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from: 生成門さん
2010年06月30日 21時37分26秒
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Re:人間認識概念図2(続き)
海舌さん
続きです。
次は、自己の客観化です。
第12の原理:すべての人間は自己の位置を確定することができる。
確定とは、自己を客観的に観察された事態です。以下、第8の原理:確定後は、実軸に配置するに従います。
「私は今死につつある」「私は死にそうだ」という表現は、ing状態ではありません。表現したのですから自己を観察できている状態であり、従って、自らを客観視しているわけです。つまり自らが自らを確定したのです。
> ポイントは、第4象限を、肯定的に観るか、否定的に考えるか、ですね。
第13の原理:すべての現象を肯定的・否定的に解釈することができる。
第14の原理:第1象限とは凸と+1の見えない領域である。
第15の原理:第2象限とは凸と-1の見えない領域である。
第16の原理:第3象限とは凹と-1の見えない領域である。
第17の原理:第4象限とは凹と+1の見えない領域である。
第18の原理:第1象限の作用とは凸凹の共振である。
第19の原理:第2象限の作用とは凸凹の反共振である。
第20の原理:第3象限の作用とは凸凹の反共振である。
第21の原理:第4象限の作用とは凸凹の共振である。
第22の原理:第1象限の凸優位の凸凹共振の結果を実軸+1(凸)と表記する。
第23の原理:第2象限の凸優位の凸凹反共振の結果を実軸-1(凸)と表記する。
第24の原理:第3象限の凹優位の凸凹反共振の結果を実軸-1(凹)と表記する。
第25の原理:第4象限の凹優位の凸凹共振の結果を実軸+1(凹)と表記する。
第13の原理のすべての現象を肯定的・否定的に解釈することができる例を示します。
恋愛中の場合:凸凹⇒ですから凸凹とも肯定的でしょう。
普通の裁判中の場合:凸凹とも肯定的でしょう。
自他共振ですから、肯定的な状態となるのは当たり前です。普通の裁判の場合、相手を裁くので、相手を否定すると解釈することもできますが、凸(裁判官)、凹(被告)としましたので、法律を守るという観点から、被告は認められたと考えれば、肯定なのです。検事と被告という構図では、また違った解釈ができるかもしれません。
さて、凸凹⇒から、切り離された+1はどうなるでしょうか。
第1象限の作用の結果、恋愛の場合:(男=凸・女=凹とします)では、互いを観察することになるでしょう。
凸優位の+1(凸)では、自己の内部では凸(自我)>凹(無我)、二人の間では凸(男)>凹(女)の関係になり形式的、打算的となるでしょう。
ときに凸凹⇒に復帰し、結婚にゴールすることもあるでしょうが、多くは破局、つまり、-1へ反転するでしょう。
男と女の関係ではどちらを凸としてよいでしょう。
自我(凸)・・・無我(凹)
男(凸)・・・女(凹)
自我(凸)・・・無我(凹)
女(凸)・・・男(凹)
第4象限の作用の結果、つまり、凹が優位の+1の恋愛の場合も、互いを観察するでしょう。
+1(凹)では、自己の内部では、凸(自我)<凹(無我)、二人の間では、凸(男)<凹(女)の関係になり、深層的、疑心暗鬼となるでしょう。ときに凸凹⇒に復帰し、結婚にゴールするときもありまますが、多くは破局、背信、つまり、凸-凹⇒-1へ反転するでしょう。
第2象限では、凸と-1(凸と凹の反共振)ですから、相思相愛の恋愛は成立しないでしょう。
第1象限、第4象限からシフトしてきた凸-凹⇒-1は、他がないing状態ですから失恋中です。
その他に観察されていない盲目的恋愛、つまり、片思いなどの例があるでしょう。
第2象限の結果、第1象限、第2象限からシフトしてきた恋愛の場合、破局、背信、つまり、凸-凹⇒-1から、-1となって、「別れ」として観測されるでしょう。
凸優位の政略結婚の場合を考えてみましょう。
第1象限、第2象限からシフトしてきた恋愛と違って、初めから凸-凹⇒-1ですから、相手を否定した形式的結婚です。
互いを観察するでしょうから、-1(凸)では、自己の内部では凸(自我)が主張し、凹(無我)を無視するでしょう。
