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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2010年12月04日 13時45分34秒

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    アルゴル・アート

    アルゴル・アート
    <フラクタルとの共振>

    岩田氏には二つの顔があり、一つは数学者の顔、もう一つは芸術家の顔です。どちらを取り上げるかでその文脈は全く異なったものになってしまいます。芸術家の顔お知りたいならhttp://www.yoshi-tex.com/IWATA/KiyoshiIWATA.htmを、数学者としての顔を知りたいなら、http://www.sophy.org/を参照すると良いとでしょう。

    しかし、科学と芸術との有意義な再統合を目的にしているという事からも分かるように、それらを完全に分離することは不可能のようです。その不可分性は、こちらに余すことなく紹介されています。http://www.rinne.co.jp/AESOP/20050803-IntellectualFortune.htm

    二つの顔をもった岩田氏を理解するにはアルゴル・アートについても理解しておく必要があるでしょう。

    アルゴル・アートとは、いわた・きよし氏のアルゴリズミック・アート、つまり、アルゴリズム・アート=算法芸術の総称であり、アルゴリズム、つまり、演算法に基づいた芸術と言う意味です。特にアルゴリズム版画と言った場合は、アルゴリズム考察を絵師、プログラミングを彫師、プリンティングを刷師の仕事とする、今様かつ最新手法の版画ということになります。

    アルゴリズム・アートを定義するとコンピュータとその周辺機器をツールではなく生産装置として活用した行為とその成果物(作品・商品)ということになります。

    アルゴル・アート、アルゴリズム・アートなどの新しいアートのモード(様式)が出現した背景にはコンピュータの存在は欠かせません。現代のより進んだ芸術はジェネレーティブアートと言われ、コンピュータソフトウェアのアルゴリズムや数学的/機械的/無作為的自律過程によってアルゴリズム的に生成・合成・構築される芸術作品を指しているからです。

    ジェネレーティブアートについては下記を参照してください。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88
    以下、編集して引用ました。

    ジェネレーティブアートはシステム指向の芸術活動であり、その特徴は創作方法としてシステムを使用する点にあります。ジェネレーティブアートと呼ばれるには、その創作活動が自己完結的で、ある程度の自律性を伴って行われなければならなりません。システムによる作品は、複雑系や情報理論といった科学的理論を擬似していたり、それらに基づいていたりすることがあります。

    ジェネレーティブアートのシステムは科学の各分野で見られるシステムとよく似ています。そのようなシステムは秩序と無秩序を体現し、同時に複雑性の度合いを様々に変化させ、予測困難な振る舞いを見せます。とは言うものの、原因と結果の関係は定義されています。

    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの音楽のさいころ遊びはランダム性に基づいたジェネレーティブなシステムの初期の例です。その構造は一方では秩序の要素に基づき、もう一方では無秩序の要素に基づいています。

    アーティストまたはクリエイターは、ある基本原則や数式やテンプレートなどの素材を設定し、そこに無作為または半無作為のプロセスが作用するよう設定します。

    その結果は設定された限度内にある程度とどまるが、微妙かつ大胆な変化を発生する傾向もあります。既存の芸術作品などを元にして芸術創作活動を行うという考え方はジェネレーティブアートの重要な要素の1つであり、そのプロセス指向の基本的性質を表しています。

    ジェネレーティブアートは芸術運動やイデオロギーではありません。単なる創作手法の1つであり、作品の意図や内容には関係しません。
    ―――
    アルゴリズム・アート、アルゴリズミック・アート、アルゴル・アートなどと違った表現をしていますが、これらはジェネレーティブアートに属するものとしてよいでしょう。

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