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from: 生成門さん
2011年09月02日 17時49分40秒
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刑事事件の複素化1
刑事事件の複素化1
<観念的同時の認識の練習>
光の方程式とキアスム則を応用して刑事事件を複素化してみましょう。
光の自己認識は+1からスタートします。認識とは複素平面上の単位円を回転することです。
もっと言えば、+1から虚を経て実軸の凸(+1)と凹(+1)に分岐して現れることを外の認識と言います。
また、-1からスタートする内の認識もあります。
内の認識は虚を経て凸(-1)と凹(-1)に分岐して現れる精神の作用です。
+1が外から来る光の認識という意味で外の認識、-1を頭の中で想うという意味で内の認識ということができるでしょう。
この光の方程式を、殺人事件を解決する刑事の認識に応用したらどうなるでしょうか。
巧く方程式が解け、事件も解決できるでしょうか。
それでは始めます。
サスペンスドラマは殺人事件が起きたところから始まることが多いですね。
事件勃発!・・・は実軸の+1、つまり、現場で事件が起きたということを意味しています。
事件が起きた瞬間は、刑事は事件を知っていません。従って、刑事にとって客観的にも主観的にも事件は存在(+1)しません。当然、刑事の頭の中にも事件は存在(-1)していません。
やがて通報があり、事件を知ることになります。名前のない刑事では迫力がないので名刑事コロンボとします。
コロンボは事件の知らせを受けたことで、事件の存在(+1)を知ることになり、又、ぼんやりですが事件のイメージ(-1)ができます。
ここまでを式で表現すると+1⇒凸iと+1⇒凹iの分岐プロセスになります。しかし、-1の式はまだ明らかではありません。
何故、⇒凸iと⇒凹iに分岐するのかですが、それが光の本質だからです。光は初めから陰陽の即非の光なのです。意識が対象に志向したとたんに分岐するのです。
これが意識の流れの+1⇒{(1⇒i)*(i⇒1)}⇒{(1⇒-i)*(-i⇒1)}の意味なのです。
しかし、+1⇒{(1⇒i)*(i⇒1)}⇒{(1⇒-i)*(-i⇒1)}は⇒+1となって初めて、認識が生成されたと言えるでしょう。これが自覚された認識ということでしょうか。
自覚的認識においては+1⇒( )⇒+1となることが重要なのです。
ただし、+1⇒と⇒+1の内容は同じではありません。⇒+1の+1には前の状況が含まれているのです。従って、+1⇒( )⇒+1は螺旋的発展の認識となります。分かりやすく言うなら学習(再入力)ということでしょう。
事件の知らせを受けたところまでを式で言えば、前半1⇒iと1⇒-iが同時に進んだことになります。
事件の知らせを受けたコロンボはどうするのでしょうか。
コロンボは「本当か?」と確認するでしょう。そして、事件が本当であることを認識するのです。
これがi⇒1と-i⇒1の同時進行の意味であり、結果として、+1⇒{(1⇒i)*(i⇒1)}⇒{(1⇒-i)*(-i⇒1)}⇒+1の認識のループが閉じることになります。
言い換えると、第一象限と第四象限が同時に進んで閉じたことになりなります。
しかし、ドラマでは事件発生、通報、確認、認識といった+1⇒{(1⇒i)*(i⇒1)}⇒+1のプロセス、つまり、第一象限の認識しか見えてきません。
それは何故でしょうか。
第四象限の認識は自分の中の他者の認識であり、主人公の活躍を表現するドラマ形式では表現しにくいのです。ノンフィクションなら第四象限の表現形式が多いでしょう。
しかし、ドラマでも第四象限の表現形式は出てきます。
というのは、如何にコロンボが熱血刑事と雖も、いつまでも自己中心的な刑事でいることはできないからです。
他者の目、つまり、客観的に冷静に事件を判断しなければなりません。それが第四象限の認識だと言えるでしょう。第四象限の表現形式(認識)については後で詳しく述べます。
続く
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