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from: 物理屋さん

2008年09月21日 03時04分42秒

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(3)人間は白紙か?

ご紹介ありがとうございます。早速探してみます。私がいつも思うことは、子供が社会一般で「常識」と言れている事実・事柄をいかにして吸収しているかということ

ご紹介ありがとうございます。早速探してみます。

私がいつも思うことは、子供が社会一般で「常識」と言れている事実・事柄をいかにして吸収しているかということです。
果たしてそれは周りの環境の影響として終わる問題なのか、単純に考えると何気なく入ってくる情報が、体内であれだけの知識体系として確立していくそのギャップに驚きます。

皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

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from: junoさん

2008年09月21日 16時13分30秒

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「Re:(3)人間は白紙か?」
> 皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

 先ほど、娘の学校の文化祭に行ってきました。中高一貫校です。受験に軸足を置きながらも、音楽や演劇、物理や化学、新聞、文学などクラブ活動にも力を入れています。「学校」という環境は、やはり大きいなと実感。

 最近の朝日新聞で、「統合失調症と関連のある遺伝子が見つかった」というような記事があったと思います。生まれたときは白紙といいながらも、個々人、因子は違い、可能性やリスクに対するポテンシャルは違う。

 例えば、生まれつき痛感の弱い人がいて、暴力行為に走りやすいという研究報告もあるようです。

 オトシブミという昆虫が木の葉を精巧に巻いて、卵を産み付けてから地上に切り落としますが、その一連の動作は学習したわけではないとの話。

 生物の行動が遺伝子によって様々にコードされている可能性を考えると、生まれたばかりの子供はまったく白紙・・・と断言することは難しそう。

 「常識」の吸収には個人差があり、様々なポテンシャルがまず内的に複雑に関連していそうですね。

 とはいえ、その表現形がどうなっていくかは、やはり環境しだいということになるのでしょうか。

 アダルトチュルドレン。知り合いの息子さんが登校拒否に。もともと母親が精神的に不安定で、2回の自殺未遂。安定剤が欠かせない状態でしたが、学校側から見るとモンスター親。

 親のアルコール依存や精神不安定は、やはり子供に大きく影響しそう。

 「負け組み、勝ち組み」などという言葉が普通に使われる社会。一度、落ちると這い上がるのは容易ではない。「オレは負け組、こん畜生、一杯やるか〜」と言う気持ちも、超零細企業で明日どうなるかわからない暮らしをしていると、よくわかります。

 話を戻すと、子供はもともと異なる可能性を持っている。個性に応じて、様々な活躍の場を大人たちが広く大きく創るべき。

 なのに、大人の社会が病んでいて、どんどん病状が悪化しているのではないか。そこが非常に心配です。

 この調子で「格差社会」がますます進んで、それが子供たちの代にまで定着していったとしたら、大問題。
 「医者の子供は医者、ワーキングプアの子供はワーキングプア・・」というような社会が望ましいといえるかどうか。

 経済のグローバリズム。超大企業が世界を席巻。日本の産業政策は集団護送船団方式から、国際競争に勝ち残れる企業の支援育成へ向けて大きく方向転換。非効率な事業、存在はどんどん退場させられる。必要性はわかりますが、ワーキングプアの人たち、零細事業者、零細農家・漁家、高齢者やニートなど弱者に対する配慮は重要なはず。・・票集めのためのバラ撒きではなく・・。社会政策、産業政策としてどうしていくかですね。

 いまの流れにどこかで歯止めをかけ、大人たちが社会に新しい価値を生み出していくべきではないか。

 多くの人たちが生きがいを感じ、若者が将来の夢を描ける社会を目指し、少しずつでも前へ進みたいものです。

 家庭・学校・社会など環境からの情報や刺激を内的にどう知識化していくかというテーマから大きく脱線してしまいましたが、まず私たちが作る「環境」について着目し、子供たちへの影響、及び内的活動を考察していく道筋も重要ではないかと感じました。

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