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from: 生成門さん
2012/10/30 07:47:40
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クオータニオンは回る
クオータニオンは回る
<四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>
三角錐モナドは内部観測モナドであり「自ら動く」
http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200013397
の続きです
モナドはイデアであり、「自ら動く」と言います。内部観測論者も物が「自ら動く」と言います。物が自ら動く精神を持っていると言いましたが、その実際の例を取り上げます。動物の細胞が自律的に集まって器官をつくっているというのです。
動物の細胞は自律的に集まって器官をつくっていた。
巧妙な仕組みの謎が明らかに!
~再生医療への応用期待~
http://www.naist.jp/pressrelease/detail_j/topics/1127/
動物の発生では、分化に伴い細胞が動くことで近づいたり離れたりして細胞の集団をつくります。しかし、細胞が集合し、その集合体を維持しようとする場合には、個々の細胞が勝手に移動してしまうと都合が悪くなります。したがって、細胞は、いつ動き、だれと結合し、その後、動かなくなるのか等を遺伝子に組み込まれたプログラムによって適宜判断していると考えられます。
(中略)
左脳は論理的、右脳は直感的思考を行うなど、生物のからだに左右差があることは良く知られています。実は、この左右差は、発生過程に厳密に制御されています。ゼブラフィッシュのKV細胞には、シリアと呼ばれる短い繊毛があり ます(図2、緑色で染色されたもの)。そのシリアを反時計まわりに回転させることで、ノード流と呼ばれる水流をつくり、その流れに乗って右と左にシグナルの差を作り出しているのです。
FGFシグナルを阻害したゼブラフィッシュ胚では、KV前駆細胞のクラスターが分散してしまい(図2右)、KVの 形成不全、シリアの形成異常が引き起こされます(図3右上)。この状況では、ノード流が発生せずに、左右差情報の伝達がかく乱されるために、心臓のループが逆になるなどの異常が観察されています(図3右下)。この結果から、KV前駆細胞のクラスター形成は、その後に続く、KVの立体構造の構築と機能の獲得に重要な役割があることが示唆されます。
―――
ここで取り上げた細胞はモナドであることの典型ですが、発生を生成と言い換えるとそのまま内部観測論=陰陽的生成論=モナド=細胞という図式が絵描けます。上の説明に「プログラムによって適宜判断して」とありますが、これはまさに内部観測論的表現です。あたかも主体があるかのような擬人的な主体ではなく、細胞(遺伝子)そのものが主体であるという説明です。更に「左右差は、発生過程に厳密に制御されています。」とありますが、これなどはまさしく陰陽的生成そのものです。左脳は論理的、右脳は直感的思考を行うなど、生物のからだに左右差があることは良く知られていますが、この短いテキストに内部観測的生成原理があることを伺わせます。
もっと注目すべき下りがあります。それは「シリアを反時計まわりに回転させることで、ノード流と呼ばれる水流をつくり、その流れに乗って右と左にシグナルの差を作り出しているのです。」というところです。ここの「回転させる」が注目点です。回転させると言えばクオータニオンです。つまり、細胞にはクオータニオンが活躍しているということが言えるのではないでしょうか?ここから発想していくとモナドには主体と呼ばれる生成(発生)プログラムがあり、そこにクオータニオンが組み込まれているということになります。内部観測論の図式を更に拡大して=陰陽的生成論=モナド=細胞=主体=プログラム(アルゴリズム)=クオータニオンという展望が見えてきたように思えます。展望が単なる妄想にならないように探求を続けましょう。
続く-
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