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from: 生成門さん
2012年06月29日 13時00分04秒
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三人称の認識には次元を上げ下げする二つのパターンがある
三人称の認識には次元を上げ下げする二つのパターンがある
<四次元能版エヴァンゲリオン:イデア・シムハンターの戦略>
低いレベルの三人称の認識の弊害がどこにあるのかを見ておくことにしましょう。その例を具体的に上げるとするとマーケティングでしょう。
マーケティングは顧客の心を掴もうとしているのですが、その心を直接掴んでいる訳ではありません。アンケートやPOSデータで解析して間接的に把握しているのです。確かに、これも三人称の認識なのです。
しかし、顧客の心(権力に汚染されている)をより適切にモデル化しているとは言えないのです。
マーケティングがやっていることは、なんのことはない四次元時空体の人間の次元を落して見ているのです。これはマーケティングに限らず、古典科学の殆どがやっていることなのです。例えば、地図を見てみましょう。そこには三次元空間は存在していません。二次元平面です。三次元の次元を一つ落として表現しているのです。これはこれでとても便利です。
駅の切符を買うところにある地図はもっとシンプルです。線の上に、距離を無視して駅名と金額が表示しているだけです。これは三次元を一次元に落として表現している例と言えるでしょう。
要するに、物事を抽象して簡単化して、次元を落としてモデル化しているのです。それは生の現実をそのまま表現することが出来ないからです。また、必要がないのです。
このことから三人称の認識の様式には、二つのパターンがあることを意味しているでしょう。一つは次元を落とす方向の認識、もう一つは次元を上げる方向に認識です。
対象を表現する場合は、次元が落ちる方向に行き、表現されたものから対象を復元するときは、次元を上げる方向に行くということです。対象を復元するときは、例えば、地図に記入された標高の数字から高さをイメージするでしょう。
イメージすることは想像することであり、頭の中で虚数を使っているのです。頭の中で虚数を使っているという表現はおかしいのですが、「想像する」という述語過程があると考えましょう。
小説では「行間を読む」ということがあります。また、水墨画には「間」がありますので、それを鑑賞する人が勝手に埋めることを求められているのです。これらは虚数という次元を上げる述語作用(想像)を前提とした表現方法だと考えてよいでしょう。
韓国の歴史ドラマはテンポが早いのが特徴です。例えば、移動する場面は大概、歩くか馬です。車がない時代ですから、そのシーンを丹念に表現していたのでは、いくら時間があっても足りませんし、間延びしてしまいます。そこで、そのシーンはカットして、次のシーンに移るのですが、見ている方は、その間、移動してきたことを想像して頭に中で文脈を生成するのです。
このように、次元を上げるためには「想像する」という述語作用を前提とした表現方法をとっているのです。三次元の視点を生成しているのが複素数であり、イメージを生成しているのが、クォータニオン=正四面体であるということになるではないでしょうか?
クォータニオンとは何かを理解もしていないで、「イメージを想像する」=述語作用=クォータニオンと結びつけしまうのは、いささか天下り的ですので、もう少し、丁寧にいきましょう。
続く-
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