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自然哲学サークル

自然哲学サークル>掲示板

公開 メンバー数:9人

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  • from: junoさん

    2010年11月28日 02時25分50秒

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    「Re:正直めまいがしました…」
    >僕が公共的なこの場で意見を述べることに僕自身、全く意義が感じられなくなりました。もっとも面白いと感じてくださる方たちがおおければやめるつもりもなかったわけですが…。むしろ不快に感じられている方の方が多いような気すらしてきました。少なくともここで他者との議論のようなものを展開する気は当面なくなったように思います。内省が必要です。

     ずっと面白く拝読していた次第です。
     質問したいことも多々ありますけれど、
     的を外してしまいそうで、遠慮していました。
     
     ところで、議論が快か不快かは、どうでもいいと言うと
     言い過ぎですけれど、それはお互い様のこともあるし、
     良薬口に苦し・・という場合も。

     嘘とお世辞の世の中に〜、
     いてもいいだろこんなやつ・・あ〜、東京流れもの。
     〜♪
     
     というような昔の歌もあったように記憶しています。
     ご自身、これが正論だと思ったらパシッと打ちだしてください。
     それが本来、公共でお互いの励みになるはずと
     思いたいです。

     日々の生業では、なかなか本音は言えません。
     例えば、クライアント、顧客にうっかり
     本音を言って仕事が消滅することもあるし、
     そうなると家族を養えないとか・・。
     深刻ですよ。

     おバカな上司に本当のことを言って、
     ずっといじめられた人も知っています。

     「私は、こう思う。こう考える」と
     自由に言えて、反対意見も堂々述べられる
     環境が大切かなと思います。

     で、今の日本社会にそれがあるのかどうか・・。
     あってほしいと願うし、そのために
     少しずつでも石を投げ入れていきたいし
     石を投げてほしいかなと。

     おっと、話がそれたかもしれません。すみません。

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  • from: シモンさん

    2010年11月27日 17時34分45秒

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    「Re:正直めまいがしました…」
    Ryonukisさん、先ほど大事な事に気付きました。
    わたしは、Ryonukisさんが、深くしっかりしたお考えをお持ちなので、私と同じ位の年齢の方だと思っていました。
    でも、本当は、御若い方なんですね。

    前にも申しましたように、私は、学識がありません。
    難しい理論はさっぱりです。
    あくまでも、基本的な知識に、自分の年輪を載せて、想うままに書いてしまい、
    それが、あなた様を混乱させたのかもと思うと、心が痛みます。

    私は、とても日本が大好きな人で、古い日本の生き方をするんだと想っていました。
    ところが、何故か、天命がおりて、30年ほど前、日本を飛び出す事になり、
    それからは、あちこち北米を移り住んで生きてきました。

    世界中から集まった文化が入り交じる中で、カナダの文化とアメリカの文化では、また大きく違います。
    日本という単一民族島国の文化では、立ち受け出来ない様々な文化を相手に自分も変わりながら、生きてきました。
    呆れて目のタマが飛び出て、あいた口が塞がらない様な、想像もしなかった様なたくさんの世界がそにはありました。
    自分が持っていた常識や、偏見がいかにちっぽけなものだったのか、思い知らされました。
    それは、日本にいたら決して知る事もなかったであろうな様々な生き様のドラマでした。

    今の私の日本の見方は、外から見た見解です。
    大和を愛する心は、誰にも負けないつもりですが、
    私は、反対側から、日本の行く末を見つめています。

    いろんななまりの英語や、外国語が飛び交う社会で、
    たくさんの人たちと接して生きていると、本当にたくさんの事が学べます。
    一つの見解は、その人のもので良い。
    でも、他の人の見解も尊重しながら、調和を見いださなければならない。

    でもね、通じる所はあるんですよ。
    自分が人にされて嫌な事は人にしないとか、
    自分の権利を守るように、人の権利も同じように尊重しなければならないとか、

