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from: 生成門さん
2015年02月08日 20時09分56秒
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今年の日本は暖かいのに寒いという矛盾が起きている。この矛盾は簡単に解ける。巨視的な視点がその謎を解く鍵である。しかし、それもまた正解ではない。
日本のこの冬の気候は寒冷化している。何故、地球温暖化と言われているのに寒くなるのだろうか。どうもその理由が分からない。
テレビのバンキシャでその理由が分かった。その説明は簡単である。気候は非線形現象だからだということである。「風が吹くと桶屋が儲かる」の理屈である。
赤道付近は温暖化のために気温が上昇している。それが偏西風の軌道を押し上げる。それによって北極圏に暖かい空気が運ばれて雨を降らせる。更に、その風が一廻りしてくると北極圏の冷たい風を日本に運んでくる。
これが今年、日本が寒冷化する理由である。
遠いところの微妙な変化がこちらに影響するというのはバタフライ効果(南米の蝶が羽ばたくとニュヨークで雨が降る)と言われ、非線形の現象の譬えである。
暖かいのに寒いという矛盾が起きるのは巨視的な視点がないと分からないことがこれで分かる。しかし、この現象は高々地球サイズの巨視である。多くの非線形現象は巨視的=全体的=宇宙的は神の視点が必要だから認識不可能である。
神の位置には立てない。それに代わる方法が内観法=述語の視点=非線形の数学=カオス・フラクタルである。-
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