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from: 生成門さん
2011年12月12日 13時08分41秒
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人類よ、消滅しよう(2)
人類よ、消滅しよう(2)
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:量子芸術的世界観>
松澤氏は既に亡くなりましたが、その自宅を虚空間状況探知センターと言うそうです。彼は「オブジェを消せ」との啓示を受けて、その新しい芸術の様式を生み出したのです。その典型が、非実体的な「ビラ」(人類よ、消滅しよう)となっていったようです。
このようなビラがどうして芸術なのかと思ってしまいますが、実際、彼の屋根裏部屋への入口の壁面に「人類よ、消滅しよう」があります。堀川氏の撮影した写真があります。こちらを見てください。
http://d.hatena.ne.jp/niigata-art226/20100511/1273513777
以下、堀川氏の解説を参考にしました。
松澤氏宅の本棚のある応接の間の入口側から正面の位置に、何気なく置かれていた作品があります。
松澤氏は、屋根裏部屋のことを「虚空間状況探知センター」と言っていたのですが、この作品から「プサイの部屋」と表記するのが正しいと変更しています。
プサイとはΨであり、量子力学を象徴する記号であり、彼の芸術を量子芸術と称することと関係しています。
この部屋には、本当に変な絵があります。
このビラは掛け軸に貼ったら見栄えはするかも知れませんが、本人はそうしなかったので、そういう好みではなかったのでしょうか。
下の絵もhttp://d.hatena.ne.jp/niigata-art226/20100512/1273635379から引用しました。
―――
「授」という文字がり、その下に「宥」の字あり、更に、その下に、金剛界曼荼羅の構図で中央の枠から1〜81の番号ごとに「◯◯は消滅する。」と書いてあります。〇はなんでもよいのでしょう。
「プサイの部屋」にあるこの絵はプサイと関係があるということでしょう。
どのような関係があるのでしょうか。
Ψは「消滅する」ことを暗示しています。
松澤氏の芸術は、量子芸術と言われています。このビラには当然、意味があるのです。
「◯◯は消滅する。」とは「何」かが消滅するということであり、主語が無いのも同然です。これは逆に何でも良いということです。
松澤氏はこの絵を見る人に向って、「こう」言っているわけです。
「考えよ!」と。
何をどう考えればよいのでしょうか。
思考実験をして見ましょう。
Ψ(プサイ)はギリシャ語アルファベットの第23字であり、量子力学のシンボルとして、シュレデンガーが何故この文字を選んだかを探求するのも楽しみが沸きます。
想像ですが、Ψ(プサイ)の後ろは、ω(オメガ)です。アルファオメガには、実は特別な意味があるのです。http://freett.com/hikari224/hp2/az.htmから引用しました。
ヨハネの黙示録22-13には、「わたしはアルファであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである。」
―――
とあります。
つまり、プサイ(Ψ)はオメガの一つ前の文字だということです。最後とは「死」であり、死の直前だということです。
量子力学は、還元的処方(小さくする)をしてミクロの世界に飛び込みます。するとそこは見ることも障ることもできない非物質の幽霊(波)の世界です。
つまり、量子力学は物質の科学でありながら物質の消滅を予言してしまったのです。しかし、量子とは非物質(波)でありながら、粒子(物質)でもあるのです。
そういう変てこな世界に人類は遭遇したというのが、現在、私達が置かれている状況なのです。
ですから、西洋人であるシュレデンガーは、ヨハネの黙示録から「消滅」を示唆する、その象徴としてω(オメガ)ではなく、その一歩手前のΨを選んだのではないでしょうか。
続く-
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