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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2012年08月28日 06時37分59秒

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    オートマトンについて学ぶ

    オートマトンについて学ぶ
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測とオートマトン


    状態の移り変わりにスポットライトを当てる
    http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100111185899
    の続きです。

    オートマトンの説明はこちらが面白いです。

    檜山正幸氏「この機会にマスターしようぜ、正規表現、構文図、オートマトン」
    http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20100603/1275546996

    この説明を見ていると、グラフがでてくるのですが、グラフは二つのノード(節)と向きの付いた辺(エッジ)から構成されます。向きを示すのに矢印(有向グラフ)を使うところは圏論と似ていますね。

    グラフ> 始ノード―□→終ノード
    □はラベル(指標)道路標識のようなもの

    圏 > f:a→b

    有向グラフはノードA とノードB の間のエッジに、A からB の向きのものとB からA の向きのものの二種類を認めるようです。

    A→B
    B→A

    この檜山氏は圏論の伝道者だそうで、この中で、「実は、圏論との相性が非常に良いのです。トレース付きモノイド圏、コンパクト閉圏による定式化まで、この描き方をそのまま使い続けることができます。」と言っていますので、圏論をものしたい四次元能としては、オートマトンはその入口と言えるでしょう。学んでおいても損はなさそうです。

    有限オートマトンとは特殊な有向グラフであるということなのですが、有限オートマトンにおいては、ノードを状態、エッジを状態遷移と言います。ノードの一つは始状態と呼ばれ、またいくつかのノードが終状態と呼ばれますが、終わりの状態は複数あってもよいことになっています。


    有限オートマトン
    状態遷移:始状態→*→*→*→*→終状態(複数可)

    ここで、
    * ノード
    → エッジ
    ですが、途中は分岐(選択)、戻り、休止が可能ですから道路網、回路、パート図、インターネットのようになります。

    有限オートマトンは有限ですからノードやエッジが有限です。簡単に喩えると新幹線です。新幹線は東京を出て新大阪が終点ですが、その間、状態を遷移させ、つまり、次に駅に行き、終点まで行きます。新幹線オートマトンは単純ですが、状態の遷移があり、その駅の数が有限です。ただ、途中の分岐がない分、単純なだけです。終点も一つしかありませんし、途中で戻ることもありません。

    新幹線は東京から新大阪まで一直線にしか行かないのですから、これは決められたルールです。実際の有限オートマトンは分岐ら戻りもあり、もっと複雑で鉄道網や道路網といった感じになるでしょう。

    このことを説明するにはスゴロクを使うともっとよいでしょう。

    続く

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