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from: 生成門さん
2015年03月02日 15時00分38秒
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物理や数学の素人の生成門(四次元能)の私はプロに騙されてきた。
イデアが裏に隠れている者は見えない触れることのできない語ることのできないものなら沈黙するしかない。それでも語りたいのが人間である。ただ、経験重視の神秘主義にはなりたくない。科学を拡張した物語でありたいのである。科学を拡張する為には唯物論という縛りを取る必要がある。その為にはイデアのエージェントが必要になる。イデアのエージェントに手を借りた物語はサイエンス・ファンタジーとなる。
イデアのエージェントとは何だろうか。
それはイデアが現象することを促進する者である。その者は数学である。数学こそがイデアのエージェントなのである。ただし、エージェントには美人局もいる。それを区別しなければならない。それを区別するには物理を唯物化・唯識化する数学を見極めなければならない。
唯物化する数学は連続の数学である。連続の数学とは微分と確率・統計である。これを使った科学は美人局となる。真にイデアのエージェントになるためには離散値の数学を使うべきである。離散値の数学は唯識の数学である。ここでやっと物理学=唯物論の枠組みを取り去るための唯識数学という指針が出て来た。
唯識数学が真のイデアのエージェントだとすると唯識数学を使う物理学は唯物論ではないことになる。それが四次元能の目下の課題である。物理学が唯物論ではないなら唯識論になる。それを証明する方法はあるだろうか。物理の法則や原理は方程式で表現される。法則や原理は自然はこうなっているということの命題表現である。その命題はA=Bという式で表現される。変化を加えると因果になる。つまり時間発展になる。従って、式はy=f(x)のような関数になる。これはx(原因)⇒y(結果)を意味する。関数は写像だからxをyに写すものとなる。写しのルールがfである。
命題は「こうである」という宣言である。宣言は意思である。意思は意識である。意識は識である。だから式は識である。ここから物理は本来からして唯識であるということになる。現代物理の作用反の法則は式ではF1=-F2である。これが識であることを示してみよう。式は通常、右が原因で左が結果だから、-F2⇒F1である。これは違和感があるので-F1⇒F2とする。負が作用で、正が反作用である。力に距離をかけるとFx=Eである。従って-E1⇒E2となる。改めて命題表現にするとE2=-E1である。これはエネルギーがいつも釣り合っているという意味になる。E1+E2=0になる。こんなバカなことはない。
どうしてこうなるのだろうか。
この式には時間がないからである。時間が変化しなければ釣り合っていればいつもこうである。こうであるというのが式だから式は識である。この命題は正しいのだろうか。時間が変化しないというのが前提である。時間を発展させてみよう。
式を
Et+1=-Et
とする。
-E1⇒E2⇒-E3⇒E4⇒・・・・・⇒-En⇒En+1
極限を取るとE∞+1=-E∞となる。この様子はいくら時間が経ってE=-Eであるキャッチボールに譬えられる。キャッチボールではエネルギーを交換しているが、現実とはかなり異なる。何故ならエネルギーは消耗するからである。無限に続けることはできない。E∞+1=-E∞=0でなければならない。
何が言いたいのだろうか。
現代物理の作用反の法則:F1=-F2は命題であるが、現実を反映していないということである。
-E1⇒E2⇒-E3⇒E4⇒・・・・・⇒-En⇒En+1
の
-En⇒En+1をEn+1=-Enとして、更にn=1として
E2=-E1
と表現したのである。
言ってみれば任意の時間での式、つまり、スナップショットである。スナップショットを並べてパラパラ漫画にすると現実が見えてくるだろう。その時のエネルギーは減少しているはずである。最後は止まるだろう。この様子がE2=-E1にはないのである。
作用反作用というのは現代物理ではとても重要な基本的な法則である。これが真実を語っていると思うのが素人の私である。実際そう思っていた。しかし、S科学を知ってこれは単なる主張=命題にすぎないということが分かった。
実際、Wikiによると作用反作用は「一方が受ける力と他方が受ける力は向きが反対で大きさが等しいと主張する経験則である」と説明している。経験則なのである。プラトンは真理を語るなら経験ではなく、物語をせよと言う。力の作用と反作用だけを見ているとこの法則が真実を表現していると錯覚してしまうが、エネルギーに置き換えて見ると直ちにおかしいことが分かる。如何に素人(私のこと)はプロに騙されるかということである。-
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