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from: 生成門さん
2011年08月21日 16時54分14秒
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光子は陽子と電子でできている?
光子は陽子と電子でできている?
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン>
ペンローズは仏教を物理に取り込んだのでしょうか。
ペンローズ自身、物質そのものが、ある意味では精神的な存在であるとさえ言えるといっているぐらいですから、そのようなベクトル(流れ)はあるかもしれません。
実際にそれらしき証拠を示して見ましょう。岸氏の「現代物理と仏教を考えるHP」
http://www6.ocn.ne.jp/~kishi123/page053.htmlから引用しました。
スピノールのイメージは、ばね秤のばねや、ワインの栓抜きのイメージです。
螺旋です。
私たちを作っている電子は、このワインの栓抜き1つでできています。
そして、光子は、ワインの栓抜き2つでできているのです。
重力の元とされる重力子は、ワインの栓抜き4つでできています。
ツイスター理論を提唱したペンローズは、時間や空間もこのワインの栓抜きでできていると考えたようです。
時空が究極的な根源的な存在ではなく、その時空も、さらに根源的なスピノールつまりワインの栓抜きでできていると考えたわけです。
彼によれば、時間や空間は、このワインの栓抜き、あるいはばねのネットワークでできているとの事です。ノードとリンクでできているらしいのです。
リンクがワインの栓抜きやばねのイメージです。
華厳経の中の梵網経に、帝釈天の世界には帝網(たいもう=インドラネット)という網が、はりめぐらされているそうです。
私たちはお互いに、蜘蛛の巣の糸のように見えない糸で結ばれていて、その結び目はすべてを照らして互いに映しあう水晶の宝珠でできているといわれています。
ひとつの宝珠が鈴のように鳴り響くと、それに応えるかのように結び合う帝網が共鳴し、鈴の音が次々と鳴り響き、宇宙の妙なる交響曲を奏ではじめるのだそうです。
ノードは、結び目の水晶の宝珠に対応し、 リンクは、蜘蛛の巣の糸に対応するような感じです。
但し蜘蛛の巣の糸は、線状に伸びているのではなく、ばね秤のばねのように螺旋状に伸びているわけです。
―――
栓抜きとかインドラネットというのは、物質的イメージですが、物質そのものが、ある意味では精神的な存在であるということを何とか示そうとしたのですが、如何でしょうか。
これでペンローズが仏教を取り入れたとするのは安易過ぎるかもしれませんが、少なくとも、脱3次元的発想をしていると言えるのではないでしょうか。
ペンローズは世界に名の知れた物理学者ですが、日本では、あまりペンローズは評判が良くないようです。やはりペンローズの発想は想定外(異端)なのでしょう。
ペンローズほど有名ではないのですが、似たような考え方をする人(品川次郎氏)もいるようです。
「時間と空間は光が作る」http://www.ology.jp/image/A5D0A5A4A5F3A5C01.pdf
「複素電磁空間概念と特殊相対論、及び、ゼロポイントエネルギーによるエネルギー問題の解決する方法」
http://www.ology.jp/image/A5B5A5A4B2CAB3D8CFC0CAB8BAC7BDAAA3B9A1DDA3B1.pdf
を参照してください。
品川氏については、光を複素化していますので、四次元能としては、いずれは取り上げるべき人だと思っております。
再び、ペンローズのツイスターに戻ります。
岸氏は、電子はワインの栓抜き1つでできていて、光子はワインの栓抜き2つでできていると言っています。ということは、光は電子であるということになります。
四次元能では、光は電子であるといってきました。電子が世界を作るともいったのですが、電子が光なら光が世界を作ると言っても良いわけです。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100096524326を参照してください。
確かに、光から電子対が生成したり、電子が衝突すると、光を出して消滅します。ですから、光は電子であるいう言い方もできるのですが、やはり、光は光、電子は電子だとも言えます。
このことはファインマンダイアグラムで表現された「排斥する二つの電子」を見た方がよくわかるでしょう。下の図はhttp://blog.goo.ne.jp/chipndale97/e/9fb76b17bb37ae99cca7c172d48aa9f8から引用しました。
―――
図のe-が電子、e+が陽電子、〜は光子です。
何故、光が電子に、電子が光に変わるのでしょうか。それを言うためには、その構造がどうなっているのかが分からなければなんとも言えないということです。
そこで、「光は電子である」ということを主張しているユニークなHP「量子力学と特殊相対性理論の密接な関係」http://www.geocities.jp/antigraviton132000/index1.mht
があります。以下、引用しました。
光陰矢の如し 歳月人を待たず………………定年を過ぎて過去を振り返ると、まさしく時の過ぎ行くのは速いものである。しかし、その時とは、何であろうか。原子時計があって初めて時が正確に計れる。しかし、この時は人間の科学技術の時であって、他の動物、植物、微生物等は同じ時を共有しているのか。それぞれ、寿命が異なるのに。
色即是空 空即是色…………………色を光、空を時空間そして即是(すなわちこれ)をローレンツ変換と考えると、アインシュタインの特殊相対性理論を意味しているのではないか。
―――
なかなか意味深な冒頭から始まって、
「光子は陽子と電子からできている」
http://www.geocities.jp/antigraviton132000/Chapter11.mht
を図入りで説明しています。
つまり、円周上を回転する電子陽電子対が光子を形成し、空間を形成しているというのです。http://www.geocities.jp/antigraviton132000/Chapter13.mht
ところが、このスピン1の光子が分極すると、スピン1/2の電子と1/2陽電子が発生するというのです。
http://www.geocities.jp/antigraviton132000/Chapter22.mht
これを戸上氏の同心球面対を使ったDEEPモデルhttp://www.lib.tezuka-gu.ac.jp/kiyo/nTEZUKAYAMAGAKUIN-UNI/n5PDF/n5Togami.pdfで表現すると、複素平面上の単位円が光子ということになります。
+1が陽電子、-1が電子であり、スピン1/2を持って回転していると想定されます。しかし、単位円の光子としてみるとスピン1となります。
これで、ペンローズのツイスターの正体が光であり、光が時空を作り、その構成は二つのスピノール(電子)、つまり、光の「平方根」が、ペアとしてあるということになりました。
ここで言いたいことは、想定外を想定するとは異端的に考えるということであり、異端の代表であるペンローズ的に考えるということになるということなのですが、無理があるでしょうか。
もう少し、補足すると、ペンローズ的の考えるとは、3次元空間での思考をやめにして、複素平面ですべてを考えることになるということになるのです。
これこそが想定外(異端)の想定(発想)でしょう。
ペンローズはツイスターという概念を持ち込んだのですが、極論すれば、光を複素化した、つまり、光をイデア化したということなのではないでしょうか。
更に、付け加えると、場の量子論をイデア科学にしたということなのではないでしょうか。
これは四次元能がもっとも探求したいこと、つまり、精神と物質を精神優位で融合することであり、唯識的現象学を誕生させたと言えるのではないでしょうか。
物理というのは機械的、物質的、唯物的世界観ですから、唯識、唯心などとは水と油の関係であり、仏教を科学すると言っているようなものですから、常識的な人からすれば、これは想定外となるのでしょう。
続く-
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