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シムダンス「四次元能」

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公開 メンバー数:58人

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  • from: 生成門さん

    2012年09月30日 13時41分46秒

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    外部観測の限界は未来を完了させる能力の過信にある

    外部観測の限界は未来を完了させる能力の過信にある
    四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    建前は本音の三人称化=未来完了=形式化
    http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100111589608
    の続きです。

    建前とは本音の三人称化=形式化であり、未来完了であり、予測や予想であるということになりました。これを敷衍してみましょう。

    建前を「前もって建てる」と解釈すると仮説とか仮設、仮想、仮構ということになってきて理念・理想とも近くなります。

    翻って、常識的な建前は「非現実的で上辺だけの良いこと」を言うような意味があります。しかし、良いこと=理念という解釈もできますから、それは理想のことです。それがどうして悪いイメージを意味することになったのでしょうか?

    人間は現実だけに生きるのではなく建前(仮説・予測)に生きることによって、その認識の能力(未来完了)を飛躍させたと言えるのにどうして建前が悪いイメージなったのかです。そこに外部観測の限界がありそうです。

    建前の力が発揮するのは未来だけとは限りません。過去や空間に於いてもその力は発揮されます。建前を仮説と置き換えてみれば、それは科学の領域であることがよく分かるでしょう。科学とは外部観測して仮説を立て、それを検証することによって、その存在(力)を示します。

    問題はその科学が検証できない世界にまで、その力を過信(神話化)して侵略していることです。そうした過信(神話化)は科学の世界だけではありません。日常の世界においてもそのような傾向が見られるのです。

    日常の世界(常識)が建前優先になってきたのは偶然でないのです。文明が科学に依存してきたことからも容易に想像が出来るでしょう。建前とは形式(仮説)であり、理想であり、現実から離散する方法でもあるのです。言い換えると、文明とは現実から離散する方法だったのです。それを後押ししたのが、科学的方法であり、その裏で行脚していたのが、外部観測という認識だったのです。

    続く

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