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from: 生成門さん
2011年12月12日 16時44分51秒
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人間よ、消滅しよう(3)
人間よ、消滅しよう(3)
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:量子芸術的世界観>
量子芸術を切り開いた異端児、故松澤宥を受け継ぐ植田信隆氏は「消滅するヒロシマに捧げる九つの詩」という量子芸術の作品を示しました。
http://www.megaegg.ne.jp/~nobutaka-ueda/jpninepoemsonvanishingofhiroshimapublication.html
から引用しました。
植田信隆(疑問符)---能勢伊勢雄(磁気誘導)---植田信隆(不死鳥の詩)
松澤宥(ヒロシマから60年)---植田信隆(廣島 消滅)---松澤 宥(ヒロシマから277年)
能勢伊勢雄(核分裂)---松澤宥(ヒロシマから59年)--- 能勢伊勢雄(オーラの閃光)
―――
上の図と文字はセットであり、これで一つの新しい芸術なのです。文字は絵の説明になっており、九つの升目に入っています。
九つの升目といえば曼荼羅と同じ形ですが、これにも意味があるようです。
タイトルは「消滅するヒロシマに捧げる九つの詩」ですが、これが何故、新しい芸術なのでしょうか。
この絵は、私達に何を訴えようとしているのでしょうか。
九つのすべてを取り上げるわけにはいかないので、放射能汚染時代を生きなければならない私達に生きる希望を与えるかもしれないという期待をこめて、7番目の能勢伊勢雄氏の「核分裂の力を解き放ってはならない」を紹介しようと思います。
http://www.megaegg.ne.jp/~nobutaka-ueda/jpninepoemsonvanishingofhiroshimapublication.html
―――
これが量子芸術的に表現された作品なのです。
何故、これが芸術なのでしょうか。
螺旋のような背景画に『宇麻志阿斯詞備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)という文字が中央に位置しています。
なにやら、呪文みたいな文字ですが、これは神道によれば、生命作用を司る生成原理を表現しています。
しかし、この絵は暗号です。従って、読み解かなければなりません。暗号を解読するためには神道を理解しなければなりません。
日本国体論http://www.ncn-t.net/kunistok/3-1-kokutairon-9-.htm
以下、引用しました。
宇宙自然には陽陰の作用が存在し、これを統合調和し新陳代謝・循環還元・流転流動せしめる生成の作用があるとしています。
―――
神道豆知識
http://www.ne.jp/asahi/kanbashira/jinja/main/mame.html
から引用しました。
始めは天と地との区別が無く、ただもやもやとしていました。やがてこのもやもやとしたものが二つに分かれて、清く澄んだものが天に、にごってドロドロしたものが地となりました。
この頃、高天原に天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、神御産巣日神(かみむすびのかみ)がつづいて現れました。
これが造化の三神といわれ、この世に初めて出現した神様です。
次に生成された神様は、宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)、天之常立神(あめのとこたちのかみ)です。
まだ、大地が固まらずに、ドロドロの状態の時、芦の新芽が萌え上がるような生気によって産まれたとされています。
この5柱の神様は、高天原でも特別に貴い神様であるとしてこの後に続く神々と区別して、別天神(ことあまつかみ)と呼んでいます。
ここまでの神代を天地創造時代といわれています。
―――
神道は、陰陽論、生成原理、対生成が基本となっているようです。
植田信隆氏の説明では、宇麻志阿斯詞備比古遅神は潜在する神であり、宇宙のポテンシャルエネルギーを持っていると言います。
更に、引用しますと、宇宙のポテンシャルエネルギーから三つの力が生じてきて、それらは、凝縮する、混交する、発散する力となり、しかも、どの力にも螺旋運動が基本となっていると言っています。
どこか、量子力学の言っていることと似ているような気がします。
いずれにしても、神道は凝集、混交、発散という力が宇宙にはあり、それが物質的な宇宙を生成すると考えているのですね。
カオスの海から対生成されるのが物質世界だという意味では神道は量子力学を既に知っていたということになりそうです。
私達は、アマテラスの神は知っていますが、それ以外は八百万の神としか知っていません。
日本の精神のルーツを探すには出雲大社に行かなければならないでしょうか。
しかし、私達は暗号を解読しなければなりません。出雲大社に行ったら解読できるのでしょうか。そんな単純ではなさそうです。
問題はその先にあります。
能勢氏がこの絵によって何を発信したいのかということです。
タイトルは、「核分裂の力を解き放ってはならない」ですから、読み方によっては原発反対とも取れます。当然は本人は反対でしょう。
しかし、それだけなのでしょうか。それなら、誰も知らない「宇麻志阿斯詞備比古遅神」などという呪文を書くのではなく、それこそ、ストレートに「核分裂の力を解き放ってはならない」としても良かったと思うのです。
では、何故、「宇麻志阿斯詞備比古遅神」としたのでしょうか。
能勢氏にとってはどうしても「宇麻志阿斯詞備比古遅神」でなければならない理由があったはずです。
能勢氏は、核分裂に伴う恐るべき力を「宇麻志阿斯詞備比古遅神」が持つ三つの生成力(凝集、混交、発散)の人類による悪用としてとらえたのではないでしょうか。
だからこそ、能勢氏は中に書くべき文字を「核分裂の力を解き放ってはならない」ではなく「宇麻志阿斯詞備比古遅神」としたのではないでしょうか。
