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from: 生成門さん
2011年09月02日 17時59分10秒
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刑事事件の複素化5
刑事事件の複素化5
<観念的同時の認識の練習>
コロンボは自分が自信を持ってイメージした犯人像を確認するために、自分の持っている経験と知恵をフルに活用します。そして、犯人を逮捕したいと思っています。
そこで、第一、第四象限の認識で現場を観察して、物証をつかんで、第二、三象限の認識で想像し推理して、それぞれを行ったり来たりするでしょう。もちろん、MPを経由してのことです。
当然葛藤があります。葛藤こそが行動するエネルギー源であり、それを供給するのがMPであり、 MPが行動(第一、四象限)と想像と類推(第二、三象限)を反復させるのです。
ですから認識のループは第一、四と第二、三象限が同時に生起して、自他に分岐して、無限に、且つ高速に回転しているのです。
最初の段階では、コロンボの認識は、「これは怨恨だ」というような独断をしますが、これは言ってみれば、天上天下唯我独尊の認識であり、第一象限と第二象限が優位の展開です。
これを式で表現すると、+1⇒( )⇒凸(+1)であり、-1⇒( )⇒凸(-1)となるでしょう。
しかし、そのような態度はいつまでも取っていられなくなります。
ある程度事件の全貌が見えてくると、刑事は〇〇殺人事件本部でその内容を発表しなければならないでしょう。
そこで、考え方を変えるでしょう。
続く-
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