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from: 生成門さん
2012年04月07日 12時17分24秒
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物事を「物(者)」と「事」に分解する
物事を「物(者)」と「事」に分解する
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
物事を「物(者)」と「事」に分解してみましょう。
例えば、「私がビールを買う」というのは、物事、つまり、物(私とビール)と事(買う)という立派な言語表現です。これは「ビール」を「買う」、「私」が「買う」ですから、どちらかというと、者が先にきているので、者を優先した思考となっています。
しかし、実際の会話では「私がビールを買う」とは言わずに、「ビールを下さい」と言います。スーパーなどでは、単に籠に「ビール」を入れておくだけであり、会話はありませんが、G(1)の認識はあります。
一方、同時にですが、籠が「私が買う」という述語を代弁してくれていることは明確です。ここでは籠が述語(買う)の記号となっているのです。私は目の前にいるのですから、私という存在は、主語の記号となっているのです。これはG(2)の認識です。
このように物事の言語表現はG(1)レベルの表現からG(2)レベルが重なってくるのです。しかも、G(2)レベルでは、主語や述語が省略されることが多いので、暗号となることさえあるのです。暗号化されると、あまり意識されることはなくなるのですが、実際は、言語表現の裏には無意識を含めた意識が関係しているのです。
続く-
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