二人の間では凸(男)が優位、凹(女)は劣位の関係になり、形式的、打算的となるでしょう。稀に凸凹⇒に復帰し、幸せになるときもあるでしょうが、多くは、凸(自我)が凹(無我)を否定し、凸(男)が凹(女)を否定するので、同居離婚、仮面夫婦となるでしょう。
第3象限の結果として凹優位の-1になるときの例は凹優位の政略結婚の場でしょう。
凹優位の政略結婚とは、観察できない凸-凹⇒-1から観察できる-1移行しただけなので、相手を否定していることには違いがありません。愛のない結婚などと噂をされ、凸優位の-1と見分けが付かないでしょう。
凸-凹とは、i*-(-i)=i*iですから、凸凸=凸ですから互いを観察しないのです。凸がすべてなのに凹優位の-1というのは変な解釈ですが、それが、何故、-1(凹)かといいますと、否定隠蔽された-凹がマグマとなり、事態をひっくり返すからです。
自己の内部では凸(自我)が主張を強め、凹(無我)は否定されるでしょう。二人の間では凸(男)が絶対優位、凹(女)は絶対服従の関係になり、深層的、猜疑的となるでしょう。
凸(自我)が凹(無我)を否定し、凸(男)が凹(女)を否定するので、同居離婚、仮面夫婦となるでしょう。
しかし、否定隠蔽された-凹が、マグマとなっていつ噴火するかもしれないのです。それが第3象限の結果、凹優位の-1の事態なのです。
これは、第3象限の否定的な例ですが、肯定的に位置付ける例を示します。
裁判は、第1象限の自他共振の例として取り上げました。自(裁判官)と他=被告(容疑者)は、自他共振、つまり、自肯定・他肯定の関係です。
これが普通の裁判なのです。自他共振が普通の裁判になるとは、一般的な感覚からするとおかしいかもしれませんが、裁判官は被告を容疑者として認めたのですから、裁判が成立したのです。
これが第3象限になるときは、自他反共振であり、裁判官が被告を容疑者として認めないのです。ですから、裁判が成立しないのです。
実際に、そのような裁判はいくらでもあります。検事側の控訴が棄却される場合がそれです。
第3象限の結果、凹優位の-1の実軸には、裁判官しかいないのです。被告は存在しないのです。この場合、否定された被告凹は、否定されたことを感動しているのです。
第26の原理:すべての解釈には解釈する人がいる。
肯定的・・・海舌氏(ホン・ギルドの影響)、生成門、ニーチェ、空海、親鸞
否定的・・・海舌氏、カント、最澄
> この図の場合は、単純、紋切り型に、近代的合理性を持たずに、直観的、体感的な判断で、世俗的、物質的欲望を目指す人間像を「悪」としてみました。
第27の原理:すべての解釈の解釈は解釈である。
第28の原理:すべての解釈の原点は、自他の共振関係、反共振から始めるべきである。
第29の原理:自他の自と解釈する自分を混同してはならない。
第30の原理: 解釈者はガウス平面の外にいる。
第31の原理:自他の設定は任意である。
第32の原理:自他の自を自分に設定することは自己の観察である。
第33の原理:二つのガウス平面を同時に設置して解釈することができる。
第34の原理:一つは凸=自=自我、凹=他=無我として、もう一つは、自=自分、他=他者などである。
第36の原理:自我を肯定し、無我を肯定する中庸状態は、第1、2象限の作用の結果として+1に配置する。
第37の原理:自我を肯定し、無我を肯定し、且つ自我優位の偏向状態は、第1象限の作用の結果として+1(凸)に配置する。
第38の原理:自我を肯定し、無我を肯定し、且つ、無我優位の偏向状態は、第4象限の作用の結果として+1(凹)に配置する。
第39の原理:自我を肯定し、無我を否定、ないし、自我を否定し、無我を肯定する中庸状態は、第3象限の作用の結果としての-1に配置する。
i*-(-i)⇒-1と-i*-i⇒-1
第40の原理:自我を肯定し、無我を否定する自我優位の偏向状態は、第3象限の作用の結果としての-1(凸)に配置する。
i*-(-i)⇒-1
例:西洋の芸術、宗教
第41の原理:自我を否定し、無我を肯定する無我優位の偏向状態は、第3象限の作用の結果として-1(凹)に配置する。
-i*-i⇒-1
例:東洋の芸術や宗教
自他反共振で凹優位が、何故、東洋の芸術・東洋の宗教かといいますと自=自我、他を無我・無意識と設定するからです。
西洋の自他の反共振では、他を否定するのですから、無我・無意識が否定されます。当然、無我・無意識の作用である東洋の芸術・東洋の宗教は否定されます。
否定隠蔽されたからと言って、見えなくなっているのではありません。
