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from: きびもあさん
2008年07月20日 20時24分32秒
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『日々と八千代』1-3
『無駄に護られ過ぎたんだよお前は
護られるべき存在でもないくせに』
『人並み以上に不器用なヤツが
人並み以上の努力も出来ず
甘んじて不利な立場を望み
常に護られていたい等と願うのか』
『お前自分を何者にも勝る弱者だと思っているのか
図太いにも程がある』
これは、僕の妄想の中での彼女の言葉。
妄想と現実の罵声から逃れる為、
どんなに彼女を避けようとしても、
何故か出くわしてしまうのが、僕の運の尽きだ。
「アンタは、いつまで経っても他人を受け入れようとしないのが、ほんとむかつく」
ぽつりと呟いた彼女の言葉を知る由もなく、
僕はこれからも
何事もない日々に
試され続ける。
-END-
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