    そんな基本的な事を見失わずに、イマ出来る事を一生懸命して、出会った多くの人たちに感謝して生きる。それしか私には出来ません。

    今日が、どういう明日をもたらすのか、私には見えませんが、
    人生最後の日に悔いだけは残さない自信があるんです。
    変でしょうかね。

    私という人間は、何か光を感じて、考えもしないで突っ走るんですね。
    で、何十年かして、やっと、何故そういう行動に出たのか、
    自分の行動のわけが見えてくるんです。

    ビジネスやってみて、リタイヤしてから、ビジネススクールにいく様な変な人です。

    まず、やってみて、やりながら学び、仕上げに、理論を掴むといって不器用な人間です。
    でも、何故か、私には自然なんですよね。
    どうしてだか自分でも解らないのが正直な所です。
    それでも、太陽の暖かさを背中や顔に感じで生きていけるんです。
    生きていてよかったと想えるんです。

    私は、けっして、Ryonukisさんの考えを不愉快だなんてこれっぽちも想っていません。
    余りの凄い知識に感心こそすれ、ホント素晴らしいと想います。



    Ryonukisさんの、辛そうな想いが伝わってきて、元気になってほしいと願っただけです。どうか、ですぎたまねをして、Ryonukisさんを かえって苦しめたようで申し訳ありません。私の方こそ、自粛しなければなりません。どうか、御許しください。


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  • from: Ryonukisさん

    2010年11月27日 13時13分59秒

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    正直めまいがしました…

    今、いままでのシモンさんの文章を朝読んでから3時間以上たったわけですが、次のようなテーマについて考え始めました。

    「普遍性が瓦解(がかい)し、多様化された世界秩序における社会的調和のあり方の模索」

    なんだか社会における共通認識として僕が捉えていた学知というものが、現実には社会一般にもはや広く通用するようなものではない、つまり、中心なき世界、権威なき世界、という知識人たちがその到来を予告していたものが、もうネットの世界ではすっかり同じみになっているという事実にはっきりと気づかされたような感じです。
     各々が自分の「体系」「捉え方」「観」を重要視し、下手をすれば、人類の過去の遺産である、事実を説明する理論たちさえ軽視され、持論や意見が展開される。
     確かに学問・芸術・宗教というものへの「普遍的な認識」が瓦解すれば、ルソーが学芸論で論じたような個人にのしかかる世界認識に関する外圧は撤去され、皆が自由な発想でものを考えるようになり、人類に新たな可能性を切り開く力が与えられる気がします。 しかし、と同時にその多種多様な「体系」「捉え方」「観」というものの間でおきる摩擦をいかに防ぎ社会的調和を実現するのか。
     そんなことが気になり始めました。
     驚きました。
     知の形式とも呼べるものが個人個人ここまで本質的に異なり、相互的に干渉不能なものだとは認識していませんでした。
     その結果、僕の関心は人類の心理構造のなかに共通して存在している曼陀羅という世界の構造の俯瞰図ともいうべきものが個人個人異なるらしい事実や、その曼陀羅と、社会的に一応今のところは流布する世界の捉え方との関連について考えてみたいという思いにかられています。
     今まででいうようなロゴスの時代(論理的な世界解釈のしかたは万人に原理的には通用するはずだという考えが主要だった時代だと受け止めてますが)は本当に終わったのだと思いました。もちろん、僕は思った、というだけですが…。僕が公共的なこの場で意見を述べることに僕自身、全く意義が感じられなくなりました。もっとも面白いと感じてくださる方たちがおおければやめるつもりもなかったわけですが…。むしろ不快に感じられている方の方が多いような気すらしてきました。少なくともここで他者との議論のようなものを展開する気は当面なくなったように思います。内省が必要です。

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  • from: シモンさん

    2010年11月27日 04時15分27秒

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    「Re:Re:REに:Re:最近考えたこと①」
    人生、何をするか、何になるかじゃなくて、

    どういう姿勢で生きるかが全てじゃないかなと思うのです。
    そうすれば、
    どんな状況でも、精一杯最善を尽くしてすごし、ストレスの無い、満たされた人生が築かれる気がします。
    =======================================

    (心に残る素敵な話を、私なりに翻訳してみました。)

    課題:幸せは自分の心がきめる!

