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from: fatacyさん
2008年06月29日 14時24分51秒
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堺の新工場には格段に進化させた製造装置を持ち込むんですよ。今は薄膜太陽電池を小さいガラス基板で作っているんですが、堺では今の3倍の面積のガラス基板を使うんです
「ソニー、東芝との提携は必然。世界トップを奪還するためだ」--シャープ社長 片山幹雄(1)
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/03f7833a926307c1b48a9ef5656a085a/page/1/
――堺プロジェクトのもう一つの柱が、同じ敷地内に造る薄膜太陽電池の新工場です。現在、世の中の太陽電池のほとんどは結晶系ですが、シャープはあえて新技術の薄膜太陽電池の巨大工場を造ると。確かな勝算はあるんですか。
そんな工場造って大丈夫かと。そもそも、薄膜太陽電池は結晶系の太陽電池よりも変換効率が低くて、コストも高いといわれているのに、シャープは何を考えてるんだと。皆さんはそうおっしゃいますよね。でも、私に言わせたら甘いなと(笑)。
確かに、太陽電池メーカーの投資金額だけを考えたら、結晶系のほうが投資負担は小さいですよ。生産能力で1ギガワット(=日本の一般家庭25万世帯分に相当)の太陽電池工場を造るなら、薄膜だと1000億円以上、結晶系なら半分の数百億円で済むでしょうね。しかし、結晶系は原材料のシリコンウエハを作るまでの段階でべらぼうな投資が必要で、専門の業者さんがそれだけの大きな投資をされている。しかも、バリューチェーンを考えると、シリコンの段階に半分以上の付加価値がある。つまり、太陽電池メーカーはその高いシリコンを大量に使って、結晶系の太陽電池を作っているわけですよ。
一方、薄膜はシリコンの使用量が結晶系の100分の1で済むうえ、原材料の工程から最終製品ができるまでの生産プロセスも半分以下。ですから、薄膜の太陽電池は結晶系よりも理論的に安く作れるんです。
――シャープはすでに葛城工場(奈良県)で薄膜太陽電池を少量生産していますが、現時点ではまだ結晶系よりも製造コストが高いのでは?
現時点ではそうです。しかし、堺の新工場には格段に進化させた製造装置を持ち込むんですよ。今は薄膜太陽電池を小さいガラス基板で作っているんですが、堺では今の3倍の面積のガラス基板を使うんです。液晶と同じでガラスサイズが大きくなれば、生産効率は飛躍的に上がる。堺では量産効果も出るので、薄膜太陽電池の製造コストは格段に下がります。今、結晶系太陽電池の発電コストは日本の一般家庭用電力料金の2倍くらい。堺の薄膜太陽電池工場によって、それを家庭用電力料金と同じレベルにまで下げたい。
メモ:
近い将来、家庭用電力料金と同じレベルにまで下げたい、薄膜太陽電池、もっと上を目指して、現在の家庭用電力料金の半分を目指してください、よろしく、お願いします、-
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