。ちゃんと表に出て観察されているのです。西洋から見ると隠れているだけなのです。ですから、第3象限ではなく実軸-1(凹)に配置するのです。
しかし、自我を否定し、無我を肯定する無我優位の偏向状態-i*-i⇒-1でみると、自我が否定されるのですから、無我・無意識が肯定されます。当然、自我・意識の作用である西洋の芸術・宗教は否定されます。
否定隠蔽されたからと言って、見えなくなっているのではありません。ちゃんと表に出て観察されているのです。東洋から見ると隠れているだけなのです。ですから、第2象限ではなく実軸-1(凸)に配置するのです。
これを纏めますと、
第2象限:i*-(-i)⇒-1反共振の作用(見えていない)
実軸-1(凸)科学や一神教
実軸-1・・・・・・
実軸-1(凹)芸術・東洋の宗教
第3象限:-i*-i⇒-1反共振の作用(見えていない)
となります。
> 第二象限の芸術、宗教は、西欧のものです。
> 東洋の芸術、宗教は第三象限です。
>
> さらに、哲学でも、第三象限は、トランス・モダン哲学と書きたいところです。
トランス・モダン哲学は第4ではないでしょうか。
第42の原理:自我を肯定し、他を肯定するもの、又は、自我を否定し、他を否定するものは、第1と4象限の作用の結果として+1(凸) 、+1、+1(凹)に配置する。
i*-i,-i*-(-i)⇒+1
例:トランス・モダン哲学
第1象限:i*(-i)⇒-1共振の作用(見えていない)
実軸+1(凸) トランス・モダン哲学
実軸+1・・・・・・
実軸+1(凹) トランス・モダン哲学
第4象限:-i*-i⇒-1共振の作用(見えていない)
> >>科学の検証主義
> 第二、第三、特に、第三象限に、解決の望みがあると思っています。
私の解釈では、科学は自我肯定、無我否定なので、第2、3象限になるのですが、トランス・モダン哲学は、第1、4象限
ですから大きな違いですね。
海舌氏の解釈
第1象限 日常生活
第2象限 科学・西洋
第3象限 東洋芸術、東洋宗教
トランス・モダン哲学
生成門の解釈
第1象限 裁判の例・・・普通の裁判
日常生活(常識に従うもの)
恋愛
トランス・モダン哲学
第2象限 裁判の例・・・冤罪の裁判
科学・西洋芸術・西洋宗教
非日常生活(革新)
政略結婚・離婚
第3象限 裁判の例・・・控訴棄却
東洋芸術、東洋宗教
第4象限 裁判の例・・・同情的な裁判
トランス・モダン哲学
> 最後に、私が立っている位置です。最近まで、「+1」だと考えてきました。今も、「+1」だと考えていますが、「+1」に居て、どうして、ダークマターの「-1」を想定できるのか、答えが出ません。
私、生成門が立っている位置は、相手によって変わります。PS理論に対しては、共感しているので+1です。ですが、現在の日常的な文明に対しては、環境問題を考えても反対ですから-1です。
ダークマターと私の関係は設定できませんので、私も答えがありません。
> 今回は、海舌が書きたいことだけ、書きました。質問を待って、さらに、相互理解を深めたいと思います。
お蔭様で、私の方はだいぶ整理できましたが、これでよいのかという悩みがあります。
又、日常生活を+1としたのは、現状に満足している人は、自他共振しているので、それで良いと思っているからです。
自=自分、他=生活であるわけですが、
現状に満足していない人は、当然、生活を否定するのですから、自他反共振となるわけですから、-1になるわけです。
つまり、日常生活=+1は、正確に言えば、日常生活を肯定する解釈位置です。日常生活自体が絶対的位置を占めることはないのです。解釈者の立場で決まることなのです。
従って、日常生活=ー1もありうるわけです。家出人やホールレスにとって、日常はつらいものです。ですから、日常生活を否定する解釈位置です。
スローライフ者やエコロジストは-1でしょう。
この論理は政治の体制、企業の経営などにも当てはまると思います。
体制の中心にいる党は権力を握っていて現状を肯定しているので+1、その党が野党になれば-1です。
起業家は既成の価値を否定して起業したのですから、現状を否定してあり、-1、それが成功して成金亡者になれば+1です。
偽装献金者は検察の追及を恐れており、検察を否定しているので-1、それが時効になって逃れば+1です。
検察から見れば、証拠があり、犯罪行為として有罪を肯定していますから+1、証拠不十分で逮捕を断念すれば-1となるでしょう。
