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from: 生成門さん
2010年08月21日 15時38分03秒
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ボルトとナットの動きから時間を可視化する
ボルトとナットの動きから時間を可視化する
<PSとの共振>
ボルトとナットの動きをガウス平面に映すとどうなるでしょうか。当然、回転して前に進むおねじと逆に向こうから近づいてくるめねじが目に浮かぶでしょう。この様子を絵にしました。この図は海舌氏の物性形成方程式http://blog.kaisetsu.org/?eid=811559
http://blog.kaisetsu.org/?eid=811564
を編集して引用しました。
先ず、二つの対となるFw、F-wの波があります。ます。それらは、共にサイン波(正弦波)とコサイン波(余弦波)からできていて、時間tと共に変化します。sin波とcos波についてはこちらを参照してください。http://izumi-math.jp/M_Sanae/Fourier/four_1_1.htm
そこで、二つの対となるFw、F-wの波を
Fw= (coswt,sinwt,t)
F-w=(cos-wt,sin-wt,t)
とします。
Fwは右回り、F-wは左回りを示します。
この二つの波がそれぞれ半回転(π)すると、
1/2(Fw + F-w) ⇒(coswt,0,t)=-1
となります。wt=πで、cosπ=-1となるのは、電卓で確認してください。
ところで、オイラーの式は
e^iwt= coswt+isinwt
であり、それと共役する波は
e^-iwt= coswt-isinwt
ですから
1/2(e^iwt + e^-iwt) ⇒coswt
で、Fw=e^iwt 、F-w= e^-iwtと置くと、
1/2(Fw + F-w) ⇒(coswt,0,t)
となります。
1/2(e^iwt + e^-iwt) ⇒coswtの式の意味は、Fwは右回り、F-wは左回りとしたことから、ガウス平面上を、プラス1の地点から、e^iwtが時計と同じ回りに、e^-iwtは時計と逆回りに回る波という解釈になります。
さて、何故、πやθがでてきたり、今度は角速度w(-w) まで出てくるのでしょうか。
それは円の回転で波を説明しているからです。しかし、回転だけでは波が前に進むというイメージは湧かないでしょう。
後半では時間の本質を暴き出すことになるのですが、時間はすべての現象に付帯してくる直線的な動きの要素です。ですから、どうしても時間を表に出してくる必要があるのです。そのために、円の運動から直線的な時間を引っ張り出す要請があるのです。これがθを時間が含まれる角速度で置き換える必要があるということの理由なのです。
角速度について勉強しておきましょう。http://www.kaiha.jp/kiwame/k03.php
以下、編集して引用しました。
sinθ,cosθという場合、θは基点から進んだ距離を意味します。このθが距離だとすると、どのようにして分かるでしょうか。
それを知る手掛かりが角速度です。角速度とは、秒あたりのねじAとBが動く距離です。つまり速さです。言い換えれば、ねじの進む距離は速さ×時間となるでしょう。
ですから、角速度(速さ)が分かれば、距離は時間で決まるということです。ここで、角速度をギリシャ文字ω(オメガ)とします。すると、距離は速さ×時間ですから、距離θは、時間tとするとθ=ωtと表すことができます。ですから、sinθはsinωtとなるわけです。
上の図を見ると円運動をしていることを暗示しています。「回る」という動きが、何度も何度も繰り返えされると想像できるでしょう。
ねじが同じ運動を何回も繰り返しているとき、その1回分の時間を周期と呼びます。
そしてこれはTという文字で表します。また、1回分で動く距離は、もちろん円周の2π、時間がT、そして速さがωとなっているわけです。
「距離=速さ×時間」は、「速さ=距離÷時間」とも言えますから、ω=2π/Tと書けます。このωを、任意の時間tに於ける距離θを示す式、θ=ωtに入れれば、θ=2πt/Tとなります。
