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from: 生成門さん
2014年12月11日 10時16分23秒
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ツリーは時間のイデア(原型)であることを示そうとしているのが、前段が長い。能で言えば序の口である。先が思いやられる。
ツリーを悪者したのはモダンである。何がモダンでモダンではないかを知るには建築を見れば良い。東京都庁はモダン建築である。桂離宮はイントランスモダンである。という具合である。その特徴を見て行くと、モダンは頑健で効率的である。もともとの日本建築はリニューアルを前提としたしなやか構造である。その先端にいるのが細胞の自死である。細胞は正のエントロピーと戦うために先に死んで再生してしまうのである。
モダンは抑圧する。だからツリーは抑圧構造である。しかし、ツリーは生命の原理である。神経ネットワークはツリーだし、粘菌が移動するときの動きを見ると明らかにツリー上のネットワークを形成している。粘菌の移動はツリーだ。
生物の原型がツリーであるなら、何故、ツリーは自己を抑圧するのだろうか。モダンとはそうしたツリー的性質を受け着いているのだろうか。ツリーは頑健・着実である。生命が生き延びるためにはツリーが選択されたというのは必然性があったのである。G生命論によれば生命の条件である三項は可能(含意)・現実(文脈)・必然(記号)である。これに照らして解釈すると餌を獲得するという文脈でその現実の厳しさを凌いでいくためには生き残るための構造はツリーだったのである。その構造を選択する過程が生命原理である記号過程なのである。つまり、あらゆる可能性から生き残れるという意味を持った記号を選択するには必然性を持って確定する必要があるのである。そしてその選択された記号がツリーである。
その記号過程を表現すると
可能:記号(ツリー)⇒意味(生き残る)
こうして表現してしまえば簡単であるが、内観者(当為者=一人称)としての未知との遭遇した赤子としての試行錯誤があったに違いないのである。また、それが進化の運動そのものでもある。しかし、それは現代進化論が言うような偶然(ランダム)な突然変異によるものではないのである。このこともっと厳密に説明するにはS科学を持ち込まなければならないが長くなるので、今はランダムの象徴でもあるブラウン運動すらランダムでないことを示してこれ以上深入りしないことにする。詳しくは「森のように深い」<ブラウン運動はランダムではない>で述べている。
http://symdance.blog.fc2.com/blog-entry-121.html-
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