「七佛めぐり」の七つの寺の一つである中国観音霊場第十番礼所の千光寺に売ってあった「解説付き般若心経」（税込み800円。仏像プレートや地蔵菩薩の置物などほとんどが大体800円でした。）を買いました。
ちなみに、これには皆さんお馴染みの「ギャーテー　ギャーテー...」の部分が以下のように訳されていました。

往ける者よ往ける者よ
悟りの境地に往ける者よ
悟りの境地の共に往ける者よ
悟りよ　幸あれ！

これが偉大なる智恵の呪文だそうです。
般若心経は「空」の考え方が根幹ですよね。
「空」からは何も生じず、滅することもない...。そんな教えです。
シモンさんの考えのように、人間は誰かに頼らずは絶対に生きていけませんから、仏様という目標的（保護してくれる存在）として一般化し集団で「仏教」というまとまった概念の属して生きていくのでしょう。

余談ですが、日蓮宗では「法華経」が重視されています。なんでも、お釈迦様本人が、「これは今までの中で最もたいせつな教えだ...」と言ったとか...。
興味を持って頂けましたら「法華経ノートインデックス（http://chaichan.web.infoseek.co.jp/chai/myouho.htm）」に詳しくありましたので、参考にしてみて下さい。