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from: 物理屋さん
2008年08月24日 10時46分45秒
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心の限界(7)
議論は、本をもとに進めていきました。私達が電車の中で読んだ本は、「哲学の問い」というタイトルの本で、オーストリアではギムナジウムの哲学の教科書となって
議論は、本をもとに進めていきました。
私達が電車の中で読んだ本は、「哲学の問い」というタイトルの本で、オーストリアではギムナジウムの哲学の教科書となっているそうです。(「哲学」は最終学年(日本だと高校3年生)で必修となっています)
学生向けの書かれた本ですが、内容の展開にかなりの工夫が施されており専門家でも考えさせられる議題が数多く盛り込まれています。
> 自分自身の対処の仕方はパターン化してしまうことが多いです。
> 見方を変える能力が必要と思いますが、それがなかなかです。
そうですね〜。私も電車の中で、大切なのはその内部の複雑的な概念ではなく、その存在をも包括する一種の方法論ではないかと思いました。恋愛のように突発的(そもそも一時的でないものは恋ではない。)な生き方が恒久的に肯定されているのであれば、仏道のように「仏」に保護されながら、人生を歩むことも必要かもしれません。
私は、パターン別な解答をも左右するより巨視的な概念が存在すると考えています。
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from: 物理屋さん
2008年08月28日 10時22分28秒
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「心の限界(17)」
> ダヴィンチの受胎告知がトップにありますね。
何気なく見過ごしていたのですが「受胎告知」(http://www.salvastyle.com/menu_renaissance/davinci_annunciazione_u.html)でしたか。
美術界においてもそれにまつわる作品は多いですよね。その中の一つで、聖母マリアが聖霊から受胎告知を受ける絵があると思うのですが(http://cgfa.sunsite.dk/angelico/p-angelic3.htm)、その時マリアは「処女懐胎」状態だったそうです。
「受胎告知」と関連して、キリスト教における「処女懐胎(しょじょかいたい)」について調べてみました。
昔イギリスにいたとき、何度か教会に行った。そのとき「処女のマリアが子供を産むなんてそんな馬鹿な話があるものか。」と強く疑問をもった。すると敬虔なキリスト教徒のある夫人が「まず、キリスト教を信じなさい。遠くのことをいくら想像しても、列車に乗っていって見なければ分からないでしょう?」と言った。私はなんだか馬鹿馬鹿しくなった。この書はこの問題に歴史上描かれた絵画を元に答えようとするものである。...http://www.bekkoame.ne.jp/~agatha/MSHOJOKA.html(岡田温司)
人間の精神について『宗教』の存在を忘れてはならないと思います。戦争や殺人にも発展していく「信仰」の世界の裏には、人間の本性が丸裸になっているいるように思えてならないのです。
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