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from: 生成門さん
2012年04月18日 11時43分29秒
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渡り鳥にディアスポラの悲劇はない
渡り鳥にディアスポラの悲劇はない
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:GPSの実践>
ディアスポラ自体は離散させる力が働いて起きることですが、その力には自然災害とか人為的なものがあるでしょう。自然災害なら諦めるしかありませんが、人為的な力には恨みという心情が残り、それが後世まで引き継がれ、民族紛争などの大きな亀裂となってきたことは歴史が示しています。
結局、ディアスポラの後に生成される後遺症は、場所に「執着する」ことからくるものですが、そこまでいくと自我との絡みで考えないといけないことになります。
何故、人間は「もの」に執着するのかというのは、仏教が4千年をかけて問うてきた課題であり、それをここで簡単に答えを出してしまったのでは申し訳ないので、もうしばらくは周辺の事情を含めて吟味しておきます。
四次元能の本来の狙いである「自我の囚われからの開放」を実現したいと思っているのですが、ディアスポラの悲劇が場所への執着から来るものであるというのは理解できたでしょうか?
その根源は執着する自我にあるのですから、自我を解体すれば、ディアスポラの悲劇などというものも消滅するでしょう。ですから、積極的なディアスポラ(離散)は自我を解体にとっても功を奏するのではないでしょうか?
ディアスポラの悲劇を積極的なディアスポラとする方法として、その戦略的メディアとして初音ミクが有効なのではないかということをこれから示したいのですが、ちょっと論理が飛び過ぎているでしょうか?
ディアスポラの悲劇が全くない例を見ておきましょう。ディアスポラの悲劇は3次元空間、物質、時間という概念に固守することから生まれるのであり、渡り鳥のようにディアスポラが当然な生き物にとっては悲劇などありません。地上に於いては、ディアスポラを無害化しているのは遊牧民族です。海に於いては回遊する魚です。彼らは全く(?)場所には執着していないのです。
ディアスポラを悲劇とするのは人間だけであり、それは自我が生み出すものであり、従って、自我を解体すればディアスポラの悲劇もなくなるというのが、四次元能の仮説なので、それを初音ミク現象と結びつけて実証しようと思うわけです。
そのようなディアスポラ=初音ミク現象という構図が生成できるかどうかの保証は今のところありませんが、唯一、期待できるのは第3象限を経由して、第4象限へ、そして、第1象限へと跨いで自己を復権したバクテリアの進化の戦略が応用できるのではないかと思っているのです。
バクテリアが第二のルートで移動する準備
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100108708675
バクテリアが第二のルートで移動する
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100108708881
自我の生成
自己を取り戻す
この自己の復権こそが初音ミク現象から得られる帰結なのです。果してそう上手くいくかは分かりませんが、とにかく臨床する価値はありそうなので、初音ミクを取り上げているところです。乞う、ご期待です。
続く-
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