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from: 生成門さん
2013年11月09日 16時24分50秒
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脳は矛盾を感情という遅延回路で解決している
脳は矛盾を感情という遅延回路で解決している
<神の数学との共振:予定調和とは臨界点:自然対数e(≒2.7128)が働くこと?>
http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200496748
矛盾と言うのは実に厄介ですね。これを追いかけるとなかなか抜け出せません。何時になったら神の数学の暗号解読に行けるのでしょうか。そうは言っても無限の問題を解決しないと神の数学には入場が許されないのですから何とかクリアするしかありません。
矛盾は論理学や数学だけでなく社会でも受け入れないのが普通です。矛盾した会社の商品なんて誰も買いませんよね。社会で言う矛盾というのは汚い、癒着、隠蔽、嘘なのですね。食材表示というのは表示した食材を間違いなく使っているという同一性を保証するルールなのですね。それが間違っている、異なっていることが発覚したのが、現在起きている食材偽装事件ですね。まさにこの事件は矛盾=嘘のシンボルなのですね。
だからこそ食材偽装=嘘をなくすこと=矛盾を除去する仕組み(管理体制)が強化されていくことになるのですが偽装事件は数年前にもありましたよね。繰り返し、繰り返し同じような事件が起きますね。鼬ごっこをしているのでしょうか。誰がその責任を取るのでしょうか。政治なのでしょうか。犯罪は司法の責任ですから警察・検察なのでしょうか。そうではありませんね。第一、矛盾を取り締まるという法律がありませんね。偽装は犯罪でも矛盾は犯罪ではないのですね。
矛盾の具体的な対象が定まって定義できれば法律化できるでしょう。その例が食材表示偽装です。後は当局が取り締まるだけですね。交通違反と同じです。事件が起きる主体がどんどん変化してしまうので、その当事者はそのたびに管理体制が強化していくと言うしか対処のしようがないのですね。起きた事件の偽装は退治できても矛盾というのは抽象概念ですから始末ができないのですね。矛盾は生きる根源ですから禁止できないのですね。ここにも矛盾がありますね。
この矛盾の社会現象はモグラたたきするしかなすすべがありません。社会は完全(理想的)な姿を目指して進めるのでしょうが、それがいつになっても完了(予定調和)しないのです。困ってしまいますね。ライプニッツの言う予定調和というのは無限と同様な幻想なのではないでしょうか。
これでは矛盾の完全な解決方法はないということになってしまいます。数学でさえすべては不完全であると言っているのです。古典論理学は矛盾律(矛盾は認めない)としているだけであって、矛盾に対してどうするかなどという答えを持っていないのですね。
要するに、解決できないからあってはならないとして宣言しているだけなのですね。人間の社会ではそんな状態を放置してきたわけではありません。人間社会で宗教が戒律や倫理・道徳でそれを代行してきたのですね。「〇〇を犯すべからず」です。
法律で定められる矛盾なら良い(定めても矛盾が生まれる)のですが、いくら定めても日常の生活で矛盾は雲霞のように発生するから困るのです。放射能汚染の様な矛盾はたまったものではありません。
法律で定められない日常的な矛盾はどうしているのでしょうか。それはあなたの心が一番知っているはずです。曖昧に笑って誤魔化していますよね。モナリザの微笑は美ですが、苦笑いは矛盾の誤魔化しです。このようなごまかしは論理では扱い様がありません。
古典論理では矛盾律(矛盾は認めない)は絶対であり、認めないのですから、それに従うしかありません。言い換えると、同一律(である)を続けるしかありません。ですから「私は私である」は確かなこととして受け入れ「私は私ではない」は受け入れられないのですね。日常会話で「私は私である」同時に「私は私ではない」などと言ったら間違いなくキチガイ扱いされるでしょうね。
