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from: ちんぐるまさん
2009/10/25 22:13:24
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兼題句の入賞作を発表しま〜す。
兼題句 最終の結果発表です。
素晴らしい句がそろいましたね。
それでは・・
【新蕎麦】部門
leo19990921さん (4票=最高点)
香り立つ 新蕎麦の前 酒一合
【羊雲】部門
江戸やさん(3票)
羊雲 犬に追われる 夕間暮れ
【露】部門
染子さん(3票)
ひとり行く 山の深さや 露時雨
ちんぐるま(3票)
露の玉 吾れを映して 転がりぬ
選評
※<>内は選者です。(敬称略)
◆leo19990921 作◆ 香り立つ 新蕎麦の前 酒一合
男なら蕎麦を酒でたしなむ・・・いけてます<OZN=オジン>
牧水か山頭火あたりがぼそっと独り言でいいそう。 蕎麦好きで酒飲みには、これっきゃないです。<parisici)
一句を選ぶのは・・・ ヾ(・_・;)チョット‥難儀ですた。<すけ 全体選評>
私も日本酒を飲みながらのザルそばが大好きです。いいですよね・・ でも、欲を言えば「酒二合」としたかったな・・<ちんぐるま>
◆江戸や 作◆ 羊雲 犬に追われる 夕間暮れ
"そこはかとなく哀愁も漂う、ファンタジックな情景です。
夕暮れの田舎道。家路を急がせるように犬が少年を追いかけて
行きます〜^^
羊雲は夕焼け色に染まっていますね〜♪"<染子>
夕暮れの空に羊雲を追うように犬に似た雲が流れる光景が思い浮かびました。<kara>
童謡のような絵本のような不思議な世界に魅力を感じます。<bongo>
◆染子 作◆ ひとり行く 山の深さや 露時雨
"なんか分からんのですが、好きなんです。
この句から染み出る味に、寂寞として心澄み行くのを感じます。"<じろ>
「露時雨…」は、僕的には一番状況がありありと感じられました。<Keaton>
時雨模様の山道を行くひとり、いったいどんな心境で歩いているんだろう。 山頭火の後姿が見え隠れするような一句ですね。<ちんぐるま>
◆ちんぐるま 作◆ 露の玉 吾れを映して 転がりぬ
"あの小さな粒に映った自分。
葉先からぽろぽろっと零れ落ちたのは露?自分?
そんな情景にとても惹かれました。"<染子>
「吾」って作者なのか露の玉自身なのか。。。後者だとすると鏡になる別の露が必要ですから、前者かなと思いますが、どっちにしてもなんか哲学的な句ですね。接写の視点が面白いです。<bongo>
選句に色々とまよいましたが 自分の直感で選ばさせていただきました<江戸や 全体選評>
・ちんぐるまから一言
楽しかったです。
比較的に新しいメンバーも積極的に参加されて、leoさんも江戸やさんも入賞おめでとうございました。
ひとつのことを皆でやるって、なんでも楽しいものですね。
今回が3回目・・かな いつもbongoさんには「負んぶに抱っこ」
状態 まず感謝しています。
副賞はbongoさんから近々に発表される予定です。
楽しみにお待ちください。
ここは入会案内にもあるように、5・7・5であればよい。季語にもとらわれない・・ そんなサークルですが、たまには「季語のある」そして「俳句らしい俳句」を作ることも目指したいと思っています。
そのためには「兼題句」もいい手段?だと思うのです。
・・bongoさん 長くなってごめんね。
あとをよろしく!
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