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from: 生成門さん
2010年10月05日 16時03分30秒
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日本語に主語はいらない
日本語に主語はいらない
<PSとの共振>
上の「赤とんぼ」の図はhttp://www.icydog.com/micmt/htdocs/mt/archives/000572.htmlから引用しました。
PS理論では、MPの作用の結果である精神現象と物質現象を厳密に区別しています。しかも、それらは表裏一体であり、すべてはエネルギーの流れとして捉える必要があります。
現象が現れるためにはエネルギーが必要なのです。そのエネルギー源はイデアです。イデアからMPを介して+1に現れるのです。
エネルギー変換はMP1共役(凸i*凹i⇒{+1(凸i)・+1・+1凹i)}、MP共立(凸i♯凹i)⇒{-1(凸i)・-1・-1凹i)}の六つですが、これに擬装ルートを加え、+1に集約させると以下のとおり7つのルートとなります。
(1)自我優位のルート:MP2→+1(凸i)
(2)無我優位のルート:MP2→+1(凹i)
(3)中立のルート:MP2→+1
(4)自我優位のルート:MP1→-1(凸i)→+1(凸i)
(5)自我優位の偽装ルート:MP1→-1(凹i)→+1(凹i)→+1(凸i)
(6)無我優位ルート:MP1→-1(凹i)→+1(凹i)
(7)中性ルート:MP1→-1→+1
普段はMP2からのエネルギー供給ですが、自己否定しなければならなくなったときにはMP2の自我優位のルートは遮断されてしまいます。
中性のルートは使えますが、自我にとっては、余りありがたいルートではないでしょう。
無我のルートは、自我にとっては全く論外です。
従って、自我がプライドを捨てない限りは、自我を隠蔽してでも自我の再生を図りたいのです。
所謂、自己革新というケースですが、この場合は、MP1もルートを使います。ただし、ルート(4・6・7)はMP2の場合と同じ理由で使えません。
残るのはルート(5)の擬装ルートだけです。これが呉越同舟であり、復讐・リベンジ・再チャレンジのケースです。
自己再生・自己革新・リストラ・リエンジニアリング・人間革命・明治維新・革命・ルネッサンス・洗脳などと言われるものはすべてこのケースに相当します。
このケースでは過去との断絶、自己否定が求められるのですが、少なくとも、再生するエネルギーだけは確保できるのです。
(5)自我優位の偽装ルート:MP1→-1(凹i)→+1(凹i)→+1(凸i)のケースでは、-1から+1と+1(凹i)→+1(凸i)への二重の反転があります。
既に、-1(凸i)と-1(凹i)の分岐にはMP1の精神作用としてイデア由来の主語論理の思考と述語論理の思考が関係していることを言ってきましたし、また、言語としての+1(凸i)と+1(凹i)にも、主語論理の言語と述語論理の言語があるといってきました。
そしてこの思考が科学や宗教の分岐にも並行的な関係があることを示してきました。
凸i*凹i⇒+1(自我と無我)
凸i♯凹i⇒-1(自我意識と無我意識)
凸i*凹i⇒+1(主語言語と述語言語)
凸i♯凹i⇒-1(主語論理と述語論理)
凸i♯凹i⇒-1の-1の非在(思うこと)には、主語論理の思考(凸i優位)と述語論理の思考(凹i)に分岐するのですが、それが+1に反転して凸iないし凹i優位の+1の文化や宗教やその他現象となるのです。
そうなると主語論理と述語論理、主語言語と述語言語とは何かを示す必要があるでしょう。
特に、私達の日本においては主語論理を基盤とする英語圏ではないので、西田幾多郎の場所の論理を理解するには日本語を理解する必要があると思うのです。
私達の日本では敗戦によって、言語においても和洋折衷化しているのです。つまり、主語論理を基盤とする英語の影響を受けた凸i優位の日本語と述語論理基盤とする凹i優位の日本語が存在しているということです。
これらが鬩ぎ合っている状況を浮き彫りにすれば、思考の本質を発見できるのではないでしょう。日本語に於ける主語とは、述語とは一体何なのでしょうか。「日本語には主語はいらない」という説がありますので、http://www.yoshimura-s.jp/blog/?date=20080924ここから探ってみましょう。以下、編集して引用しました。
・ぼくは学生です。
・ぼくはコーラです。
という表現があるとします。
前者は「ぼくは」はこの文の主語であり、英語の「アイ・アム・〜」に相当します。
一方、後者の文は実は省略された形で、「ぼく(が欲しいの)はコーラです」、もしくは「ぼくはコーラ(が欲しい)です」が本来の意味です。
本来の意味がどうであるにしても、日本語では「主語」がなくても意味が十分通じてしまう「場」=社会・風土があるのです。
そもそも主語というのは、明治維新以後、学校で国語を教えるために文法を整備する過程で、手本にした英文法から導入されたのです。
ですから、もともと日本語には主語などなかったのです。日本語には「愛らしい」「赤ん坊だ」「泣いた」の3つの表現で会話が成り立つのです。
―――
ここで、言いたいことは、日本語は文脈依存であるから主語が要らないということでしょう。文脈依存というのは場所依存ということです。「空気が読め」「場所を考えろ」なんて言いますが、それも同じことを言っているのでしょう。
