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from: 生成門さん
2011年02月11日 21時11分22秒
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易+科学=イデア科学モデル
易+科学=イデア科学モデル
<赤の女王の命令を遂行せよ>
ループすることが脳の発生に関係するのではないかという観点でフィードバック・ループを見てきましたが、フィードバック・ループからは意識が発生しないということが分かりましたので、フラクタルなループとどこが違うのかという点が探求の的となってきました。
脳はループしているということを前提として、隔離性障害の観点から脳を科学しているのが大東氏です。詳しくは、「隔離性障害の脳科学」http://island.geocities.jp/i53272jk/DissociationNeural.pdfを参照して下さい。
大東氏の観点は、何故、脳から意識が発生するのかと直接問うのではなく、発生するはずの意識が何らかの原因で消滅するという観点から考えているのですが、後で、詳しく探求して行きますが、隔離性障害が起きるのは脳内のループに異常が起きるからと見ているようです。
サーモスタットが故障すれば、温度がコントロールされなくなるので、室内の温度は外界と同じになってしまうでしょう。これもループがなくなったからです。
温度と意識を同じに扱うことはできませんが、似たところはあるので、フラクタル・ループを考える点でフィードバック・ループを理解しておくことも必要だと思っているのです。
地球をガイア(生命体)と看做せば、ここにでも同じ事が言えます。地球は一つの生命体であり、循環しています。つまりループしているのです。そのループの一部が途切れると、生態系全体が破壊されてしまいます。これが気候変動によって今まさに行われつつあるのです。
これらの例からも分かるようにループの障害という観点から内部構造を見ていくアプローチは有効であるように思われます。
ところで、大東氏の隔離性障害に関してのアプローチはエーデルマンの神経細胞群選択説=TNGS(Theory of Neuronal Group Selection)に依拠しており、その核となるのがダイナミック・コア仮説です。その中で「再入力」という原理が重要です。ですから、これについても、後で、詳しく探求して行きますが、詳しくは「DESIGN IT! w/LOVE」http://gitanez.seesaa.net/article/30694070.html
を参照してください。
さて、役者(ナビゲータ)が揃ったようですが、まだまだ大物が出てきます。
内部の探検ということになると、ミクロの決死隊のようにスケールを小さくしたり、抜け出すときには大きくしたりしなければなりません。前人未到の世界を探検するですから、未知とも遭遇するでしょう。
アリスのように巧く抜け出せるでしょうか。
四次元能は、編集的引用という特殊な引用方法を使っていますのでリスクがあります。ハートの女王に遭遇すればたちまち首をはねられてしまうかもしれません。
リスクのある引用などしなければよいのですが、時間短縮のためには「適切な引用」は今後も必要でしょう。
問題はその引用するテキストが難しい場合です。そのまま引用したのではとても理解できない場合です。
きちんと引用と解釈を区別することはもちろんですが、難しいテキストをそのまま持ち込んでも意味があるとは思えません。できるだけ、難しいテキストの引用は避けたいのです。
アイデアはアイデアとして尊重して、オリジナルを侵害しないように注意して、創造的な解釈をしていきます。
カットアップ(テキストをランダムにして組み合わせる)やフォールドイン(折り畳む)という編集の手法を使えば問題はないのでしょうが、独自のテキストとして生成するのは結構大変な作業となるのです。
もし、それができるなら超編集術の完成と言えるでしょう。
四次元能は、SF(科学的フィクション)ではなくSF(科学の匂いのするファンタジー)なので、早くそのレベルを目指したいと思っています。
今はまだその開発途上だということですね。
ということで、次にお出ましを願うのは、易とフラクタルを図(形)という観点から機能に視点を転換して意識の生成を説明しようとする北里大学の佐藤亮平氏です。詳しくは「陰陽理論と現代科学」http://www.jsyys.com/transactions-RS.pdfを参照してください。
佐藤氏は科学ではない陰陽理論を科学に取り込もうとしているのですから、イデア科学のモデルと言ってもよいでしょう。四次元能にとっては、大変に心強い助っ人になるでしょう。
以前に取り上げた岸氏の「現代物理四仏教を考えページ」http://www6.ocn.ne.jp/~kishi123/もそうでしたが、現象が現れる仕組みとして、ファインマンの経路積分をもった華厳構造が背後にあることを教えてもらいました。
これも科学ではない仏教を科学に取り込もうとしている例ですし、このような試みはイデア科学を構築する上で大変強力な援軍となるでしょう。-
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