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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2013年08月22日 05時06分39秒

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    心を三人称から一人称へ差し戻せ

    心を三人称から一人称へ差し戻せ
    <PS理論:女を見たかったら波動方程式を解け>の続き
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200403254

    ポロックが開きデ・クーニングが広げた三人称(対象化)を一人称(非対象化)に折り畳むという絵画の表現はネオ・ダダ、ポップ・アートなどさまざまな芸術表現へ受け継がれていくことになりましたが、唯物物理が唯心物理、内在性の物理、内部観測論となってきた科学の傾向と符合するのは、ある意味で絶対数学(モナド)や四元数(ベクトルを虚数化したこと)が数学として受け入れられたことと関係するのではないでしょうか? すべてが光のようにあたかも目標地を知っているかのように予定調和(最短経路=急がば廻れ)に向かっているということでしょうか?

    デ・クリーニングは対象を再現するという三人称の認識を更に内在化して一人称に変換する芸術へと変遷してきたのですが、物理という芸術とは関係ない領域で三人称を一人称に変換したダランベールの原理やラグランジュの方程式が見つかったことで、科学と芸術が同じ方向に向かっていることに何か不思議な気がしますね。

    量子論は三人称の古典力学の電子(対象)を量子化して可能性という一人称の波動の世界(対象がない)に差し戻して、元(電子)の三人称に戻したければ、「波動方程式を解け」と突き放してしまたったのですが、その答えを導く方法は示してくれました。その方法は「演算子」を作用することでしたが、実際に確認するには「観測せよ」と言うだけだったのですが、それが、デ・クリーニングの方法と似ているというのは偶然の一致でしょうか?

    世界のすべては言語ゲームであるということからすると量子論も絵画も一種の言語ゲームです。一人称から三人称というのが言語の進化の方向ですが、生命というのは生きているのですから一人称そのものですので、一人称が主であり、三人称というのは本来「従」なのですね。ところが、いつの間にか科学と芸術の分野では三人称が主となってしまい主客転倒してしまったのですね。科学と芸術がそうなってしまったら、他の領域のすべてが主客転倒するのも当然です。安全神話などが生まれるのはそういうことからでしょう。今、資本主義が崩壊すると言われていますが、それも科学が事実を伝えるという神話(美人局)から生まれたのであり、それを一人称の生きる原点に折り畳まれてしまうと神話となってしまったのです。美人局は必ず露呈するのですから資本主義も崩壊するでしょう。一人称の弱点をカバーするはずの三人称(事実)が美人局(疑似科学)になって現れることがあるということを忘れてはならないのですね。一人称には弱点(無知の知という限界)がありますが、真実を語るという点では一人称に頼るしかありません。ポロックとデ・クリーニングは三人称の「女」の欺瞞性・美人局の記号を解体したかったのではないでしょうか? 解体して一人称の折り畳んだのは、再び、三人称に戻す時、その女の美人局であるかもしれない指示表出性をよく吟味せよと言ったのではないでしょうか? ただ、デ・クリーニングは一人称に戻したのは良いのですが、その記号として女を再現するときは鑑賞者の観察力に委ねられているのですね。再び、美人局として再現してしまう可能性だってあるでしょう。それ回避する手立てはどうすればよいよいのでしょうか? 量子論の場合も同様です。電子が観測されるとしても確率の事象としてしか観測できないのですし、もし、一人称の波動性が電子の真実なのか、美人局なのかまだ決着がついていません。多くの場合、一人称は真実を語り三人称が事実を表現するとしても、一人称が偽りを語り、三人称が歪んだ事実を伝えることもあるでしょう。どうやってそれを見つけることができるのでしょうか? 社会現象は今やインターネットの時代ですので、ちょっとでも真実と事実から外れると、それを修正する能力がありますので、プロパガンダのようなものが流れたとしてもたちまち露呈するでしょう。問題は社会の基盤となる基礎的なパラダイムです。そのパラダイムは物理であり数学です。物理と言うのは三人称の客観性の知だとばかり思っていたのですが、その基礎に於いての命題が一人称の真実=何と心(仮説や仮想)の持ち様だということが分かったってしまったのですから、心こそがもう一度、見直す必要があるということに他なりません。と言うのは文明がそれによって成り立っているのであり、文明が人類を破滅させるかも知れないからです。

    間違った真実で成り立っている可能性があるかも知れないのですね。しかし、これはいくらインターネットの時代と雖も簡単にはいきません。芸術に依拠することもできません。やはり、間違った文明の背景にある心(命題を作る)が問題なのですが、それが間違っていることを確かめる方法は今のところはないのですね。心を知るすべはないのです。文明の先端は量子論です。量子論は心が生み出したものです。その心がどのような心だったのかはまだよくわかっていないのです。辛うじて海舌氏が一人称の数学という方法を発見したので、それを応用することで、心の構造方向をたどれることができるようになったのです。数学を三人称から一人称に折り畳むことができるようになったのです。量子論を一人称の科学として見直すことで美人局かどうかを吟味できるのですね。ただ、残念ながら量子論は殆ど数学です。ハードルの高い数学です。数学を知らなければその吟味も賞味もできません。四次元能は別途反エントロピー宇宙論(エーテル、離散数学、作用反作用、メービウス関数など)とボーアモデル(反シュレデンガー)を駆使して挑戦しているところですが、まだまだ一合目に差し掛かったところです。

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