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from: 生成門さん
2015年02月08日 20時17分28秒
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風が吹けば桶屋が儲かる。これは非線形のメタファである。
線形の世界は原因と結果の間の関係は概ね直線的に決まるからが予測できる。予測できるということはその過程を外部観測できるということである。だからボールの軌道を計算して動画(シミュレーション)として表現できる。
しかし、非線形の世界は実測が不可能である。その良い例が国境線の距離に現れる。実際の距離はいくらかである。予測できないということは計算できないということである。計算できないということは実測できない。その良い例を示そう。
フラクタル
http://ja.wikipedia.org/wiki/フラクタル
スペインとポルトガルは国境線の長さとしてそれぞれ 987 km と 1214 km と別の値を主張していた。これは実測値と言えるだろうか。用いる地図の縮尺によって長さが変化するのである。では一体どの長さを持って真実だと言えば良いのだろうか。
これは距離という物理的な量が客観的に存在しないことを意味している。地図というのは物質ではない。地形の写像である。そんな非物質的な象(識)によって距離という実体(事実)が決まるのなら、それはもう真実とは呼べないから距離は実在しないということになる。距離は産物である。こうしてフラクタル・カオスの理論は我々の距離概念に疑念を抱かせるのである。予測ができない=計算ができないなら妥協するしかない。それが線形の近似である。
非線形の問題を突き詰めたらとんでもないところに出てしまった。これは素人の浅はかな類推だろうか。もし、正しいなら、もはや物質的な因果を検証していても埒があかなくなる。従って、物理は唯物論ではなくなる。-
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