しかし、ドラマなどで「昨日の私は今日の私ではない」と言ったセリフならば事態の深刻さが伝わってきてより効果的ですよね。矛盾は意識するからから解決としようするのですが、時間で処理するのは意識的というより無意識的です。先延ばしは悪いことだとして批判されることがありますし、一方で先に伸ばすことが良いことだとする場合があります。如何に矛盾は正しく認識されないかを物語っています。それは「先に伸ばすな」、「善は急げ」、「即断即決」「臭いものには蓋」いう諺や格言に現れています。同じ事態が人の意識や無意識とに分かれて存在するというのはおかしいですよね。ほら、ここにも矛盾が露出してしまいました。多くの場合矛盾を矛盾と認識していないから人によっての対処が違ってくるのですね。
しかし、この無意識的なやり方の裏に矛盾解決法の秘密があるのですね。そうです。時間で解決するのですね。時間を遅延させれば、矛盾の論理が同時に成り立つのですね。人間は知的な動物ですが、その知的とは論理的という意味です。しかし、その論理が古典論理(矛盾認めないない)というなら知的という意味の使い方を変えなければなんりません。直感論理というのが正しいのかもしれません。しかし、直感論理はまだ生まれたばかりですから応用ができません。そこから先に行くためには独自に開発するしかありません。論理に魂を入れるということです。
人間には感情がありますが、何故、感情があるのかを考えて見ましょう。生物にも感情がありますよね。爬虫類にはないということになっていますが、感情の定義をどう考えるかで違ってきます。情動を感情とすると魚には感情があり、昆虫やイモリにはないということになります。ここで話題にしたいのは感情の進化論ではありません。これについては別途探求していましたが途中になっています。又の機会とします。
ここで話題にしたいのは感情の役割です。魚に情動があるのは、それが生きるために有効だからであるのは当然ですが、どう有効なのでしょうか。四次元能流(プラトン)の解釈では、情動は行動の遅延回路を構成するからです。原始生物は生きるためには危険の察知と反射行動が必要です。逃げる・掴むというのは生きる最小限の能力ですよね。しかし、逃げなくても良いのに逃げてばかりいたのではエネルギーが消耗してしまいます。エネルギーの消耗を最小にすることが必要ですね。それが情動の作用だと思うのですね。しかし、「逃げなくても良い」と判断するのは高度な知ですよね。これを仕組み的に表現すると、条件⇒行動を遅延させることができれば最高です。条件⇒行動という回路はできているのですから、条件⇒( )⇒行動とすれば良いのですね。( )が遅延させる回路なのです。「ちょっと待てよ」と考える回路ですね。これは脳の中の探求になるので別途の探求が必要ですが、先走って言いますと遅延回路は視床にあります。視床は意識を発生される増幅器なのですね。デカルトは精神の座を松果腺と考えたようですが「当たらずとも遠からず」でしたね。
最近の知見では視床がそのカギを握っていることが分かってきました。視床は外部の信号を増幅して内部(大脳)に送る発信基地の役割をしているのですね。この発信するときに遅延させること出来るのですね。その決め手はホルモンです。脳はうまくしたモノで意欲、やる気を、抑え、なだめるホルモンがあり、その一つがマトスタチンなのです。これが信号として視床に入ると「その行動を止めろ」として大脳に伝えられるのですね。
ホルモンが分泌されると情動が発生してそれが脳に伝わり条件反射回路に割って入り、条件⇒( )⇒行動のように中断させるのですね。すなわち遅延回路となるのです。実際、視床は真空管のような三極構造(カソード・プレート・グリッド)になっていますので信号を遅延させるのは簡単です。
今は矛盾の話ですので脳の話はこのぐらいにします。
ここではっきりしたことは、脳は矛盾を情動(感情)で解決しているということです。直感論理があるとするなら情動による時間的な遅延を取り入れることが必要でしょう。その意味で弁証法は時間的な遅延を取り入れた最初の矛盾解決法だと言えるのではないでしょうか。ただ、魂が入っていたのかどうかは疑問ですけどね。次のステップとしてそれを検証してみましょう。-
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