「初音ミク」現象はソリトンか？ディアスポラか？
＜四次元能版：新世紀エヴァンゲリオン：GPSの実践＞

初音ミク
http://bbs.mobilephoto.jp/data/hatsunemiku/pb.php



初音ミク公式チャンネル
http://www.youtube.com/user/HatsuneMiku?ob=0&feature=results_main

物事を物と事に分離して、事（述語）中心にして世界を探求していますが、その行き着く果てはどこになるでしょうか？

おそらくそれは、華厳でいうところの事物と事物が融通無碍に共存する事々無礙法界という真実一如の世界(認識)であろうと思います。

しかし、事々無礙と言ったところでイメージできないでしょう。そこで、今回から趣向をかえて、或いは述語探求と平行して、事々無礙とはこれだという世界を直截にお見せしたと思います。

そこで先ず取り上げるのは「初音ミク」現象です。

「初音ミク」現象が理解できれば、述語優先の世界認識、事々無礙の世界が容易に理解できるでしょう。

本当にそうなるでしょうか？

既成概念にどっぷりとつかっているパラノ人には、初音ミク現象を前にして戸惑っているのは事実のようです。これが何を意味するのかさえはっきりとつかめていないのですから当然です。

一部の人は商売の邪魔をされると思い嫌悪したり、苦々しく思っている人達もいます。

実際、数年前、大手の検索エンジンで初音ミクの画像が検索できないという出来事が起きましたが、意図して削除したのでは？という疑いもが出ましたが、真相は闇に包まれたままです。

謎深まる「消えた初音ミク」問題
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/22/news088.html

要するに初音ミクは著作権に胡坐をかいてきたキャラクタービジネスの常識を根本からひっくり返そうとしているのですから既存勢力から抵抗されるのは当然です。

初音ミクが巻き起こした革命とはhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080806/167386/

その既存勢力の価値観とか、既成概念というのは何なのでしょうか？

そうそれが問題なのです。四次元能が探求しているのも、そこにあります。

それこそが物質的価値観、自我優位の世界観なのです。そして、すべての弊害は、自我にあり、その自我の解体を目指しているのが四次元能なのです。

四次元能シンパのシムハンターは「初音ミク」現象を正しく理解しなければなりません。

「初音ミク」は単なるオタク現象、つまり、第２象限の認識ではないのです。

「初音ミク」現象はG(1)からG(2),G(3),G(4)のすべての象限に跨る意識革命、精神革命、認識革命なのです。

従って、「初音ミク」現象は物質優先の世界を破壊するでしょう。そのことに気がついた人がいます。それは既得権を持っている人達です。彼らはそれが失われるのですから、当然抵抗するでしょう。

しかし、それに気がついている人達はまだごく僅かです。まだまだ、多くの人にはオタク現象に過ぎないと思っているのです。

これは静かなる革命であって、本当の姿を見せるのはこれからなのです。

初音ミク現象は四次元能にとって、GPSの威力を試す絶好の題材でもあるのでしょう。

四次元能は、

ボーカロイド「初音ミク」現象はソリトン現象（超離散）であり、

ディアスポラ現象(離散)である

という仮説も提示します。

そして、それが華厳の世界に通じる道であることも実践して証明してみたいと思っているのです。

果して上手くいくでしょうか？

続く