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from: 物理屋さん
2009年03月26日 23時27分53秒
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哲学で準備運動
ここ数日,別のサークルの活動が忙しいことを理由にあまり書き込みができていないことをお詫び致します。
「忙しい」と言うばかりではあまりにも申し訳ありませんので,むこうのサークルでの書き込みを少しご紹介致します。
講義1)哲学で準備運動
(前略)
さて,ここで準備運動をいたしましょう。
皆さんは哲学者と哲学学者の違いがお分かりですか?
『森岡正博氏「現代日本をつまらなくしている三つの症候群について」』
哲学者に向かって、あなたの哲学は何ですかと決して質問してはならない、というジョークがあるが、この話が意味するものをここでもう一度考え直してみよう。
哲学的問題に自分の頭と自分のことばで取り組み、「哲学」する人、これが本来の哲学者である。哲学者は、自分の抱えている問題あるいは現実に直面し対決する。これに対して、過去の作品としての「哲学」あるいは哲学(学)者について研究する学者のことを、哲学学者と呼びたい。哲学学者は、文献に直面し対決する。
これと同じことが倫理学においても言えるだろう。つまり、倫理学者とは、倫理的問題に自分の頭と自分のことばで取り組み、「倫理学」する人のことであり、これに対して倫理学学者とは、過去の作品としての「倫理学」あるいは倫理学(学)者について研究する学者のことである。
この文章には,「哲学とは」という内容がある。これも合わせて見てみましょう。
『森岡正博氏「現代日本ををつまらなくしている三つの症候群について 」』
現代この場所で私たちが直面している問題を、根本にかえって、深く考えるのが、哲学である。ところが、大学や書店で出会う「哲学」は、決してそのようなものではない。現代日本では、哲学は、非常につまらないものへと縮減しているのである。
しかし,この考えは「哲学とは何か」と尋ねられたときの答えの一つに他ならないでしょう。
「どうしても解決しなければならない問題を解決するために哲学をする」
と言う人もいるでしょうし,
「自分は考えることが好きだから哲学をする」
と言う人もいるでしょう。
私は単に,諦めるのが嫌いな性格のため(哲学をやるための条件の1つかもしれませんが)「〜ということになっているんだよ」という一言で片付けられるとつい本当にそうなのかととことん疑ってしまうのです。まあ,早い話そうして哲学の道に歩みました。
一度に沢山のことをしても,疲れてしまうだけなので(私が...)このくらいにしておきますが,今後の予定についてお話しさせてください。
これから,哲学屋がお送りする未来哲学ワールドが展開される(されてしまう)訳ではありますが,順番はいっそのこと気にせずに行かせて頂きます。
日常の話題と結びつけて
「この前の○○問題は◇◇の思想が関係しています。さて◇◇思想とは...」
というように進めていきたいと思っております。
次回は,「哲学とは何か」私の持論も絡めながら様々な人物・サイトの「哲学とは」をご紹介していきます。
連絡-----------------------------------------------------------
この講義に書かなかった思い付きや思想,アイデアを近日開設予定のブログにて書きためたいと思います。貯まれば,本にしても良いかと思います。こうご期待ください。-
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