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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2012年05月24日 13時05分37秒

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    微小脳と巨大脳

    微小脳と巨大脳
    <四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:GPSの実践>

    昆虫は無脊椎動物、旧口動物(先口)、小さい脳、人間とウニは脊椎動物、新口動物(後口)、大きな脳という特徴があります。

    微小脳と巨大脳
    http://www.lfsci.hokudai.ac.jp/gakuin/download/sciencetop/0908mizunami.pdf

    脳の進化は、神経細胞から進化してきたことは明らかであり、その脳の大小によって、機能が決まることは明白です。

    大きな脳を持つ代表の哺乳類、小さな脳を持つ代表の昆虫類を比較してみましょう。昆虫と哺乳類の物理的な違いは、身体の大きさであり、寿命です。 

    身体の大きさが大きいということは、それだけ大きい脳を装備することが可能になり、結果、大きな情報を保管できることになります。

    又、寿命が短いということは、密なる意味空間(暗黙知・コンテキスト)を形成できないということであり、学習能力を持てないことに繋がります。

    脳の大きさだけからくる違いを比較しても、その違いは歴然としています。例えば、G(1)認識ですが、昆虫は対象をすべて捉えているのではなく、刻みが粗いのです。
    画素数の少ない画像を見ているようなものです。

    又、哺乳類は対象の形を捉えていますが、昆虫は動くものしか対象(餌)として捉えません。昆虫は見ることが大雑把なので、大きな物にしか関心を持てないのでしょう。

    記憶する能力の大小は反射的行動の遮断を決定する肝心な要素ですが、昆虫は脳が小さいので、それは「不可」という答になるでしょう。

    小さい脳では物理的にも記憶に割けるスペースが出てきません。昔のパソコンのようなものです。寿命が短いということは、学習する暇もないのでしょうから、最小限しか保存できないでしょう。

    という事で、遮断について一応の予断ができそうです。

    昆虫(無脊椎動物)には、反射、習慣的行動を遮断する能力はないということです。

    つまり、対象の印象的理解やG(1)をG(2)に写像して記憶から想起した内容と比較して、多少の微調整はあるとしても、それを否定するような論理的な知は存在しないということです。

    この結論は、次のことを暗示しています。

    つまり、記憶する大きな脳を持つ脊椎動物になってから、否定する知が生成したということです。このことは、更に次のことを探求することを要請するでしょう。

    では、脊椎動物のどの段階から、遮断が生成されたのかです。

    昆虫には感情はなく、魚には感情(情動)があるのですから、その中間ではないでしょうか?

    さて、その動物はどこに隠れているのでしょうか?

    続く

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