要するに、どちらの立場で、この認識の図に反映するかで、同じ対象を扱っても違った位置に配置されるのではないでしょうか。-
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コメント: 全2件
from: kaisetsuさん
2010年07月01日 17時36分36秒
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「Re:Re:人間認識概念図2(続き)」
生成門さんへ
物凄いエネルギーで、PS理論と「人間認識図」を分析されて、とても嬉しいです。
ネット一般でも、最近、特に、PS理論への関心は高まっており、
ブログ村の「科学記事ランキング」で、
『光の勢力と闇の勢力は「共立」している。』
と
『「ボルト・ナット説」はフェルミ粒子を容易に説明できる。』
が、ずっと10位以内、20位以内をキープしていました。
また、海舌ブログの閲覧者の多くが大学サーバー経由です。
PS理論は、奥が深く、知的好奇心を大きく揺さぶるようです。
PS理論の基本については、現在、別途、テキストを構築中です。
光と闇の世界を数学する
http://p.booklog.jp/book/1754
「人間認識図」についても、一週間程度以内に、今回の生成門さんとの会話で得たことも含めて、アップ予定です。
今後の御発展に期待しています。
海舌
> 海舌さん
>
> 続きです。
>
> 次は、自己の客観化です。
>
> 第12の原理:すべての人間は自己の位置を確定することができる。
>
> 確定とは、自己を客観的に観察された事態です。以下、第8の原理:確定後は、実軸に配置するに従います。
>
> 「私は今死につつある」「私は死にそうだ」という表現は、ing状態ではありません。表現したのですから自己を観察できている状態であり、従って、自らを客観視しているわけです。つまり自らが自らを確定したのです。
>
> > ポイントは、第4象限を、肯定的に観るか、否定的に考えるか、ですね。
>
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from: 生成門さん
2010年07月01日 20時10分29秒
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「Re:Re:Re:人間認識概念図2(続き)」
海舌さんへ
それはすばらしいことですね。
今後の発展を祈願しています。
>
> 物凄いエネルギーで、PS理論と「人間認識図」を分析されて、とても嬉しいです。
>
> ネット一般でも、最近、特に、PS理論への関心は高まっており、
>
> ブログ村の「科学記事ランキング」で、
>
> 『光の勢力と闇の勢力は「共立」している。』
>
> と
>
> 『「ボルト・ナット説」はフェルミ粒子を容易に説明できる。』
>
>
> が、ずっと10位以内、20位以内をキープしていました。
>
> また、海舌ブログの閲覧者の多くが大学サーバー経由です。
>
> PS理論は、奥が深く、知的好奇心を大きく揺さぶるようです。
>
> PS理論の基本については、現在、別途、テキストを構築中です。
>
> 光と闇の世界を数学する
> http://p.booklog.jp/book/1754
>
> 「人間認識図」についても、一週間程度以内に、今回の生成門さんとの会話で得たことも含めて、アップ予定です。
>
> 今後の御発展に期待しています。
>
> 海舌
>
>
>
>
>
> > 海舌さん
> >
> > 続きです。
> >
> > 次は、自己の客観化です。
> >
> > 第12の原理:すべての人間は自己の位置を確定することができる。
> >
> > 確定とは、自己を客観的に観察された事態です。以下、第8の原理:確定後は、実軸に配置するに従います。
> >
> > 「私は今死につつある」「私は死にそうだ」という表現は、ing状態ではありません。表現したのですから自己を観察できている状態であり、従って、自らを客観視しているわけです。つまり自らが自らを確定したのです。
> >
> > > ポイントは、第4象限を、肯定的に観るか、否定的に考えるか、ですね。
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