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from: 生成門さん
2012年01月28日 10時43分58秒
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プロの写真家の自己表出
プロの写真家の自己表出
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:ガウス平面上の認識位置特定システム(GPS:Gaussian plane Positioning System)>
写真には個性(自己表出)があることをプロの写真家は腕前(映し方)で示してくれます。
写真家は現実を忠実に表現(再現)するという以前に、何を撮影するのかという「意図」を重視するのです。「意図」がなければ、カメラを設定して定点撮影すればよいのです。
「意図」がなければ、盗難防止カメラと同じになってしまいます。でも、本当に盗難防止カメラには意図はないのでしょうか。そんなことはありません。「盗難防止」という立派な「意図」があります。
意図だけでは、プロの写真家と定点撮影した写真の認識位置の区別はできません。
何が、プロの写真家と定点撮影した写真の認識位置を区別するのでしょうか。
誰がやっても同じ結果になる写真と私がやったからこういう写真が撮れたという場合、意図だけで個性的か、個性的ではないかを区別できるのでしょうか。
展示されたプロの写真家の撮った写真と定点撮影した写真を比べてみましょう。何も説明がなければ、素人には区別することなどとても無理でしょう。
芸術の分野では、既にデジタルアートがあり、コンピュータで作図したものでもが芸術だと認識されています。何が芸術かという観点が変わってしまったのです。
デジタルアート、フラクタルアート、量子芸術などは作品そのものより、その概念、観念と言った作品を作り出す精神的なもの、つまり、意図が芸術だということになってきたのです。
意図が芸術であると言うと、防犯カメラで撮ったものまで芸術になってしまうので、乱暴になってしまうでしょう。
意図の内容が問題なのですね。
意図ではなく、概念、観念が芸術だといった方がより正確でしょう。概念、観念をもっと分かり易く言うとアイデアです。
アイデアなら個性があり、人に属するものですから、芸術とそうではないものとを区別する基準になるでしょう。
当然、そのアイデアは自分だけのものであり、公的や他人のものではあってはなりません。他人のものなら盗作です。
写真の場合、この基準をそのままスライドして、プロの写真家の写真と定点撮影の写真を区別できるでしょうか。
確かにどちらにも意図はありますから、意図だけでは区別ができません。アイデアはどうでしょうか。
もし、プロの写真家が、そのアイデアを表現するために定点撮影のカメラで撮ったとしましょう。それは芸術でしょうか。
デジタルアートはそれをやっているのです。ですから、定点撮影のカメラで撮ったものも芸術になるのです。
従って、防犯カメラには意図があり、アイデアもありますが、そのアイデアは公的なものです。しかし、このアイデアは、被写体を正確に取ることだけを意図とするものであり、芸術的意図はありません。
しかし、防犯カメラ(定点監視カメラ)を使って、プロの写真家が、自分だけのアイデア、つまり、芸術的意図、例えば、露出時間を工夫するとか、パソコンと連動してアルゴリズムによって映像を作り出すとかすれば、それで立派なデジタルアート(写真芸術)となるでしょう。
そうなると新たな問題がでてきてしまいます。
続く-
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