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from: 生成門さん
2010年12月06日 11時49分06秒
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ジャルゴン的現象
ジャルゴン的現象
<フラクタルとの共振>
上の図はhttp://dse.ssi.ist.hokudai.ac.jp/~onosato/SSI-IS2006/Report/term09/index.html
から引用しました。この図は一見したところでは無造作な点の集まりにしか見えませんが、うまく焦点をずらしてやるとその中に別の立体的な映像が見えます。これはランダム・ドット・ステレオグラムという画像ですが、この絵は脳の内にあるアルゴリズムを使って生成されたということを示すために引用しました。
今回は、脳の中には意識を生成するアルゴリズムがあり、その正体が何であるかを探求することにします。
アートと言うのは、仕事をするのと同じように人間の振る舞いです。当然そこには、表現するという特別な脳の働きがあるわけですが、その脳の働きには、何かしらのアルゴリズムがあると考えても良いでしょう。
もし、そのようなものがあるとすると、それはどのようなものなのでしょうか。
それを知る手掛かりが、現代のもっとも先進的なアートと言われるアルゴリズム・アート、アルゴル・アート、ジェネレーティブ・アートなどと言われるアートに潜んでいるのです。これらについては下記を参照してください。http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100099274417
ピカソやミレーの絵を見ても、それがどのような脳の働きで表現されたのかは分かりません。まさに脳の内部はブラックホールなのです。
このブラックホールという真っ暗な内部を開けて見たいと思いませんか。パンドラの箱を開けるようなことになるかもしれませんが、シムダンス・四次元能は未知との挑戦なのですから恐れずに開けてみましょう。
既に四次元能は、初めからパンドラの箱を開けてしまっていたとも言えるかもしれません。ティトム理論やPS理論との出会いはパンドラの箱を開けた結果の出来事だったのかも知れません。
その連鎖があるのでしょう。
PS理論のベクトル・モードという概念を理解しようとして漂流していたらフラクタル暗号という数学的な世界に飛び込んだ迄はまだ良かったのですが、今度はアルゴル・アートという全く異なるジャンルに辿り着いてしまいました。まさに、ルビコン川を渡るとはこのことでしょう。
でも、シムハンターの皆さんは、既に、何度もルビコン川を渡ってきましたので抵抗はないでしょう。
それにしても、あまりにも多くの概念がパンドラの箱から飛び出してきました。
宇宙のジェット(手裏剣ジェット)から仏教の空、道元禅の即非、アルゴリズムの働く明晰夢、それを支援するシムダイアグラム、そして、量子力学的不確定の世界、オイラーの式という世界で最も美しい式、万能回転盤のガウス平面、光と物がであう電磁領域、未来からやってくる波、カオスのメディア・ポイント、そして、ベクトル・モードといった聞きなれない用語=概念です。
いささかジャルゴンのオンパレードで食傷気味になった人もいるかもしれません。
でも、まだまだ、核心となるところまでは達していません。むしろ、これからと言うところです。
芸術と科学が融合する能の中の脳、いや、脳の中の能のモードなのですから、とんでもないジャルゴンがでて来るのは覚悟してください。
ジャルゴンというのは、その内容を分からない人には無意味な言葉であり、分かる人は新しいベクトルを感じる概念と映るでしょう。
ときには、そのジャルゴンが実に新しい多様な世界を開くことがあるのです。そのような現象をカオスとかフラクタルというようです。
常識では、ジャルゴンというのはあまり良い意味では使われないのですが、ジャルゴンを矛盾の現われと見れば、容易に理解できるでしょう。
アルゴル・アートはアルゴル=アルゴリズムとは数学的な概念であり、アートとは芸術ですから、相容れない二つの領域の概念を結びつけています。
これが単なる言葉の遊びで終わっていないことが注目すべきことなのです。
何が注目すべきかといいますと、実際の脳の働きや身体の振る舞いまでも、融合させていると言うことです。
これは、PS理論で言うところの対称性がそのままカオスの状態で、溶けたバターのような状態、つまり、即非で存在しているということが注目すべき点なのです。
つまり、即非の存在というのは人間としての本質的な存在のモードなのであり、それをジャルゴンという言葉で表現しているのです。従って、芸術と科学を融合させるアルゴアートというのは、矛盾そのものなのですが、それは人間そのものが矛盾した存在だからなのであり、アルゴアートの方が自然なアートなのです。
つまり、何が注目すべき点かという問いに対する答えは、ジャルゴンは本質を表現しているということがその答えなのです。
このことをPS理論流で考えて見ましょう。
矛盾とは相容れないものが呉越同舟することであり、即非のことであり、即非の出目は、「混沌(カオス)としての空っぽの器」=即非の矛盾=MPにあり、そこからあらゆる物が生成されると考えるのです。
あらゆるものを生み出すのが空=MPなのですから、脳の意識の現れであるジャルゴンもそこから生まれるのは当然のなりゆきです。
ジャルゴンを生成するMPの本質は、即非的な陰陽対称性にあります。それは普通では、陰と陽に分離して、つまり、対称性が破れて表出します。現象が多様であるというのは、この対称性の破れのよることが多いのです。
言い方を変えると多様なモードとして現われるという表現になるでしょう。
もっといえば、その根源にはイデア《陰陽の対称性》があり、それを媒介するのが即非のMP=カオス・フラクタルな空であり、ベクトル・モードとなって多様な現象として表出るということです。
ベクトル・モードとは、電荷がプラスとマイナスと言った具合に分離して、つまり、対称性が破れて現れ出てくることを言います。
ここには、イデア→カオス・フラクタル→MP(空)→モード→現象という一連の流れ、仕組み(アルゴリズム)があるということです。その逆もあります。
ところが、対称性が破れないで、つまり、PS理論で言うところの対称性がそのままカオスの状態で、溶けたバターのような状態、つまり、即非で存在することがあるのです。
その一端をジャルゴンという言葉が示しているのです。このような現れ方がMPの多様性の一つとして潜在しているのです。
通常では、芸術と科学は、片や、右脳優位の領域であり、片や左脳優位の領域ですから、芸術家と科学家とは、垣根で分離されているのですが、両方を受け持っている人もいるのです。それが平成のダビンチと言われる岩田氏なのです。
このようなジャルゴン的現象は岩田氏だけでなく、四次元能全体がジャルゴン的現象だといっても良いでしょう。これがMP由来の現象であり、特別だということでもないのです。
元来、芸術と科学は分離していなかったのであり、自我の発達共に、芸術と科学は分離したのですから、ジャルゴン的現象が異端モードであるというのは、自我のほうから見た表現でしかないのであって、ダビンチなら、きっと自我の方が異端であるというでしょう。
ベクトル・モードを、陰陽が分離して対称性が破れる現象とすると、対称性が破れない即非の現象=ジャルゴン・モードがあることになります。
これは、MPの即非がそのまま、対称性が破れないで、つまり、PS理論で言うところの対称性がそのままカオスの状態で、溶けたバターのような状態、つまり、フラクタルな現象として表出すことがあります。
これを、ベクトル・モードに対してジャルゴン・モード、カオス・モード、フラクタル・モードと言えるのではないでしょうか。
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