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from: 生成門さん
2012/10/24 18:39:16
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仏陀の微笑は媒介者
仏陀の微笑は媒介者
<四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>
一者であり社会でもある母親の顔、それこそが仏陀の微笑である
http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100111967204の続きです。
郡司ペギオ―幸夫氏のエッセイ「内側からみた偶然=仏陀の微笑」 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/bookfair/prpjn67.html
を参考にしています。
どんな世界が現れるとしても、それに先立ってあるのは混沌でありカオスです。これを仏教では「空即是色」と表現しました。空とはカオスであり、色とは現れた世界のことだからです。 空を色に接続するのは私であり、私という仏です。私は仏の手の平(ハミルトンの虚空間=空)で生きているのです。と言いながらも、私はそれを忘れて、自己の世界(ガウス平面の実空間=色)を生きてしまいます。ですから、生きていることは矛盾なのです。その矛盾に気が付いたとき私は再び仏の手の平に帰ります。この気づきを「色即是空」と言い、気づいた私は即身成仏となるのです。 空即是色は即是:空→色、色即是空は即是:色→空という三角錐を形成しています。私達はこの生成原理に従って生きているのです。私達に限らず、生きとし生けるもの、更に、森羅万象はこの生成原理に従って生きているのです。 この生きると言う概念を郡司ペギオ―幸夫氏は最大限拡大していきます。そのときの生成原理の鍵になるのが媒介者であり、媒介者による媒介項「即是」という第三項です。 この第三項を加味すると三角錐は、空即是色は媒介者(即是):空→色、色即是空は媒介者(即是):色→空となります。 この三角錐はクォータナリアン(即身成仏)として生きる私達に対しての新しい地平を示してくれるでしょう。 言い換えると存在(どのような者なのか?)と認識(どのような姿なのか?)を開示してくれるでしょう。もっと言うと三角錐を実装することは私に即身成仏=クォータナリアンへと変身させるのです。
カオスの世界から秩序ある世界(新しい地平)が構成されるには三角錐が構成されなければなりません。三角錐とは矛盾を観測し認識する枠組みのことです。三角錐が構成されるのは偶然かもしれませんが、媒介者の存在を感じたなら、それは即身成仏、つまり、私自身であり、三角錐が必然的に構成されるでしょう。 こうして、三角錐の生成原理は新たな地平を開示します。そこには偶然と必然、偶然と必然を媒介する項、媒介者がいます。それが三角錐を構成するのです。
この三角錐を四次元能は「仏陀の微笑」と言いましたが、郡司氏は媒介者を「仏陀の微笑」としています。三角錐を「仏陀の微笑」と解釈するのと、媒介者を「仏陀の微笑」と解釈するのでは微妙に違います。郡司氏は媒介する項と媒介者を区別していないために、三角錐を「仏陀の微笑」としていますたが、本来、空からMPが立ち上がってくるのですから、媒介する項と媒介者を区別すべきでしょう。媒介者は媒介する項を初期設定(initialize)して第一項(index)と第二項(symbol)を繋ぐのですから三角錐を「仏陀の微笑」と言ってもあながち間違いとは言えないでしょう。
続く-
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