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from: 生成門さん
2012年05月24日 16時53分46秒
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MSの化粧は進化の戦略
MSの化粧は進化の戦略
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:GPSの実践>
「窓のある」Macは、モナドらしくなったのですが、窓のないのがモナドなのに、どこがモナドらしいのでしょうか?
それは他者を意識していることにあらわれているのです。他者を内部に持つことはモナドの基本であり、他を映すのがモナドの本質なのです。
物理の窓という点では、MS-DOSもMacも同じ窓であり、多少、Mac方がヒューマン・インターフェースとして優れているというぐらいでしょう。しかし、その裏に隠れているのは他者への気遣いという概念「窓」というコンセプトなのです。つまり、物理「窓」を窓と感じさせない「窓」、これがモナドには「窓がない」という本来の意味なのです。
Macの窓としてのヒューマン・インターフェースはユーザーにお仕着がましい窓ではありません。窓を意識させない窓であり、ユーザーにとっては「窓がない」のです。
それがどうして、女性の化粧と関係するのでしょうか?
女性の化粧する意味を考えてみましょう。化粧する意味の裏には、より美しく見せるとう欲望があるでしょう。それは生きるための欲望というより、反対の死の欲望ではないでしょうか?
G(1,2)のATフィールドの自我の欲望ではなく、G(3,4)のアンチATフィールドの無我の欲望ではないでしょうか?
無我の欲望というと分かりにくくなってしまいますが、要するに、他者への関心です。化粧とは自分の中に他者を生成する媒体なのです。化粧とは他者を取り込む窓なのです。このことからパソコンがモナドとなるためには女性化(化粧=窓)する必要があったのです。Macは女性の化粧という意味を画面という新しい取り込み口(窓)として設けたのです。
こうしてMac は新しい進化の王道を歩んだかに見えたのですが、いかんせんハードがついてきませんでした。反応は鈍いし、機能障害は起きるし、容量の小さかったので、無尽蔵にはタスクを追加することができませんでした。
そうでありつつも、やがて、パソコンの速度とディスクなど容量が飛躍的に向上したのです。それに同時に供給されるソフトも充実してきて、人気を持ち返してきたのです。そこで、MSは危機感を募らせていました。コンセプトでは明らかにMacは勝っていたからです。
そこで、MSは化粧戦略に出たのです。
一度は、昆虫の方向に外骨格=旧口の方向に舵を切ったのですが、新口=化粧することで内骨格に変身したのです。
MSの化粧戦略が素晴らしかったことは、Macの本質を「窓」であると看破したことです。それはWindowsとネーミングしことに現れているのです。
その後のパソコンの変化は、誰でもが分かるように高速化、容量の肥大化です。
MSの化粧戦略は、如何に、進化に於いては重要なことは、ハードよりソフト、ソフトとよりコンセプト(イデア)だということを気がつかせてくれる出来事でした。
続く-
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