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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2011年06月14日 21時47分05秒

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    絵に描いた餅

    絵に描いた餅
    <観念的同時の認識の深化>

    「疑いようのない接続」の謎を解く続きです。

    絵に描いた餅(+1)は現実の餅(+1)ではありませんが、表現された絵は3次元空間に存在する仲間(+1)として認めましょう。

    そして、絵の餅と現実の餅とは大同小異として同一視するのです。

    しかし、私達の常識的では、「絵に描いた餅にすぎない」と言って、絵の餅と現実の餅とは大いに異なると言っていることも現実です。

    だからと言って、「絵に描いた餅」を-1としてはなりません。

    確かに、「絵に描いた餅」が現実の餅ではありませんが、「絵に描いた」餅(+1)であって、「心に描いた」餅(-1)ではないのです。

    「心」・・・・「心遣い」
    と同じく
    「心に描いた」餅(-1)・・・・「絵に描いた」餅(+1)
    なのです。

    表現されたもの、描かれた物、行動した事、言ったことはすべて+1、思ったことはー1なのです。

    「+1と-1の違い」がはっきりすれば、絵の餅と現実の餅とは大同小異として同一視できる理由も分かったと思いますので、これで心置きなく、複雑な相互作用(-1⇔+1)の回路のメカニズム、即ち、「疑いようのない接続」の謎解き入って行けるでしょう。

    「絵に描いた餅」は、現実を無視した観念的だからと言って、-1の位置付けしないことが肝要であり、あくまでも人を批判する言葉ですから、それは+1の世界に出てきた出来事です。

    現実主義者と理想主義者の対立であっても、それを+1と-1に配置してはならないのです。

    これが+1と-1を区分する原理です。

    この原理によって、私達は+1と-1の錯綜した世界、複雑な相互作用(-1⇔+1)という「疑いようのない接続」に支えられて生きていることが分かってくるでしょう。

    その様子を垣間見ておきましょう。

    現実主義者(+1)は、現実的に不可能なことを言って(+1)も、切迫している現状では方法(+1)がないのに、あれこれと考える(-1)だけで行動(+1)しないのは、時間の無駄(+1)であり、現実を何とか修正(+1)してでも、先に進むしか道(+1)はないと考えて(-1)いるから理想主義者(+1)を批判(+1)するのです。

    絵に描いた餅の場合も同様です。

    現実の存在する餅(+1)から描く人の心に餅のイメージ1(-1)が形成され、そのイメージを編集してデッサン(+1)して、抽象された餅のイメージ2(-1)が形成され、何度か繰り返された後に、絵に描いた餅(+1)が完成されるでしょう。

    ここには、-1と+1のループ(疑いようのない接続)があります。

    現実主義者は自分の信念(-1)は、餅のイメージ1(-1)であり、理想主義者の信念(-1)は、餅のイメージ2(-1)であり、あなたの信念と私の信念とは違うぞ!と言っているのです。

    ただ、信念というのは見えないのですから、理想主義者の言動(+1)と絵に描いた餅(+1)を同一視(同じ仲間として認識)して、あなたの言動(+1)は描いた餅(+1)だと言っているのです。

    これをもっと詳しく言うと、現実主義者の餅のイメージ1(-1)=信念と理想主義者の餅のイメージ2(1)=信念が異なることを類推して、現実の餅(+1)と描いた餅(+1)は、次元的には共に+1なので、同じ仲間なのですが、同じ仲間でも、現実の餅(+1)と描いた餅(+1)では、違うぞ!と言っているのです。

    確かに、

    現実主義者の信念(-1)・・・・・・現実的行動(+1)
    理想主義者の信念(-1)・・・・・・理想とされる言動(+1)
    ですから、私(現実主義者)の信念とあなた(理想主義者)の信念は異なると言えるのです。

    +1と+1の違い、-1と-1の違いも、重要であることには間違いないですが、それを、更に区別するためには、複素平面の四つの象限の意味をしっかりと確定しなければなりません。

    この後で、精神的身体の概念を導入して、更に、深みのある探求ができる思考の道具としての複素平面にしていきます。

    それより重要なことは、-1と+1の違いなのです。

    +1と+1の違いは{森、山、川、犬}であり、それらの間には物質=点であるということで同一視できるのです。

    -1と-1の違いは{森、山、川、犬のイメージ}であり、点のイメージに抽象されるので、同一視できるのです。

    しかし、-1と+1は、魂と身体は絶対に同一できないように、不連続であり、同一視できないのです、しかし、接続しているのです。

    -1と+1の違いは、-1と-1や+1と+1の違いとは本質的に異なるのです。
    続く。

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