    彼は、いつも、おおらかで、前向きで、いい事しか口にしない。
     誰かが”どうしてる?”と聞くと、
    ”これ以上気分のいいやつがいるとしたら、僕の双子くらいかも“と言う様なやつさ。

    彼は、生まれつき前向きなやつだ。
    もし、同僚が何やってもうまくいかない日を過ごしていたら、
    良い状況に目を向けるように何気なく励ましの声をかけている。
    彼のそんなスタイルに僕は非常に興味を駆られて、ある日彼に聞いてみた。

    ”どうも僕には良く飲み込めないんだけど、
    如何して君は、いつも、前向きに物事考えられるの? 
    僕には到底無理な話なんだけど。“

    彼は僕にこう答えたんだ。
    毎朝目が覚めたとき、自分にこう問いかけるんだ、
    ”僕には2つの選択がある。
    爽やかな気分の朝をスタートさせて、良い日にするか、
    気乗らないふてくされた気分で、一日ボーッと過ごすか、
    僕は、気持ちのいい1日にしたいと心で選択するんだ。[自分の心が決める]

    何かいやなことが起きるたびに、自分で選択するんだ。(自分の心が決める)
    負け犬で終わるか、それとも、失敗から学んで起き上がるか、
    僕は失敗しても、それから学べたと考えて、
    今後失敗を繰り返さないようもっと頑張ろうと思うんだ。

    誰かが愚痴をこぼしに来たら、
    一緒になって愚痴りまくるか、
    それとも、反対に、人生や人の良いところが見つけられるよう仕向けてもいいと、
    悪口より、誉め言葉のほうが、後味がいいから そちらを選ぶんだ。“

    “そりゃ 理屈じゃわかっても、そう簡単じゃないよ”
    と俺が抗議すると、彼はこういった。

    ”簡単さ。人生は選択だよ。
    ごちゃごちゃしたもの取り払えば、
    どんな状況にあっても、それにどう反応するか自分で、選択してるんだよ。
    人にどんな気分を与えるか、気分良く過ごすか、不機嫌に過ごすか。
    留まるところ、“自分の人生どう生きるか 自分で選択”しているんだよ。

    彼の言葉が強く心に残った。
    しばらくして、俺は、会社を辞め、自分で会社を打ち立てた。
    彼とはそれから会うチャンスは途絶えたが、
    彼の一言が俺の人生選択に大きく影響したと
    時折思い起こしていた。

    5-6年たったある日、彼がひどい事故にあったと耳にした。
    現場の高層ビルから18m下に転落し、18時間もの大手術をうけ、
    何週間もICUに収容され、背中にロッドがいくつも入ったままの状態で、
    やっと退院にこぎつけたと聞いた。
    事故から6ヵ月後、彼の見舞いに行ったとき、
    ”気分はどうだ?”と俺が聞くと、彼はこう答えたんだ。
    “これ以上気分のいいやつがいるとしたら、僕の双子くらいかも、僕の傷見てみたい?”ってね。

    彼の傷を見せてもらいながら、
    事故にあったとき、どんな心境だったか聞いたんだ。
    そしたら彼はこういった。

    “最初に頭に浮かんだのは、もうすぐ生まれる娘が元気でいてくれること“
    ”気付いたら、床に横たわっていたんだ。
    その時、僕には2つの選択があることを思い出したんだ。
    ”生きるか、死ぬか。“
    僕は生きることを選んだ。”

    “怖くなかったの? 意識は失わなかったの?”と俺は聞いた。


    “救急隊員はとてもありがたかったよ、
    僕に、大丈夫だからって言い続けてくれたんだ。
    でも、病院についた時、
    医者や看護士さんの顔つきがあまりにもこわばってるの見て、
    僕、怖くなったんだ。
    彼らの目には,“コリャ,死んじまってんな。”って映ってたんだ。
    とっさに僕は、必死で何とかしなきゃと思ったんだ。“

    “何したのさ?”

