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from: 生成門さん
2012/02/26 21:27:41
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超と蝶とイデアを繋ぐアフォーダンス
超と蝶とイデアを繋ぐアフォーダンス
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
「超」の舞いを「蝶」の舞と言ってみましょう。単なる語呂合わせですが、ここからイデアの舞いが出てくれば「瓢箪からコマ」ではなく、蝶からイデアです。
「超」と「蝶」とイデアを繋ぐのがアフォーダンスという新しい考え方です。
アフォーダンス
http://www5b.biglobe.ne.jp/~nitti/kaken/3/affodance.html
―――
蝶の舞=アフォーダンスには、イデアが隠れているかも知れないのです。アフォーダンスというのは、外部の物に意味があるから、それを認識できるという考え方です。
例えば、蝶は花に立ち寄りますが、決して出鱈目には止まってはいないのでしょう。自分の好きな蜜を提供してくれる花を、ちゃんと選択しているのでしょう。しかし、どのようにして認識しているかは分っていません。
常識的な説明では次のようです。
蝶は外部から光が運んでくる花の外形情報を得て、内部にあるイデア(例えば、立ち寄るべき花)があって、それと光の情報によって作り出した内部イメージとがマッチングさせて、立ち寄るべき花と判断するという説明です。
実際、蝶ロボットを作ろうとするときにはそうした考えが諸に出てきます。最初にやることは、立ち寄るべき花のモデルを記憶させて、カメラから入ってきた外形情報をマッチングさせ、それで立ち寄るべきかどうかを判断するプログラムを内蔵させることです。
しかし、現実の蝶はこのような仕方では認識していないのです。結論を言えば、外には花のイデアがあり、それと内部にあるイデアとが共振(シムダンス)して認識しているのです。
この考え方は、常識的な考えからすると、きわめて、異端な考え方です。
もっと、言えば、立ち寄るべき花の方から積極的に「私はお前が好きな蜜がある花だよ」という意味のある情報を発信しているのです。
まるで、繁華街を歩くと夜の蝶が撓りをつくって、呼び込むのと同じ作法です。つまり、夜の蝶は酔っ払いを誘うのですが、花は蝶を誘うのです。
花の方に意志があるかのような言い方ですが、そうなのでしょうか?
アフォーダンスの画期的なことは、蝶が立ち寄るべきか?否かを判断する材料として、その花の外形的特徴だけ判断していないということです。
では、何で判断しているのでしょうか?
蝶にとって、大事なことは花としての価値を提供してくれるかどうかです。価値とは自分が好きな蜜があるかどうかです。ですから、蜜を吸いたいという欲求を覚えたとき、そこに咲いている花や場所に意味が生まれるのです。蝶とは花の間には、「さしつさされつ」の関係が生まれているのです。
蝶にとって、自分は好きな蜜があるなら、その花がどこにあっても、立ち寄るべき花なのです。しかし、花であれば何でもいいというわけではなく、蝶の種類によってそれぞれ好みがあるのです。
ですから、それを決めるのは一方的に蝶の方から決めるというのは、これまでの考え方であって、アフォーダンスは、それを完全に打ち破っているのです。
外部にイデアが隠れているというのですから、驚きですが、この考え方は内部にイデアがあるとする、四次元能の主張とも食い違っているように思えます。果してそうなのでしょうか?それは決して矛盾しないでしょう。
続く-
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