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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2011年09月24日 17時42分11秒

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    光の方程式は非線形に拡張しなければならない

    光の方程式は非線形に拡張しなければならない
    <パラノとスキゾの鬩ぎあい>

    電子レンジがどのようにして発明されたのかを知ることは、非線形、高密度、高プラズマ、強電磁場に於ける電磁現象の本質を知るヒントになります。

    「ミステリーゾーン」http://officehiro.net/mz-2/no2.htmによると、アメリカ軍は原爆開発プロジェクト「マンハッタンプロジェクト」を白紙に戻し、核に変わるエネルギーを求めていたのですが、プロジェクト中心人物エドワード・テラーが目につけたのは「プラズマ」だったのです。

    プラズマとは、原子が原子核と電子に分かれたソリトン状態(津波のように立って動く波)で、火の玉として目には見える。雷などがプラズマと同じであり、テラーは人工的にプラズマを作り出す研究をはじめたと言われています。

    これが通称-超極秘計画「レッドライト・プロジェクト」-(1954)と言われているものです。

    テラーは電磁気同士が交差したときソリトン状のプラズマが発生することを見つけたのですが、理論上、電磁気の安定性に疑問が残こりました。

    そこで直進性に安定があるマイクロ派に切り替えたのです。しかし、室内での実験で良い結果は出なかったようです。

    そこで、電磁波を無数に反射させることで、何とかプラズマを発生させることに成功したのでした。

    後に、これを応用して電子レンジが出来ることになったのです。

    「電子レンジの発明」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8によれば、マイクロ波は通信などで用いられてきましたが、これを加熱に使用するという着想は、全くの偶然から生まれたといわれています。ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力、これをセレンディピティといいます。

    発明者はアメリカ合衆国のレイセオン社で働いていたレーダー設置担当の技師パーシー・スペンサーで、ポケットの中の食べかけのピーナッツ・クラスター・バーが溶けていたことから調理に使用可能であることが判明したとされています。
    ―――
    電磁波を無数に反射させることでプラズマを発生させることがポイントだとうことです。

    そこで井口氏の「マックスウェル理論」
    http://quasimoto.exblog.jp/15526184/
    に戻ります。

    マックスウェル方程式を考案した博士自身は、プラズマ状態を想像していたようで、「ガラス状の電気」とか、「松やに状の電気」などと表現しているのですが、こういう高密度プラズマ中では、光速度がどうなるのか分からないので、お手上げだったのでしょう。

    結局、線形性を基本に式を作るしかありませんでした。もちろん、電磁場の縦波の有無もどうなるか分からないということだったのですから、切り捨てることにしたのです。

    これは、電気が非常に高密度、すなわち強い電場と磁気力(磁力)も非常に強い磁場の下では電磁場がどういう性質を持つかについては分からないから、それらを考慮した式とすることは放棄したと言えるでしょう。

    このことから、井口氏は独自の解釈をして、次のように結論づけています。

    現代では、強電場、強磁場になると、電磁場の振幅が非常に大きくなるために、マックスウェルの線形の方程式よりは、非線形の方程式になることが分かっています。

    従って、マックスウェル方程式は非線形波動方程式として拡張するべきなのです。
    ―――
    この井口氏の考え方を応援し、線形よりは非線形でなければならないことを主張する山口 潔氏の「ニュートン科学以後の科学の発展とマックスウェル-アインシュタイン以後の 物理学の流れ」http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6483/があります。
    以下、引用します。

    ソリトンを考えるまでもなく、自然現象は非線形であり、そもそも線形な理論が真の物理理論であるはずがないということです。

    そのように考えたとき、線形の現象の権化のように考えられる電磁気現象が非線形であることの証拠となる現象が見つかったら、どのように考えるべきでしょうか。

    元々の電磁場方程式は非線形であったことを思い出してほしいのです。

    電磁気の真空における非線形現象が、確かに見つかっているのです。

    それが逆ファラディー効果です。

    左回りの円偏する波、左回りの円偏する波を干渉させると進む方向に磁場ができるのです。

    電流が流れると磁場が発生することはよく知られていますが、偏向した光が通過しても磁場が発生するのです。
    ―――
    山口氏については、量子力学と重力理論を統合する重要な主張をしているので別途取り上げます。

    再び、「マックスウェル」
    http://quasimoto.exblog.jp/15526184/
    に戻ります。

    仮に、マックスウェル方程式を非線形化したとしましょう。そうすることで、どのような結果が得られるのでしょうか。

    当然、非線形ですから、非線形な波、この場合、ソリトン波が出てきます。

    この波の速度は真空中の光速度より早いものと遅いものが同時に現われます。

    しかも、それぞれにおいて普通の相対論が成り立つのですが、光速度より早い場合は負のエネルギーのソリトン(タキオン)を持ち、光速度より遅い場合は正のネルギーのソリトンであることが知られています。

    さて、マックスウェル方程式を非線形化して、正と負のエネルギーを持ったソリトンという波を受け入れるなら、実に不思議なことを受け入れなければならなくなるのです。

    その前に、パラノな相対性論者は、光より速いタキオンと光より遅いソリトンを、果して受け入れられるでしょうか。

    さて、問題はこれではではありません。非線形になった場合に波に縦波が出てくるかどうかということです。

    マックスウェル博士は、電磁場が乱れ縦波があったとしても、それは減衰するから波としては存在しないも同然だという考えでした。

    つまり、不安定だから無視してよいというものでした。

    したがって、非線形の場合には、もし、その縦波の不安定を取り除くことが可能ならば、縦波が存在しても問題ないということになるのではないでしょうか。

    つまり、この場合には、いわゆる「スカラー波」が存在できるということになります。

    以上から、もし、マックスウェル方程式が非線形で高密度、高プラズマ、強電磁場の条件に置かれた場合には、縦波のスカラー波、光より速い波、そういったものが存在しても特に驚くことはないということになりました。

    もし、フィラデルフィア実験のような、そういう例外的な電磁場実験を行った場合には、マックスウェル理論は正しくない可能性があるということになるでしょう。

    「フィラデルフィア実験とは」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E8%A8%88%E7%94%BB

    以下、引用しました。

    1943年10月28日、 アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアの海上に浮かぶ「エルドリッジ」を使って遂に大規模な実験が秘密裏に行われた。

    当時は第二次世界大戦の真っ只中であり、 実験は新しい秘密兵器、磁場発生装置テスラコイルを使い 「レーダーに対して不可視化する」というものであった。 エルドリッジの船内には多くの電気実験機器が搭載されており、 そのスイッチを入れると強力な磁場が発生、 駆逐艦がレーダーからはもとより肉眼でも認められなくなった。実験は成功したかのように見えたが不可思議な現象が起こる。 実験の開始と共に海面から緑色の光がわきだし、次第にエルドリッジを覆っていった。次の瞬間、艦は浮き上がり発光体は幾重にも艦を包み、見る見る姿はぼやけて完全に目の前から消えてしまった。
    ―――
    少なくとも、マックスウェル方程式は非線形に拡張する必要があるでしょう。

    この時には、タキオン状態、ソリトン状態、スカラー波が現われたとしても特に問題はないわけですから、非常に変わった現象、例えば、反重力や時間変化などが生じたとしてもそれほど違和感はないということになるというわけです。

    そして、2011年、9月23日、「光より速いニュ-トリノ」というニュースが飛び込んできたのです。

    まさに、井口氏の予言は的中してしまいました。

    これをどう考えるのかがこれからの展開となります。
    続く

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