    ”無骨な感じの看護士さんが、僕に大声で質問してるんだ。
    何かにアレルギーがあるか無いかってね。
    それで“はい”って答えたんだ。
    医者も看護士も手を止めて、
    じっと僕の返事を息を留めて待ってるんだ。
    僕は大きく深呼吸して、叫んだんだ。
    “重力に”って!
    そしたら皆いっせいに皆笑い出したんだ。
    其処で僕はいったんだ。
    ”僕は生きると決めました。生きる人間として手術してください、
    死んじゃうんじゃなくて。“

    彼は助かりました。偉いお医者さんのお陰であります。
    しかしそれ以上に、彼の、生きる姿勢に、頭が下がります。

    ‘我々は、毎日 精一杯生きる選択権を持って生きている’
    ことを彼に認識させられたのであります。
    ”態度、心構え“が全てです。

    明日のことを心配し過ぎないで、
    今日を精一杯生きてみませんか?
    その成果が、素敵な明日を運んでくれることを信じて。

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  • from: シモンさん

    2010年11月27日 04時09分31秒

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    「Re:Re:REに:Re:最近考えたこと①」
    人生行き詰まったときは、視点を変えて、

    大きなピクチャーをみると気が楽になり、道が開ける事があります。

    今究極の問題も、人生85年の尺度でみたら、一つの想い出話に終わる様な出来事で、
    人間や生物の歴史からみたら、アッという間もない一瞬の人生であり、
    宇宙のスケールでみたら、無に等しい出来事に過ぎない。

    また、こんな考え方する事で、リラックスして人生をみる事ができますよ。

    =======================================逆さまの人生:

    もし、来世に、チャンスが与えられて、
    人生を逆のほうから生きることは許させるとしたら・・・、



    死から甦るところから、僕の人生は始る、

    目が覚めたら、老人ホームで、日に日に元気になっていくのを感じるんだ。

    そのうち、あんまり元気が良いもんで、老人ホームを追い出されて、

    次に待っているのは、ペンション生活をゆったりと過ごすんだ。

    それに飽きたら、仕事に就く、新米早々、金時計とかはめてね。

    それから、バリバリ40年余り働いて、
    リタイヤできるくらいタップリお金貯めるんだ。

    それから酒飲くらって、パーティーにあけくれて、
    もういい加減もいいところ、

    遊び飽きたら高校に進んで勉強したら良い、

    ついてけなくても平気、
    次は、中小学と勉強は楽になるばかり、想いっきり遊んで,
    責任なんて考えなくても良いんだ。

    そうしているうちに、
    皆に可愛い可愛いって可愛がられる赤ん坊になって
    世話やいてもらって何でもかんでも手取り足取りやってもらい放題。
    笑顔を浮かべてりゃ良いさ、

    そして、
    9ヶ月ほど、ゆったりと、心地良い暖房の効いたスパで、
    ゆったりと浮かんですごし、

    そしてついには、
    天にも登るようなオーガニズムを感じてこの世とさよなら。

    Chuck Danes:”Living Life Backwards”より、
    http://www.abundance-and-happiness.com/humor-living-life-backwards.html

    こういう見方もあるもんだと感心しました。

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  • from: シモンさん

    2010年11月27日 04時03分21秒

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    「Re:REに:Re:最近考えたこと①」
    ***これは、あくまでも、私の受け止め方ですので、どうぞ、1視点として受け止めて頂きとうございます。


    >時間変化する自分を常に素直に受け入れ、流すということができていない、
    >さらに言えば時代の変化する方向にたいして前を向いていないことが多い、

    。。。”たった今、目の前で起っている現状=自分のコントロールできない、理解しにくい状況を、受けとめ、認識するには、
    種分け、解析、表示するまで認め、受け止められないという壁を自分の周りに築いておられるのかもしれないですね?”

