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from: 生成門さん
2011年09月11日 13時42分49秒
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エネルギーを複素化する準備
エネルギーを複素化する準備
<四次元能版新世紀エヴァンゲリオン>
不可能を可能にする四次元能としては、放射能汚染を解決するだけでなく、温暖化問題を解決しなければなりません。そのためには、エネルギー問題を解決する道筋をつけておかなければなりません。
そのためにはエネルギーを複素化するということになります。エネルギーを複素化するということは、エネルギーを四次元化するということです。
本来、エネルギーは四次元の領域の属するものです。それを私達は三次元という一段低いところからしか見ていないのです。ですから、不思議な現象が出てくると説明が出来ないものですから、神秘的な現象などといって、崇めてしまうのです。
四次元化するということは、三次元の世界から四次元の世界を想像してみようということです。
例えば、影絵というのがあります。
影絵を三次元に現れた現象としてみましょう。その現象の由来は、影絵の元になる手にあります。手が影絵の原型となる形(例えば馬)を作っています。
そこに光が当たると障子に現象が反映されるとい仕組みになっています。この手がイデアのイデアであり、馬の形がイデアということになります。
障子が三次元空間ということになるでしょう。
光は三次元空間(障子)に馬の影絵を投影していますから、虚を実に変換する何らかの媒介する仕掛けがあると看做します。それをMP(メディアポイント)と言います。
これだけではまだ見えていない部分があります。
それは影絵の影です。影絵+1とするとその鏡像である-1の姿です。そして、陰陽としてのイデアです。イデアには陰陽としての対称性があるからです。
手をイデア界としたのですから、陽の手と陰の手があるということです。もちろん、光も虚の世界から来るのですから、陽の光と陰の光とがあります。
こうした仕組みが四次元の全体像なのですが、私達は三次元の影絵しか見られないので、これが全てだと思ってしまっているのです。しかし、この世界が四次元だと理解すると、奥行きの深い認識に辿りつきます。それが観念的同時の認識です。
三次元は四次元の影なのです。
三次元を実数軸(次元)としているのは、自己に都合よく解釈しているからであって、三次元が実在すると思っているからです。しかし、本当は四次元の方を実在というべきであって、三次元はその仮に姿、射影に過ぎないのです。
現象を生み出すのはイデアの世界なのです。イデアとは虚次元の世界のことです。四次元では虚(真実)と実(仮想)が三次元では虚(虚構)と実(現実)という具合にその意味がまるで反対になっているので、実に厄介ですが、四次元能では虚(真実)と実(仮想)と理解していきます。
このような喩えを使わなくても、複素平面を使えば、何の苦労もないのですが、複素平面というのは数学の思考の道具なので、馴染みがない人にはとっつきが難いと思いますので、影絵に喩えて見ました。
言いたいことは、四次元空間を想像するということは、複素平面で思考するということと同じだとうことです。
複素平面で思考することで真実が見えてくると教えてくれたのはペンローズです。
「ペンローズの三角形」は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%BD%A2から引用しました。
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ロジャー・ペンローズはイギリス生まれの数学者、宇宙物理学・理論物理学者ですが、捩れた四次元(ツイスター理論)の提唱者で有名です。四次元能でも度々と取り上げてきました。
今回は不可能を可能にする方法を示す例として、つまり、三次元から四次元を想像するのはどうすればよいかという観点でペンローズの三角形を取り上げてみます。
この三角形は、不可能なものを可能な形として示す一つの例です。つまり、2次元平面では有り得ないはずなのですが、ちゃんと3次元の有り得る立体として見えるように描かれています。
もちろん錯視を利用しているのですが、このような形を見せられると、私達は、本当は四次元に世界に生きているのに、わざわざ次元を落として生きているのではないかと思ってしまいます。
やはり、光の陰謀によって次元を貶められているのではないでしょうか。
もしそうなら、ペンローズのようにすれば、次元復活、次元昇華ができるのではないでしょうか。それができるかもしれないという期待を持たせてくれるのがこの不可能図形です。
このペンローズの三角形のポイントは何かというと、3重のメビウスの帯になっているということです。つまり、捩れた空間になっているということです。
