数式、あるいは命令の集まりのことです。分かりやすい関数は皆さんも馴染みのエクセルの関数(SUM)でしょう。この関数はある範囲を指定すると、すべてを足して答えを出してくれるという便利なものです。関数といっても内部はプログラムされたものが入っているのですが、使う人にとってはそれを知らなくても使えるようになっているのが関数です。関数とは自動販売機のようなものなのです。
SUM関数の内部の仕組み(計算をしている)を、簡単に説明しますと、答えのセルをゼロにしておいて、最初のセルを足して、次のセルを足して、順次、最後まで繰り返します。これを式で表すとY=X(1)+X(2),,,,(Xn)となります。nが足す範囲であり、Yが答え、Xがセルの値です。
関数といっても、生年月日を入れると年齢を出してくれる関数、勤務時間と時給金額から給与を計算する関数から高度な科学的な計算をする関数までいろいろありますので、エクセルを使って確かめてください。
生年月日や手相などで占うのも一種の関数と見てもよいでしょう。要するに、関数とは、「足す」「計算する」「占う」などの述語によって結果を知るというものです。
つまり、関数とは述語的なブラックボックスのようなものであり、何かを入れると別(同じでもいい)の何かがある仕組みにしたがって出てくるものです。
例えば、焼酎を入れると、酎ハイが、ウィスキーを入れるとハイボールがでて来るボックスがあるとします。これは「ソーダーを混ぜる」という述語的な関数と見ることができます。
関数というより、機能(何かをする)と素直に訳したほうが分かりやすいのかもしれません。機能(何かをする)とは動詞ですから機能は述語となります。これが関数の本質なのです。
生物は生きるために述語論理http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100078752562を駆使していると言いましたが、
上の例では、ボックスやパソコンを使って述語的な何かをしているわけですから、使っている人間が述語論理を駆使しているとは言えません。パソコンもなかった原生人は、自分の感性で目の前にあるものが腐っていないかを確認して食べたのです。ですから、自ら関数型人間として振舞っていたと言えるのです。
現代人は余りにも生活が便利になりすぎたために、直感的な判断が出来なくなってきたと思いますが、それは述語論理、即ち関数的な知性をコンピューターに任せて楽をするようになったからだと言えるのでしょう。PS理論が教えてくれるような差異との共振、自他との共振などというような方向とはまるで反対の方向に行っているのが現実です。
しかし、ものは考えようです。コンピューターが関数的な知性を代替してくれるなら、それを活用しない手はありません。要するに、自我の強化のために使わなければいいのです。直感を研ぎ澄ますために使えばよいのです。直感的な判断=関数的な知性は、自我によって隠蔽され否定されているのですら、それを表に引っ張り出せばよいのです。関数的な知性をイデア的な知性と呼べるかどうかは、もう少し、吟味してからにしましょう。
自我から手っ取り早く開放されるには、瞑想や音楽や芸術が有効ですが、それがなぜ有効であるのかを、はっきりとマンデルブローは私達に教えてくれたのではないでしょうか。つまり、マンデルブローは自我的な知性(主語論理)とは別に、直感を働かせる関数的な知性(述語論理)という脳に潜在していることを示してくれたからです。四次元能はそれを更に踏み込んで、それが無意識であり、空であり、イデア的な知性ではないかというところまで行きたいのです。
それではマンデルブローが示してくれた直感のバックボーンになっている関数的な知性とやらをみてみましょう。
マンデルブロー集合図には複素関数が使われています。複素平面が意識を生み出すと言ってきましたが、通常の関数は実関数であり、実数平面上に展開されるものです。例えば、SUMは実数の和を求める関数です。
複素関数は複素平面上に展開されるのですから、複素関数が意識を生み出すと言っても良いでしょう。同じ述語でも、複素関数という述語は、生物の認識のような四次元的な特性を持っているのではないでしょうか。
複素関数は複素数を変数として持つ関数ですから、複素平面上に現れる様々な振る舞いということになるでしょう。複素平面とは四次元(空間)ですから、複素関数は四次元性(四次元らしさ)を表現するでしょう。直感などというのは
四次元性ですから複素関数で表現できるのではないかと思うのです。
もっと極論を言えば、あらゆる物理法則、あらゆる植物、あらゆる動物、すべての人間の心、あらゆる聖なる形など宇宙のすべての形に複素関数が潜んでいるのではないかということです。
これまでも、この世は本来四次元ですから複素平面で表現できるとしてきましので、改めて強弁することではないのですが、問題は、なぜ、そこから不思議な形が生まれるのかということです。その答えが複素関数だということを、実例を挙げて検証してみたいのです。
それを検証するためには、マンデルブローが教えてくれたように、複素関数を使って自然界の様々な形が作れれば良いのではないかと思うのです。マンデルブローがやったと同じやり方で、形を生成するアルゴリズムを浮き彫りにすれば、あらゆる形(現象)に複素関数が潜んでいると言えるのではないでしょうか。
似たようなアプローチとして人工生命があります。人工生命は、人間によって設計、作製された生命ですが、コンピュータシミュレーションすることで、生命プロセスと進化を研究する分野です。人工生命のコンピュータ・プログラムTierra(ティエラ)が有名ですので、下記を参照してください。http://ja.wikipedia.org/wiki/Tierra_(コンピュータプログラム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
以下、編集して引用しました。
Tierra(ティエラ)とは、生態学者のトーマス・S・レイが1990年代に開発した生物の進化を模擬するコンピュータ・プログラムです。人工生命の一形態として例に挙げられます。
ティエラは、起動するとコンピュータ内に仮想機械を作りだし、「スープ」あるいは「メインメモリ」と呼ばれる適当なサイズのメモリを確保します。スープは仮想生物が暮らすための空間であり、ここに展開されたバイトコードは仮想生物の遺伝子にあたります。仮想マシンは、遺伝子を機械語として解釈し、実行します。
それぞれの仮想生物は、仮想CPUのレジスタと実行ポインタを保持し、仮想機械がこれを順に切り替えることで、マルチプロセス的に仮想生物の遺伝子を解釈実行します。スープに格納された遺伝子は、一定の割合でランダムなビットが反転し、また仮想CPUはある確率でミスをします。
以上のような条件のもとで、仮想生物はメモリとCPU時間を奪い合いながら、自分の複製を製造する。メモリは、仮想生物にとっての餌であり、CPU時間はエネルギーである、と喩えられることが多いのです。
―――
人工生命はタンパク質によらなくても生物に似た生命を作り出せるということを示そうとしているのですが、大事なことは、そこにはアルゴリズムがあるのです。このアルゴリズムがマンデルブローの関数的知性、イデア的なアルゴリズムないしイデア的な知性と同じかどうかは分かりませんが、四次元能としてはマンデルブローをもう少し追いかけて見ましょう。-
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