    >悟りというか真理を見ている状態、
    まさに時間変化する自分と外界を合わせたこの世界にたいして
    常に「完全なる前」を見続けることのできる状態を意味するのだと思いました

    。。。。未来。理想。自分の観念でそうあるべきという未来を想像する。
    でも、何処か食い違う現実の壁が、マイナス・ストレスとなるから、苦しんでしまうのではないですか?

    私にしてみれば、完全は不可能で、真理は未知なるもの。
    完全は神様、天の領域です。
    人間は不完全で、至らぬもの、確かな未来も、一瞬先も見えない。
    謙虚な気持ちで、自他ともに足らない所を許し合い、支え合いながら、生きていくものだと思っています。


    人間が、興味津々で、奢り立って手を下せば、
    天が想像した完全世界のバランスが崩れ、崩壊に導きます。
    結局は、自分の首を絞める事になるのです。


    >  なにか自分の精神に去来してもそれは自分と干渉を長くは起こさずに通りすぎていってすぐ過去のことになってしまう。常に来るもの拒まず、去るものを追わない。

    。。。今との関わりから自分を遠ざけておいでなのかもしれないですね。
       来るものは掴まず、
       去る者の後ろ姿だけを見食っている。

    >真理という「常に浮いた言葉」

    。。。頭の中で、心理という言葉で整理しない限り自分の中で処理できないと思い切っていれば、その心理は浮き上がってしまいます。

    >にもとらわれないで、真っすぐ常に前を見ていられることが真の強さなのであり、ある意味、その彼方向こうにこそ、真理が見えているはずだと推測しています。

    。。。頭で考えないで、、感性で受け止めたらホント、違う世界が開かれるかもしれないですね。


    =================================================
    例えばです。

    ある日、一人の男の人が、海岸を散歩していました。
    向こうの方で、現地人らしい人が、何かを拾っては沖の方に投げ込んでいるのを見かけました。
    近くでみてみると、その辺いったいに打ち上げられたヒトデを、一つ一つ水の中に投げ返しているのでした。
    何千というヒトデが打ち上げられていて干上がって死ぬ運命を待っているのですが、
    その原住民は、一生懸命1匹ずつ拾い上げては海に投げ込んでいるのでした。

    男は、呆れて言いました。
    ”気持ちは解るけど、何千もあるのに、あんた一人が頑張った所で大して意味ないんじゃないの、全部救えるはずないんだから”

    すると、その原住民はニコッとして、また一つヒトデを拾って海に投げ入れました。
    ”今の一つにとってみればたいした違いさ、命を得るチャンスをえたんだから”
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ある、土曜日の午後、一人の中年のおばさんが、キャンパスの大木の前で、両手を上げてゆらゆらと何やらうごめいて暫く突っ立っていました。
    不思議な光景に そっと近づいて声をかけ、そのおばさんの心を覗いてみました。


    秋風に乗って、


    大学のの、校舎の前の大木

    晴れた秋空の、お日様に向かって立っている。

    穏やかな風が通り過ぎる

    その風に乗って一斉に枯れ葉が舞い落ちる

    まるで、精一杯の力を使い果たして枝から飛び降りるかのように

    エィ!と思いっきり風に乗って、

    クルクル舞いながら私の上にもおりてきた。


    来年の春にまた新しい若葉の芽を出す事を信じて、

    一生懸命生きる全ての役目を終え、

    この世に別れを告げる瞬間を垣間みた気がして

    一枚の葉を手のひらに載せた瞬間

    私の心が一瞬ドクン!


    なんと言う潔さ!

