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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2016年02月27日 18時10分22秒

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    二人称問題と二体問題

    二人称というのは特異な問題だ。これを二体問題に結びつけるかどうかである。常識としては、日記は一人称、メールやリプライは二人称、論文は三人称だ。もっとも日記でも、HPに公開しているのは疑似一人称(三人称)だ。一人称日記でも他者を意識しているから純粋な一人称とは言えない。ウィトゲンシュタインは更に徹底していて純粋な一人称の独我論=私的言語なんて存在しえないとまで言ってのけた。言語を発したときにはそれは公的言語を前提としているからだという。

    メールは明らかに相手を意識して発するのですから二人称だ。もちろん、他者の言葉を引用したりするから純粋とは言えない。

    メールの長いものが二人称小説と考えるととても読んでいられない。互いに交差するからこそ二人称である。それだと小説にならない。結末がどうなるのかが見えないからだ。

    二人称小説の例がある。芥川賞受賞作『爪と目』(藤野可織)である。
    http://d.hatena.ne.jp/nakaii/20131107/1383813217

    この説明では、結局、この作品は、「一人称小説」なのか「二人称小説」なのか。どちらでもない、どちらでもいい、という。

    二人称を二体問題と考えると展望が開けるかもしれない。

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