―――
これで、e^iθ= cosθ+isinθが時間を含む式、e^iwt= coswt +isinwtと表わされることが理解できたでしょう。
Fwがガウス平面上をプラス1の地点から、時計と同じ回りの波、F-wを時計と逆回りに回る波として代表させたのですが、光の方程式ψ=Ae^iwt +Be^-iwtとの関係はどうなっているのでしょうか。
1/2(e^iwt + e^-iwt) ⇒coswtから1/2(Fw + F-w) ⇒(coswt,0,t)を導きましたが、1/2(e^iwt + e^-iwt)とψ=Ae^iwt +Be^-iwtは形が似ているようです。
Ae^iwtとBe^-iwtは、e^iwtとe^-iwtにAとBがついているだけで、本質的には変わりがありません。これは、半径の異なるA、Bの2点が、「時計と同じ回りと、時計と逆回り」に角速度 w(or -w) で回転している状況を表していると考えます。単位円として表現する場合は、このAとBを1としたと考えればよいでしょう。
より一般化した式は、ψ=Ae^i(kx+wt) +Be^i(kx-wt)ですから、ガウス平面上の e^ikx と原点を結ぶ半直線上でA、Bの半径を持つ点を出発点とします。
Ae^iwt とBe^-iwt は、それぞれが、AとBの半径で、上図のように、原点を中心として、二つの半径で同心円を描くように回転します。ただし、動く速さは同じですが、互いに逆回りに回転をしていると看做してください。
これで光の方程式ψ=Ae^iwt +Be^-iwtをボルトとナット説で説明したことになるのです。
何故そのようなことが言えるでしょうか。Fw、F-wからスタートして、1/2(Fw + F-w) ⇒(coswt,0,t)を経由して、1/2(e^iwt + e^-iwt) ⇒coswtからψ=Ae^iwt +Be^-iwtに辿り着いたわけです。
しかし、まだ、時間が表に出てきていません。そこで、ψ=Ae^iwt +Be^-iwtをψ=AF(t) + BF(-t)と置いてみましょう。
これはFw、F-wをF(t)、 F(-t)に変えただけですが、何をしようとしているのでしょうか。
ψ=AF(t) + BF(-t)の右辺は、ボルト・ナット説に於いて、Fw とF-wと同じくボルトとナットが回転しながら組み合う様子を表しているのです。
異なるのは、ガウス平面に垂直なZ軸方向の動きを時間軸に取ったことです。
Fw とF-w は、回転の右回りと左回りと定義したのですが、それをZ軸方向に展開すると、F(t)は時間の正方向に動く場合、 F(-t)は時間の負の方向に動く波ということになるわけです。
つまり、これは、ボルトが時間の正方向に、つまり、過去から未来に動き、同時に、ナットは、未来から過去へと動くということを意味しているのです。
本当にこのようなことが言えるのでしょうか。
そこで、Fw= (coswt,sinwt,t)をtの関数とします。このように置き換えるということは何を意味しているのでしょうか。
これがとても重要なことなので説明します。
Fw とF-wの場合は、正と負の符号はwに掛かっています。X-Y平面上にはtのZ軸は存在しないのですから、符号がwに掛かるのは当たり前でしょう。
つまり、X-Y平面上と言っていることの裏には、まだ見えていない要素があるということです。これは謎解きと思って、皆さんも答えを推理してください。何が隠れているのでしょうか。
符号がwに掛かっているということは、ボルトとナットは、時計と同じ向きと逆の向きに相互に相反して回転するということだけなのです。つまり、回転だけが見えているということです。
ところが、ψ=AF(t) + BF(-t)に於いては、
符号は時間軸に掛かるようにしたのです。
これは、ボルトとナットの動きには、時間が隠れているということを意味しているのです。隠れているものとは時間なのです。つまり、この時間とは互に逆向きに流れる二つの時間だということです。
X-Y平面上のボルトとナットには円運動以外しか見えてこないのですが、実際は、ねじは前に進むのですから、直線運動があるのです。つまり、ねじには螺旋運動があるのです。ところが、Fw とF-wでは、まだ、螺旋運動のすべてを表現していなかったのです。