    ここにも命の想いがあるんだなって、

    与えられた命の定め、

    私も大切に一生懸命生きなくては、

    悔いなくこの命を使い果たせるように、

    潔い枯れ葉たちに、教えられた気がします。

    http://www.youtube.com/watch?v=dXswhSmCr1A&feature=related



    通りすがりのほんの一瞬の出会い、光景、鼻一本、葉っぱ一つから教わる宇宙観、世界感、人生観たくさんあります。
    赤ちゃんを抱いたとき感じるあの暖かく柔らかく、とてつもない大切な命を抱く感激が、何物にも代え難いエネルギーを私の人生に与えてくれる。
    それは、
    感性を研ぎすませる事によって得られる言葉や、理論を超えたを超えた真理です。

    そしてこのような有り難い出会いは、何時も、

    今/この場で、まるで、馬鹿げた事の様な格好して私の目の前にきてくれます。

    そして、

    その場に留まる事は決してありません。

    時間も、命も、止める事はできません。

    だから、今という瞬間に全ての感性を注ぎ込んで吸収するのです。
    自分に今できる限りの最善を尽くすのです。

    そうする事で、今の感動が、
    明日への希望、夢が生まれます。
    素敵な過去・想いでが残ります。

    人生の、命のプレゼントは、過去にも未来にもありません。
    過去は悔いても変えられないし、書き変えられないし、
    未来は何時も不確かで掴みようがありません。
    確かなのは、今だけです。
    この瞬間が、命の、present(gift & now, this moment)です。

    私は、学識が無いので、難しい事は解りませんが、
    私なりに半世紀を生きて学んだ知識(知恵)を大切にしています。
    それは、いろんな出会いから戴いた想い出の数々です。
    知識もそうですが、心に抱いた想い出も、誰も奪い去る事はできません。
    最高の宝物として、私の心を死ぬまで支えてくれるでしょうし、
    同時に、私の命がこの地上から消えた後も、私が出会った人たちの心に生き続けるものと、そんな夢や希望まで与えてくれます。

    言葉に足らぬ、何気ない、一瞬の出会いが、それをどう心が受け止めるかで、
    その人の人生を大きく変える事だってたくさんあります。
    いえ、人生の進路を変えるきっかけは、
    ほぼ、そんな出来事で決まるのではないでしょうか?
    意識無意識に関わらず。

    ========================================

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  • from: シモンさん

    2010年11月26日 17時26分50秒

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    「Re:REさん:Re:最近考えたこと①」
    >これからは論理的思考の偏重の時代がおわり、これらが重要な意味を持つ時代がやってくるはずだから、


    http://www.innovetica.com/resource_02.html

    マズローの人間の欲求段階からの見解では、Ryonukisさんは、頂点である、自己実現欲求の段階のおられるのではにかしら。


    >なおさら僕は時代変化にたいし前向きでなかったし、前向きにならねばならないし、

    社会との関係を改めるというより、内的な自己総合性を追求する時代なのかも知れませんよ。

    社会性も大事ですが、ずれから来るストレスで病む事がないよう、お気をつけ下さいませ。

    人の成長は夫々違って当然です。
    マイペースで、健やかに生きていいんですよね。
    たった一度の、大切な人生、自分を大切に、生きて頂きたいです。

    そして、世界が、社会がどうであれ、
    人を変える事はできません。
    自分にも、間違いを侵す権利があるように、人もその権利を持っています。
    変える事ができるのは自分だけ、
    人からは学ばせて戴くだけです。

    だから、自分を変えて、自分と自分の身近な世界を平和にする事が、せめて私に与えられたチャンス、
    そう信じて頑張れば、いつか、気持ちが通じて、少しずつ世界が変わるかもしれない。
    自分の生き方が世界に通じているんだと願っていきた方が、
    そうする方が前向きで、社会に振り回されないで、自分を失わず、プロダクティブな生き方ができそうな気がするのです。

    決して楽な生き方ではないですが、
    悔いの無い人生を考えると、それしかないのではないかと思えるのです。

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    Ryonukis juno

  • from: シモンさん

    2010年11月26日 17時00分27秒

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    「Re:心と身体の関係」
    それと、ストレスには、
    プラスのハッピーストレスと、
    マイナスの辛いストレスがあるそうです。

    プラスのストレスは、”わはっはっ!”と大笑いしたり、運動して、”はあ、はあ!”良い汗書いて、巡回よく、酸素吸入して、体中の活性化を助けていますが、

    マイナスのストレスは、心の負担でドキドキしてるのに、じっと我慢でこらえて、息を殺して耐えているので、身体中が酸欠状態にさらされ病気につながるという見解もあるようですよ。

    だから、深刻に考えないで、ノー天気で、けらけら、大声で笑って過ごした方が、身体にいい事間違いなしです。

    ここでも、深呼吸による酸素供給と、緊張をほぐし、身体の細胞の、酸素吸入、栄養補給を促進するという事のようです。

    心にバランスを、身体にバランスを、生活にバランスをと心がけてみられてはどうでしょうか?

