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from: 生成門さん
2011年09月24日 09時45分06秒
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光より速いニュートリノ
光より速いニュートリノ
<パラノとスキゾの鬩ぎあい>
とんでもないニュースが飛び込んできました。衝撃的です。そして面白い。
「根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ」http://quasimoto.exblog.jp/15557176/
以下、引用しました。
名古屋大学は23日、ニュートリノと呼ばれる粒子が、光速よりも速く飛んでいるとの測定結果が得られたと発表した。
物体の速度や運動について説明するアインシュタインの相対性理論では宇宙で最も速いのは光だとしているが、今回の結果はそれと矛盾している。測定結果が正しければ、現在の物理学を根本から変える可能性がある。
―――
エネルギーを複素化するためには相対性理論を克服しなければならないので、「困ったことになった」とツイッターでつぶやいた矢先にことでした。http://twitter.com/#!/fractaleman68
相対性理論を理解するとなると、大変なことになりそうなので、観点を変えてアプローチをしてみようとした矢先のことです。
というのは、相対性理論を信じて疑わない派と反相対性理論派の二つの派が争っているので、そのどちらを選択するかで、探求の方向がまるで変わってしまうからです。
もちろん、どちらの派も物質科学ですから唯物論に土台を置いているので、四次元能からすると片手落ちなのです。四次元能はそこに焦点を当てたいのです。
四次元能は、唯物か唯識かという二元的思考(あれかこれか)ではなく、即非的立場(あるなし)ですので、どちらに組みすることはないのです。
しかし、唯物か唯識を融合してイデア化したい四次元能としては、相対性理論が対象としている重力と光をイデア化しなければなりません。
光は何とかイデア化した?ので、一息ついているところです。
「光の自己認識方程式」http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100105652181
を参照してください。
重力はまだ手付かずに放置してきました。それはまだ、こちらの準備が整っていないからです。つまり、重力を扱には一般相対性理論を理解しなければならないのです。
それは大変なことです。
そこで観点を変えてアプローチしてみよう思っています。
どのようなアプローチかと言いますと、例によって、相対性理論を信じて疑わない派と疑っている派の争いとして複素化するという観点を持って迫って見るということです。
複素化することで、それぞれの言い分を聞いて見ようというわけです。
何の主張でもそうですが、主流の言い分だけを聞いていると、その本質を見抜くことができないで、騙されることが多いのです。
まして、難解な理論ですから、素人は権威のある主流の言い分を盲目的に信じるしかない立場におかれているのです。
知のレベルが不足しているので、違った視点で見るということができないのです。
ところが、知の不足をカバーできさえすれば、複素化することには、様々なメリットがあります。
知の不足をカバーするにはナビゲータの助けが必要ですが、今日はインターネット全盛の時代、権威の抑圧から逃れることができて、且つ、容易に知の不足を補完できる環境にあります。スキゾな知はインターネット自体がスキゾなネット、つまり、包括性、瞬時性、非線形といったスキゾの特性をもっているのですから相性がよいのです。
インターネットは脳の延長であり、内外反転させるというクラインの壷という空間構造を持たせる力、つまり、四次元脳に仕立てる仕組みが潜在しているのです。それはインターネットを複素化してみるとよくよく分かることです。それは、又、別の機会にしましょう。
複素化することのメリットを見ておきましょう。
先ず、二元的なあれかこれかという葛藤からも逃れることができます。それをすることによって即非的な思考に慣れる練習にもなります。
次に、複素化することによって、メジャーな力に埋没することの危うさをすばやく感じとることができるようになります。
又、更に、複素化することによって、逆の立場から見てみることができますから、意外なこと、想定外なことに気づき、真相を理解できるようになるのです。
特に、相対性理論は難しいので、それに「いちゃもんをつける」方から見ることが、それを全面的に信じることはしないにても、とても重要なことではないでしょうか。
アンチ相対性理論者はトンデモが多いので注意しなくてはなりませんが、インターネットによって知を補完することを巧く使えば、本質に近づくことができるかもしれません。そう期待して先に進みましょう。
そこで、主流の方を一応パラノとし、いちゃもんをつけるほうをスキゾとします。つまり、権威を信じて疑わない派=パラノ=主流、反対する派=スキゾ=異端=トンデモという構図にするのです。
この区別はPS理論の陰陽、凸iと凹i(パラノとスキゾ)に対応します。
こういう区別をすると、既にこれまでも、取り上げてきた構図とも連動しますので、まとめておきましょう。
パラノ・・・スキゾ
原発推進派・・・反原発派
=安全神話を信じる派・・安全神話を信じない派
主流派・・・少数派
権威者および権威によりかかる人・・・異端児
交流送電推進派・・・独立電源
集中管理・・・自立分散
農耕型・・・狩猟型
ツリー(木)・・・リゾーム(根茎)
光の陰謀・・・陰謀打ち砕く
自我・・・無我
使途・・・シムハンター
ATフィールド・・・アンチATフィールド
断片化(量子化)・・・包括化(波動化)
直線化(線形化)・・・非線形化
段階化(時系列化)・・・瞬時化(ランダム化)
