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from: 生成門さん
2012年03月31日 08時00分41秒
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価値連鎖とは述語の連鎖
価値連鎖とは述語の連鎖
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
この世界はすべてがモナドだとして、モナドは自ら「現象する」とすると、「現象する」というのは述語です。一方、四次元能では、現象する背後にあるものは、イデアであると考えていますが、言い換えると、イデアとは「現象させる」ものですから、その内容は述語となります。
結局、モナドは述語であり、イデアだということになり、言葉を言い換えたに過ぎないことになってしまいます。
それでは辞書の定義みたいなもので、循環してしまい、何も言っていないことになります。
そこで、簡単な最も簡単な述語を言語化したSQLという人工言語を探求して、モナドの本質に迫ってみようというわけです。そうすると、そこに、生命の原点であるMPやイデアの本質に迫ることができるかもしれません。
SQLとは言語ですから、「問い合わせる」ことを可能とするためには、それを使ってシステムを構築しなければなりませんが、そうなると「問い合わせる」という述語状態は何かということを知らなければなりません。
「問い合わせる」といっても、「問う」ことですから、その内容は無限の可能性があるでしょう。また、「問い合わせる」者と「問い合わせ」に答える者との間には、打てば響く関係がなければなりません。
「問い合わせる」を問診、検索、応答などと言い換えると、確かに、皆、打てば響く関係があるでしょう。この言葉の後ろに「システム」がつけば、問診システム、検索システム、応答システムとなり、すごいコンピュータシステムをイメージしてしまいますが、それを人間がやればサービスやビジネスとなるのです。
打てば響く関係という言い方はビジネスシーンでは余り適切な表現ではありませんが、「待ち時間」「検索時間」「応答時間」などと言い換えると分かりやすいでしょう。
待ち時間とは、サービスの良し悪しを決める基準であり、例えば、長い待ち時間は、お店の評判を悪くするでしょう。
例えば、料理の注文がきてから材料を調達していたのでは、お客は帰ってしまいますから、「問い合わせ」では時間要素が鍵になるのです。
よい「問い合わせサービス」にするたには、事前の準備が必要だということです。
待ち時間を小さくするための「事前の準備」というのが、「問い合わせ」システムを述語モナドと考えた場合のキーワードになるでしょう。
例えば、顧客の注文に答えるためには、在庫の管理(商品があるかないかを示すこと)が必要です。そのためには、絶えず、商品が売れる毎に即時に在庫を更新して、基準を下回ったら補充をしておかなければならないのです。
又、今月は何がどれだけ売れたのかという経営者の要求に答えるためには、販売実績を表にしなければなりませんが、そのためには、商品毎の販売実績台帳を更新しておかなければなりません。そして、そのためには、商品台帳が必要であり、商品にはライフサイクルがありますので、登録や削除をしなければなりません。
といった具合で、事前の準備が結構あるのです。更新作業というのは、事前の準備というより事後の処理ですが、それも次の問い合わせの準備と考えると、やはり、事前の準備の内と考えて良いでしょう。
一言で、「問い合わせ」と言っても、何を問い合わせるのかという「問い」の種類も多様であり、その多様な「問い合わせ」には、それぞれの内容に特徴づけられた、他との関連があるということです。
この他との関連はすべて仕事場の出来事ですが、この出来事を「価値を生み出す述語」とすると、場には価値の連鎖があるということになります。言い換えると、価値を生む場には「述語の連鎖」があるということです。
つまり、「問い合わせ」という一つの述語は、多くの述語を含み、他の述語と関連しているということです。
ビジネスの現場であれば、その顧客、商品、仕入、在庫、経営管理、その他のあらゆる関係する部門との物や人やお金の流れという価値関係(述語関係)が出てくるのです。
続く-
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