「馬鹿と鋏も使いよう」という諺がありますが、人類が「宇麻志阿斯詞備比古遅神」の三つの生成力を凶器として使ってしまったのです。
能勢氏は単なるデモとかによって反対を主張するのではなく、宇宙に潜在する力に訴えたかったのではないでしょうか。
使徒によって悪用されたその力を封殺しなければならないという強烈な思いを持っていたのではないでしょうか。
だから、神道だったのです。
神道を芸術化、つまり、暗号化しなければならなかったのです。
神道の芸術化、つまり、暗号化したもの、それが呪符です。呪符とは種々の災難をしりぞけ、幸いをもたらすとされる絵です。能勢氏は呪符として世の中に示す必要があったのです。
さあ、後は私達の問題です。これをどう拡散し、凝集し、混交するかです。
続く-
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コメント: 全4件
from: kaisetsuさん
2011年12月16日 15時35分24秒
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「Re:Re:Re:人間よ、消滅しよう(3)」
御返答、ありがとうございます。
仰る通りで、芸術分野は基本的に第2象限を認識対象にしているので、Yutaka Matsuzawa氏は、これを、もう一歩、回転させて第3象限に踏み込もうとされた、と思います。
但し、それほど大きな成功を収めたとは思われません。
それは、「人間認識図」の概念をYutaka Matsuzawa氏が発見出来なかったからだと思います。
「人間認識図」の視点に立つことで、明確に、Yutaka Matsuzawa氏の行為の意義や、その手法のモチーフを理解できますし、また、その試行錯誤の様子も観察できます。
例えば、
「αω、ωα」
については、より正確に記述するなら、
α,ωを複素ベクトルとして、
α/ω,
ω/α,
とすると、より意義が明瞭になると思います。
α/ωは、全体がωで、部分がαで、ωがαを指し示します。
ω/αは、その逆です。
つまり、
「α/ω,ω/α」
とするべきだったと思います。
「一即他」、「個即全、全即個」
は、その言語表示です。
さらに、
(α/ω)*(ω/α)⇒+1
で、
これが、
「色即是空空即是色」
の部分の表現となります。
但し、不十分です。
但し、Yutaka Matsuzawa氏の活動以降に、我々も、プラトニック・シナジー理論を発展させてきたので、Yutaka Matsuzawa氏の極めてトランス・モダンで創造的な活動は、次代を切り拓く先人として大きな尊敬の念を抱きます。
海舌
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from: 生成門さん
2011年12月16日 09時45分10秒
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「Re:Re:人間よ、消滅しよう(3)」
コメント、ありがとうぞざいます。
> 素晴らしい芸術家の御紹介、ありがとうございます。とても大きな感銘を受けました。Yutaka Matsuzawa氏は、トランス・モダンな芸術家です、ね。端的に、「第3象限」を直接的に表現する強い志向性を感じます。
芸術的直観は第2象限(非物質-1と凸iの領域)、その表現された絵は第1象限(身体性、ないし物質化+1と凸i領域)とすると、量子概念は数学を基礎としていますから、第3象限(非物質-1と凹iの領域)になりますね。
ただし、数学的に表現された量子力学は第4象限(身体性、ないし物質化+1と凹i領域)という解釈をしています。
量子芸術というのは、本来、直観を重視する第2象限の芸術家が量子概念を取り込んで、自ら第3象限にシフトしたと見てよいでしょうか。
もちろん、再び、第2象限に回帰して自己を振り返るでしょうし、再び、第3象限に戻って再考するでしょうから、第2と第3を振動することになるでしょう。それを、絵という形で表現すると身体行為ですから、第1、又は4にシフトします。これら全てを考慮すると全領域を回転するということになるという解釈でよろしいでしょうか。
いずれにしても、芸術家が第3象限に踏み込んだというのは、新しい時代の幕開けではないでしょうか。
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from: kaisetsuさん
2011年12月15日 19時19分45秒
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「Re:人間よ、消滅しよう(3)」
素晴らしい芸術家の御紹介、ありがとうございます。とても大きな感銘を受けました。Yutaka Matsuzawa氏は、トランス・モダンな芸術家です、ね。端的に、「第3象限」を直接的に表現する強い志向性を感じます。
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from: 生成門さん
2011年12月16日 17時28分26秒
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「Re:Re:Re:Re:人間よ、消滅しよう(3)」
ありがとうございます。
全くその通りで、私自身、人間認識図の視点に立つことでこのような人をピックアップできました。
逆に言えば、人間認識図から見ると未完成なコンテンツをPS理論的に編集することで、PS理論の応用力を実証できると思っております。
誰でもがこの理論を日常の中で応用できるといいですね。
政治家こそが応用すべきだと思っているのですが、そのためにも彼らが応用できるようなガイドラインが必要なのでしょう。その入り口として量子芸術は格好の材料だと思います。
α/ω, ω/α :「一即他」、「個即全、全即個」
(α/ω)*(ω/α)⇒+1:「色即是空空即是色」
は奥が深いですね。
応用をがんばって見ます。
生成門
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