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from: 生成門さん
2012年04月27日 14時19分30秒
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テキストから認識を特定する
テキストから認識を特定する
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:GPSの実践>
海舌氏は
「Adele-Rolling In The Deepを人間認識図の観点から詳細分析」
http://kaisetsu.org/conservative/?p=31
で認識の有り様を丁寧に分析しています。
この分析は初音ミク現象を探求するに際して大変に参考になりそうです。何よりも注目すべきことは、言語で表現されたテキストから人間の認識と象限との関係を特定していることです。
四次元能でも、MP内部を探求するためには言語が鍵だと思っていますので、非常に貴重な分析だと思います。特に、感情表現は、他者の存在を前提にしているということから、第4象限であるとしているのは注目に値します。
以下、海舌氏の解析を参考にして独自の解釈をして見ましょう。
海舌氏によると第2象限:G(2)、第3象限:G(3)の認識は、身体的反応を伴わない心の中でイメージする認識であり、G(2)は了解的理解、G(3)は直感的理解だと言います。
一方、第1象限:G(1)、第4象限G(4)の認識では、G(1)は実証的理解、G(4)は感情的理解(合理的理解不能)としています。
特に、G(4)が感情的理解(合理的理解不能)としている点については、理解するには独自の探求が必要でしょう。
感情が起きると言うのは、「頭に血が登る」ともいうように極めて身体的ですから第2象限:G(2)、第3象限:G(3)の認識ではないことは容易に推測できます。
私がここで、「容易に推測できる」と言いましたが、この推測というのは一つの認識の様式です。「推測」はどの象限に位置するのでしょうか?
当然、心の中でイメージしており、身体的ではありませんからG(2)かG(3)です。「推測」は推理・判断という合理的な認識ですからG(2)の了解とは違うようです。
了解というのは納得でしょう。過去の体験:G(1)が記憶としてあり、それから想起して、受け入れることのできる判断ということでしょう。しかし、実際は、難しい判断もあるでしょうから、G(3)の直観的判断と区別することはできないかもしれません。
いずれにしても、G(2)・G(3)の認識には身体的反応はありません。
私が想起という場合は、過去の体験:G(1)が記憶としてあり、それを「思い出す」ことを意味しています。現在の体験:G(1)の認識と連動して想起する場合もあります。その場合は、想起というより暗示とか連想でしょう。
「相手が眉をひそめた」ことを例にして分析してみましょう。
相手が目の前にいた場合、「相手が私を嫌っている」ことをどうして知るのでしょうか?
そんなこと当たり前と言ってしまえば、それまでですが、「眉をひそめた」ことを目の当たりにしないで、「嫌っている」ことを想像することもできるのですから、この区別をしておくことは認識を探求する上では重要なことなのです。
続く-
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