螺旋運動は円運動と直線運動が含まれているのです。この直線運動が時間の仕組みだということです。そして、これを可視化したのが、Fw= (coswt,sinwt,t)をtの関数としたことの意味であり、これが隠れているものは何かというクイズの答えです。
つまり、ψ=AF(t) + BF(-t)がその答えなのです。時間をZ軸として見えるようにしたことが、ボルトとナットの時間の仕組みを浮き彫りにしたということなのです。
±ωから±tに、符号を垂直に方向に移動させたことは、単に時間を可視化したということに留まりません。この意味はもっと重要なことを含んでいるのです。
つまり、私達は時間の本質と真剣に向き合わなければならないでしょう。だって、そうでしょう。過去に流れる時間って一体何でしょうか。
私達が何げなく見ているのは、ボルトとナットですが、それはX-Y座標から見ているということです。何の変哲もない現象をただ見ているだけです。しかし、ここにZ軸が加わると、そこに異次元の世界が生成されたことになります。
X-Y座標で一回転するごとに、捻られて進むのですから、その度に、異次元の符号が二重(三重)のMPである原点を通過して、伝わっていると解釈できるでしょう。
±ωから±tに垂直移動させて、時間を可視化したと言いましたが、逆に、何の変哲もない現象をただ見ているだけが、実は±tから±ωに逆垂直移動させて時間を無時間(時間が進まない)にしたとも言えるでしょう。
この考えを推し進めていくと、複素時間という時間があるということになるでしょう。
もしそうなら、実時間と虚時間があるということになり、直感のような無時間で現れるようなaha!現象は虚時間を伴っているということになるでしょう。
つまり、ガウス平面でt=0のとき、共役現象は、MP2:i*-i⇒+1となりますから、これが無時間です。これが時間ゼロで直感が湧き出てくる瞬間の式ではないでしょうか。
瞼を閉じて目を開けて瞬間にして視界が開けます。これは現在の科学では説明が出来ません。どうして無時間で、これだけの大きな世界がこの小さな瞳に中に時間をかけないで収まってしまうのでしょうか。
この説明はこれからですが、直感のイメージは共立が主役ですから、物性形成MP1の-1と関係してくることが予想されます。
t=0のときに、連動して-1から+1に瞬間移動するなんらかのMP1とMP2の仕組みがあるということです。
これで、光の方程式をボルト・ナット説で説明できたことになるのですが、如何でしたでしょうか。
もっと、言えば、光は螺旋であるということも示したのですが、本当にそう思えるでしょうか。
光が何故前に進むのかの説明は右ねじの法則でも説明が出来ますが、何故、先行波があるのかについての説明は出来ていません。それに対して、ボルト・ナット説は、明確に説明してくれたのです。
本当は、光というのは右ねじの法則だけでは説明できないのではないでしょうか。光は決して真っ直ぐには進んでいないのではないでしょうか。虚にもぐりこんで、実に飛び出して来ているのであり、それには共立する先行波の存在が必要なのです。
このように考えると、光と闇がMP1(共立)とMP2(共役)した結果、虚時間経由で実時間が生成され、それと同時に、陽光だけが飛び出してくるのではないでしょうか。陰光がどうなったのでしょうか。それは、これからの問題です。
ところで、電子と陽電子の対生成という現象があります。これも、ボルト・ナット説明が出来るのでないでしょうか。
私達は、電子の存在は身近な電気としてよく知っているのですが、陽電子は何故か知りません。どうしてなのでしょうか。光についても、同じことが言えるのでしょうか。
過去から来た波(電子)と過去から来た波(反物質=反電子=陽電子)が出会うと消滅して、光子が発生します。
これは観点を変えると、過去から来た波(電子)が、光子を放出して、その波(電子)が「過去に遡る」とも解釈できます。
時間は遡らないとすると、反物質を存在を想定する必要がありますし、反物質を導入しないと時間は遡るのです。時間とは一体なんなのでしょうか。光と時間、それに電子、それらの関係がこれからの探求すべき課題です。-
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