こうした区別を用いて相対性理論についての鬩ぎ合いを複素化してみようと思います。
相対性理論を一言で言うなら「時間が遅れる、進む」ということです。本当に時間が遅れたり、進んだりするのでしょうか。ここがパラノとスキゾの戦いの前線になるでしょう。
どのように戦いが始まっているかを知るには、GPSのついての論争を見てみると分かりやすいでしょう。
今や必需品となったカーナビですが、それを支えているのがGPS(衛星を利用した位置を知るシステム)です。このGPSは相対性理論の応用だといわれているのですが、それはどうも怪しいらしいのです。
異端児スキゾの黒月樹人氏のキメラミームはアンチ相対性理論ですが、難しいこの理論を分かりやすく説明してくれているので助かります。
黒月氏をナビゲータとして登場してもらいましょう。「GPSは特殊相対性理論や一般相対性理論の墓穴を掘ったのか」 http://www.treeman9621.com/GPS_might_dig_a_grave_of_SR_andor_GR_Japanese.html
から引用しました。
GPS人工衛星に装備された原子時計が、地上局の同じ原子時計に対して、何らかの補正が必要だということは、事実として存在するのだろう。しかし、このようなわけであるから、GPSの時計の補正に関して、一般相対性理論と特殊相対性理論の、それぞれの予測値を加算して利用するということは、これらの相対性理論の検証になるどころか、逆に、これらの相対性理論のどこかに、片方か、それとも双方 に、何らかの、決して論理的ではない、謎のメカニズムが潜んでいるということなのだ。これは、ひょっとすると「墓穴 (grave)」になるかもしれない。おそらく、特殊相対性理論のほうは確実に。
―――
要するに、GPSは相対性理論の証拠になならないという主張です。
その理由がhttp://www.treeman9621.com/GPS_CLOCK_corrected_by_SP_GR_on_JAPANESE_02.htmlに詳しく、述べられているのですが、長いので要約します。
GPSの原子時計の補正には特殊相対性理論(SR)と一般相対性理論(GR)が関係しており、原子時計は重力の影響で地上の時計より速く進み(GR)、一方、衛星は高速で動いているので遅れる(SR)というのが背景にあります。
これらの効果は、地球ではちょうど打ち消され、衛星では進むほうが勝るので、補正が必要なのだということが、GPSが相対性理論の応用だとされる根拠です。
当然、このようなわけですから、相対性理論が正しいことの証拠だとされているのですが、本当にそうなのでしょうか。
スキゾの黒月氏はこれに対して強烈な反撃をしています。
補正の仕方ですが、GSとSRの予測値とが、それぞれ別々の方程式で計算されて、その結果としての数値を、単純に加算して補正値を求めているのです。黒月氏は、このことが問題だというのです。
素人は、GS効果とSR効果を足せば、真の効果になるような気がしますが、しかし、黒月氏はあくまでも疑っています。そして、アインシュ タインの原論文を読んでいきます。専門家でも原論文まで読む人は少ないのではないでしょうか。
その結果、GS効果とSR効果=真の効果ということにはならないという論理を導いたのです。
どうしてそのような結果に辿りついたのでしょうか。
ある物に力が別々に加わることを想像しましょう。別々なら異なる二つの式を想定して、これらを別々に計算して、その値を加えるというのは、自然なやりかたでしょう。
相対性理論には、重力と運動の観点から記述する二つの方法があり、それがGRとSRです。衛星に働く力は重力と運動という全く別々の関係なのでしょうか。
どうもアインシュタインの原論分から読み取るとGRとSRはそういう別々の力関係を表現しているのでなく、その力の関係をそれぞれ別の視点で表現しているらしいのです。
これは分かりにくいかもしれません。専門的に理解したい人は黒月氏のページに飛んでください。
そこで、私なりに理解したことを喩えで表現して見ましょう。当たっているかどうかは保証しませんが。
裁判のケースを考えてみましょう。
一人の被告を白か黒かを判定する場合、その被告に対して、検事と弁護士の両方から言い分を主張します。検事がSR、弁護士がGRに相当します。それぞれの主張を聞いて判事が判断するわけですが、結局、白か黒かのどっちかを選択します。しかし、決して、足して二で割るような判断をすることはないでしょう。
検事と弁護士は一つの対象(被告)に対して異なる見方を表現しており、一つの対象が白でもあり、黒でもあると言うことはないわけです。
量子力学では、白でもあり、黒でもあるというよう状態は存在するのですが、裁判の場合は、判定が下されるまでは、そういう即非状態だと看做せますが、一旦、現象化=事象化してしまうと、どちらかに傾斜するでしょう。
相対性理論が記述する世界はマクロな現象界の事象ですから、即非状態というのは有り得ません。
つまり、GS効果やSR効果は一つの現象の観点の違う結果なのです。決して、二つの現象が同時に現れているのではないのです。これをGS効果+SR効果=真の効果とするのは、二つの現象が同時に現れていると看做すことであり、裁判で裁判長が被告を刑事と弁護士の言い分を足して二で割るような判断していることと同じことをしているのです。
GS効果+SR効果=真の効果とするのは数学的には成立しないということです。
GPSのからくりがわかったかと言って、直ぐに相対性理論が間違っているとは言えないのでしょうが、黒月氏が言っているように、GPSの補正は相対性理論の検証になるどころか「墓穴」になるかも知れないとは言えるでしょう。
これから更に、いろいろなケースを取り上げて相対性理論についてのパラノとスキゾの鬩ぎあいを見ていくことにします。
続く-
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