確かに、よく考えると私達の会話には、主語がない表現が多いことに気がつきます。「誰が」とか「何が」とかわざわざ言わなくても暗黙に分かっているのからです。
かつての日本人の生活はウナギの寝床、ウサギ小屋、長屋とかに象徴されるように、それだけ接触している密度が濃かったということでしょう。そこから、波風を立てないようにするために、必然的に「誰が」とか「何が」を省略する術を見につけたのかもしれません。
何か責任を追及するときにあからさまに「誰が」と言うと壁に耳あり障子に目ありの長屋という場所ですから、直ぐにうわさが立ってしまったことでしょう。
ですから曖昧な表現を得意とする風土が醸成されたことは容易に想像できます。狭い生活空間は癒しを演出する場でもあるのです。京都は気使いの文化といえるのですが、このような狭い空間から生まれた日本語には主語が徹底して省かれる方向に向ったのです。
京都は、かつては政治や文化の中心でしたから、そこから派生した「気づかい」の文化こそが場の文化だと言えるのではないでしょうか。日本のあらゆるところに気づかいがパックされていると考えるべきでしょう。
又、京都は、本音と建前を徹底して分ける文化でもあります。言っていることと思っていることには、相当の違いがあるのです。歓迎すると言いながら、玄関には箒を立てるといったことが現れるのです。
京都は(5)自我優位の偽装ルート:MP1→-1(凹i)→+1(凹i)→+1(凸i)が現れる場所でもあるのです。
偽装のことはしばらく置いて、主語が隠れる良い例を挙げておきましょう。誰もが知っている山田 耕筰作曲、三木 露風作詞の「赤とんぼ」http://momo-mid.com/mu_title/i_akatonbo.htmという歌には「主語」がないのです。
夕焼け小焼けの赤とんぼ
おわれて見たのはいつの日か
この2行目の主語は何でしょうか。多くの人は「赤とんぼ」だと思うのではないでしょうか。
「赤とんぼが、子供たちに追われて夕焼け小焼けをみたのはいつだったろうか」と作詞家が謳ったのだと思うでしょう。しかし、ここには深い意味が隠されているのです。
何が隠されているのでしょうか。
ピンポーンです。一応わらべ歌ですから、隠された主語は子供だと想像することは簡単でしょう。自分が子供のころを思い出すと何となくわかるような気がするのです。従って、先ずは、主語は「私」ということになるでしょう。
しかし、もう少し、場というものを考えて見ましょう。おわれて見たのは「いつの日か」とありますから、何時、どこでと想像して見ましょう。そこはどんな「場」なのでしょうか。
子供時代のことを思い出します。そこには、故郷の川や山があります。のどかな風景(場所)を思い出すのではないでしょうか。
しかし、その場所は遠い過去のことです。過去の場所というのは、もはや仮想の場、ノスタルジアな場所なのです。
そのような場所を想像できるなら、赤とんぼを追っかけていた「私」は、もしかしたら、前世の前世の前世ぐらいは、赤とんぼだったかもしれないと想像することも出来るでしょう。
トンボを追いかけていた自分から、トンボが自分であると反転しまいました。
場所にはそういう力がありそうです。
そうすると、やはり、主語は赤とんぼです。山田 耕筰と三木 露風は、そんなことを考えて謳を作ったのかもしれません。
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コメント: 全2件
from: kaisetsuさん
2010年10月06日 10時40分37秒
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「Re:日本語に主語はいらない」
生成門さんへ
楽しく、四連作、拝見しました。
PS理論の楽しさを満喫されて、書いておられるように感じました。
爽快な気分で一気に読みました。
海舌
> 日本語に主語はいらない
> <PSとの共振>
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from: 生成門さん
2010年10月06日 18時43分53秒
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「Re:Re:日本語に主語はいらない」
海舌さんへ
コメントありがとうございます。
PS理論の応用の仕方を間違えていないでしょうか。
どんどん指摘をお願い致します。
確かに楽しめるところまできたのですが、奥が深いので油断大敵です。
海舌さんの示した第四象限の陰謀策略の世界の意味がようやく分かってきたようなこのごろです。
生成門
> 生成門さんへ
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> 楽しく、四連作、拝見しました。
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> PS理論の楽しさを満喫されて、書いておられるように感じました。
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> 爽快な気分で一気に読みました。
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> 海舌
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