ここに三次元から四次元に次元を昇華するヒントが隠されているということを見抜かなければなりません。隠されているというのは私達が見えないかからであって、ペンローズ自身は捩れた四次元空間をツイスターという形で示したのですから、彼にははっきりと見えているのでしょう。
私達もペンローズのように四次元空間を考えることにしましょう。
もし、それができれば電気を四次元として扱うこともでき、エネルギーの複製もできるのではないでしょうか。
ペンローズは、物質はある意味で精神であると言いましたが、そのように捉えた時点で四次元の世界に足を踏み入れたということです。
影絵の喩えで言うなら、影絵が物質でありなら、手が精神ということになりますから、三次元以外の世界がそこにあるということを認めていることになるのです。
ペンローズが言ったことはプラトンの現象の背後にイデアがあるといったことを別様に表現したのですが、ペンローズの三角形は、それをもっと具体的な形で示したと言えると思います。
つまり、重要なことは、プラトンの世界と物理の世界と精神の世界とがメビウスの帯で閉じているということです。下の図は「DESIGN IT! w/LOVE」
http://gitanez.seesaa.net/article/28136763.htmlから引用しました。
―――
プラトンの世界の一部が物理の世界となっており、更にその一部が精神の世界となっており、次いで、その一部がプラトンの世界となっていて、全体として閉じているということです。
この閉じられた構造(ただし、捻りが入っている)となっていて、どちらが先とは言えないが支配関係があるというジャンケンポンのような構造が複素平面に於ける観念的同時認識を別の形で表現していると考えられるのではないでしょうか。
ところで、複素平面は四つの極(凸iと凹i、+1と-1)がありますが、この図では三つです。これはどのように考えたらよいでしょうか。
これを四つにして見ましょう。プラトンの世界とはイデアの世界であり、陰陽ですから、これが凸iと凹iとすれば、全部で四つの極があることになります。従って、ペンローズの三角形のプラトン的世界は陰陽の二つありますから、全体で丸い球は四つとなります。しかし、四つの球を捻って繋げるという難しい絵になるでしょう。とても二次元の平面では表現できなくないでしょう。しかも、クラインの壷も入ってくるのですから難儀なことです。
もう一つ気になることがあります。
それは、精神的世界という表現です。物理(物質)と精神というのは、PS理論でいうと+1は物質、-1が精神ということになります。
一方で、プラトン的世界はイデア(観念)ですから精神世界とも言えます。-1を精神とすると混同してしまいます。
PS理論では、+1を身体性(実在ないし物質的存在)、-1を非身体性、超越的存在としています。従って、ペンローズ精神世界は非身体性、超越的存在とすると整合が取れると思います。
人間に適用する場合は、-1を精神としないで、精神の作用(MP)によって、心で思ったこと、つまり、心象(心理的現象)とした方が良いと思うのです。
そうすれば+1を物象(物質的現象)との関係でバランスがよくなります。
影絵の喩えで言うと、+1が影絵(物象)であり、-1は影絵を見ている者の頭の中にある心象、つまりイメージとなります。
これで、ともかく、四つの極になりましたので複素点電荷のDEEPモデルと結び付けやすくなりました。
「DEEPモデル」はhttp://www.lib.tezuka-gu.ac.jp/kiyo/nTEZUKAYAMAGAKUIN-UNI/n5PDF/n5Togami.pdfから引用しました。
―――
四つの極があるモデルというのは、もう一つありました。そう、正四面体です。
正四面体が二つあって重合していて、それが、内接する球とすると、同心球面対となり、それが反転して(捻られて)閉じている空間とは言うまでもなくクラインの壷です。クラインの壷の図は下記から引用しました。
http://static.wikipedia.org/new/wikipedia/en/articles/k/l/e/Klein_bottle.html
―――
これが四次元のエネルギーを考えるうえでのペンローズの三角形を拡張した正四面体重合モデルとも言えるものでしょう。
正四面体重合図は
http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page1234.htmから引用しました。
―――
この正四面体重合はティトムとの共振でよく使ったモデルです。
これで、エネルギーを複素化する道具立ては揃ったようです。
いざ、探検に参りましょう。-
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