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  • from: シモンさん

    2010年11月26日 16時52分29秒

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    心と身体の関係

    心と身体の関係

    http://www.cocorotokarada.com/kokorotokarada.htm

    ここで、示してますように、抵抗を感じる心(ストレス)が、
    身体は、心拍数、血圧、血糖値、血の巡り、酸素供給値、エネルギー消耗率、というものに影響を与え、
    これが長期に至る事で、身体の臓器に、慢性化の変化が起こって病気になる。

    慢性化、つまり、自分の心の訴えをちゃんと聞いてあげてない。
    心に耳を澄まし、自分の身体がどう感じているのかを感じる事を無視した生活を続けていく事が問題のようです。
    Ryonukisさんが感じておられるように、
    感性を高め、自分の気持ちに素直になる事を学ばねばならないかもしれませんね。

    これらを助けるのに、チゴン、バイオフィードバック、メディテーション、オートジェニックトレーニング、ヨガとかが効果あると聞いています。

    一つだけ共通しているのは、
    深呼吸、呼吸を中心に、身体全身とコミュニケーションをする事のようです。
    身体の隅々まで、新鮮な酸素を送り込んで、
    陰気になっている細胞の活性化を図ってあげると
    心臓、肺、脳の活性化及び体全体の活性化を促す事ができるようです。

    深呼吸を意識して、それだけを思って、肩の力を抜いてみませんか?

    鼻から吸って、
    そこで7-10秒息を止め、
    口からゆっくり息を吐いていく、お腹の中の空気もしっかり出し切って、力を抜きます。

    それと、
    姿勢を正す事です。
    首や肩に頭の重心が変に偏った負担がかかっていませんか?
    背筋が真っ直ぐ、バランスよく真ん中に頭が座っていれば、
    首や肩、背中に負担がかかりません。
    頭痛持ちの人に多い姿勢の問題です。
    頭が真ん中に座っている人の肩や首は緊張してません。


    Ryonukisさんの頭痛が早く治るよう御祈りしてます。

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  • from: Ryonukisさん

    2010年11月25日 19時25分02秒

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    「REさん:Re:最近考えたこと①」
     もう少し具体的にはどうしたら、僕がここから抜け出すことができるかというと、おそらく自分という秩序のバランスの取り方を根本的に、しかし少しずつ変えていく、さらに具体的にいえば、「考える」のではなく「感じる」ことを優先することによって可能になっていくはずだとおもいました。感じるという精神作用には普通に言う感覚や直感(観)、勘などがありそうです。
     これらの精神の能力と論理的思考能力とのバランスの取り方こそ、僕に相当欠けていた部分なのだと感じています。常に感・観・勘が大事にされていればこんな事態には陥らなかったはずだし、くしくも、実際のところ、これからは論理的思考の偏重の時代がおわり、これらが重要な意味を持つ時代がやってくるはずだから、なおさら僕は時代変化にたいし前向きでなかったし、前向きにならねばならないし、そうでなかったことが時代的な病である心の病に自分を患わせていたのだとわかってきた次第なのです。もっと言えばそのような「自然な」自分のありかたに戻っていくことが老子のいう「道(タオtao)」にもどっていく、つまり健全・健康な状態に戻ることであり、周囲とのあつれきを少なくしていくことにつながっていき、その全体としての健全な状態(これこそ道tao)の実現へと進んで行くことができる。そう思ってます。すべての宗教の目指すところは結局同じのはずですから。世界の秩序の安定した調和という。

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