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from: 生成門さん
2013年01月19日 16時14分58秒
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観念的同時の認識ゴマ
観念的同時の認識ゴマ
<無意識・意識の発生メカニズム(5)>
陰(過去)を陽(未来)に折り畳む
http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200123580
の続きです。
認識ゴマはレンマ関数を説明する為に万華鏡モデルを図化したものですが、まだ完全でありません。特に虚時間がどうなるのかがまだはっきりしていないからですね。虚時間は実時間に直交するので垂直方向の持続のラインはあくまでも実時間のベクトルですね。現実の世界と鏡の世界では反転していますが、時間が逆に流れているわけでもないのですね。また、反転した時間が虚時間というわけではないのですね。
意識できる時間は虚時間ではないということです。鏡の世界には意識できない虚時間が隠れているのではないでしょうか。それがハミルトン空間なのではないでしょうか? 既に四元数にはitがあることがわかっていますので、それが虚時間ですよね。今は「認識ゴマ」を作ることに専念していますのでしばらく虚時間は留保しておきましょう。
レンマ関数は時空関数ですので変数の時間は実時間だと思われます。通常、人間が認識できるのは相対的時間でありレンマの時間だと思われます。もしそうなら、現実の時間は物理的な時間=絶対時間であり、それが反転した鏡の世界では絶対時間から相対時間(主観時間)に変換されるということですね。
いずれにしても、鏡の国では現在の認識において過去・未来のすべてを含んでおり、主体にとって相対的時間なのですね。言い換えると、観念的に過去から未来のすべてを同時に認識しているのですね。それを示しているのが陰陽の直角三角形(PS三角形ではありません)です。現在の位置に認識の主体がいてそこから視線が対象に向かって示しているのが「指示し」です。「指示し」は「現在において関心を持っている対象があり、それに視線を向けている」ということを意味しているのですね。別の言い方をすれば鏡の世界のいるということは内部観測状態にあるということですね。
恋愛中の人は常に内部観測状態にあるでしょうね。そして、恋人を思っている状態は指し示しのベクトルpであり、「現在の思い」がそれに相当します。
その思いは過去に出会いがあって最初の印象が記憶として残り、それが思い出として想起Aされるのですね。想起のベクトルAは過去に向かうことで思い出すのです。しかし、それだけでは思い出すことはできません。認識は常に三つのベクトル(想起・指示し・持続)が合成されなければならないからです。
陰の認識は指し示しpから想起Aベクトルとして過去に向かい、持続する意識が時間ベクトル-nに乗って現在に向かいます。このルートの完結が「思い出す」=想起なのですね。つまり、ベクトルが合成されてはじめて陰としての認識が生成されるのです。
一方、陽の認識は、同じ様に指示しp'が対象に向かい、そこから未来に向かいます。未来に向かうのは願望であり、心配ですね。予言・予測・不安と言った類の心理もすべて未来に向かうベクトルでしょう。恋人との未来の姿を思うのですね。未来に向かった願望や心配は未来の時点で、持続-nとガッチンコします。つまり、恋人を思う意識が未来へ持続される投影のですね。持続という用語が難しいなら投影と言ってもよいでしょう。これでベクトルが合成され陽の認識が生成したということになるのです。
続く-
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