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from: 生成門さん
2012年03月31日 08時16分59秒
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恐竜から進化した鳥(SQL)
恐竜から進化した鳥(SQL)
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
四次元能は新世紀エヴァンゲリオンのEVA並みのGPSを開発しようとしているのですが、そのために述語を通して「人間の認識とは何か?」を探求しているところです。
その前提として、述語が生命の根源ではないかと思っていることがあります。
もし、この前提を受け入れるなら、シムハンターは、システムという問題を単にサービスを受ける立場で見るのではなく、それを作る側に廻らなければならないのです。何故なら、システムは述語の塊だからです。
もちろん、システム=コンピュータシステムと考えると、その道の専門家ではない四次元能としては荷が重くなりますから、そうしたアプローチは出来ません。いくらトレッキングだとしても無謀なことはしません。
システムのIT(情報テクノロジー)を対象にするのではなく、システムをモナド(述語)と考えて、そのシステムが何を可能とする道具なのかということに重点を置いて探求して行きましょう。
そうすれば述語ということだけに意識を向ければよいのですから、コンピュータの専門的な側面はあまり考えなくても良いでしょう。
そうと決まれば、早速、SQLはどんな道具なのかを調べにいきましょう。
鳥は恐竜から進化したようですが、システムも進化します。恐竜は図体が大きいので、自由ではなかったように、原始的な応答システムでは、台帳を調べるときに、必ず、台帳を開いて、一枚だけを読み込んで、その中の一件だけを処理し、その後に、次を読むという、実にのんびりした尺取虫のような歩き方をしていたのです。
要するに、電車を待つときは必ず並ぶという倫理に縛られていたのです。
それに対して、SQLによって作られたシステムは進化した鳥のようなものです。一枚ずつしか捲れない台帳ではなく、広大な碁盤の升目にすべて台帳のページを配置しておき、これを鳥瞰的に見て、その中の一つを瞬間にゲットするということができるのです。
これはデータを記憶する媒体がテープかディスクになったというハード的な進化もありましたが、それで、名前も台帳ではなく、データベースという格好の良い名前に格上げされたのです。
まさに恐竜(台帳)から鳥(データベース)への進化です。
もちろん、進化は、体(ハード)だけではありません。恐竜と鳥では獲物を捉えるまでには、全く異なる振舞を見せてくれます。それはソフト的な違いが出て来るのです。
恐竜と鳥が獲物に近づき、獲物を捕まえる場合の違いは、歴然としています。恐竜は、のそのそとその獲物に近づき襲いますが、他に目もくれないでしょう。一方、鳥は大きく旋回して、全体を見て、一気に獲物に突き進むでしょう。
これと同じことがSQLでも起きます。
データを更新しようとするすべてのデータを鳥瞰するのです。もちろん、処理するデータだけに限定したい場合は、条件を指定すれば、そこだけ処理するのですが、その場合でも、すべてのデータを鳥瞰するのです。
更新したいのは、いま読んだデータだけなのですから、必要な出来を持ってきて、処理すれば良いと思うのですが、それは、SQL言語ではやらないのです。
実際、恐龍がそんなことをしていたら、獲物をすべて逃がしてしまうでしょうし、第一、体力がもたないでしょう。
「獲物を取る」と「データを更新する」の述語には大きな違いがありますが、表には現れない共通した何かがありそうです。
では、SQLの於ける述語とは何かを見ていきましょう。
続く-
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