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  • from: Ryonukisさん

    2010年11月18日 00時24分26秒

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    宇宙観

     宇宙は冷たい無機的なものではなく、有機的、つまり、生命力に満ちているはずだと感じます。
     我々が身体を動かすとき、その生命的なものと干渉・相互作用することで、次に自分が何をすべきか感知することができます。停止してうずくまって考えてばかりいても、決して良い案は浮かばないのです。うつ病や統合失調症などの病気を治すには薬が必要であることがほとんどですが、ある程度治って来たら、全く動かないで寝てばかりより、軽いゆったりした散歩や動きなどが効果があります。外界との干渉でどうしたらよいのか少しずつ「わかって」きます。つまりこれが「道(タオ)」(自然で健康な状態)に戻ろうとすることを意味します。今僕は手や指を少し動かすだけでも相互作用を感じるような気がします。身体全体を適度に動かすことがなぜ心身によいのか。それは、運動が起こす、このような体外の「気」と体内の「気」との適度な干渉が、心身をゆっくりと「道(タオ)=自然」に戻してくれるからでしょう。よって自然界という環境を大事にする必要性もこれで明らかになります。物理的干渉段階より以前に「気」の干渉がすでに健康に影響を与えているのです。
     そしてその「気」の感触は、それがそこにあると想起しながら、干渉しようとしなければ感じられない、つまり、物理的で無機的な空間をイメージしたまま身体をうごかしても感じられない、あると思うとそこにあると感じられる類いのもののようです(この辺り仏教的)。
     気がそこに存在するかどうかは身体を動かしたときに息を自然に吸いたくなったり吐きたくなったりすることで判断できるのだと思います。なぜなら体内の気が押し出されたり、体外から新しい気が入ってきたりするとき、呼吸による気の出し入れをしたくなるのは自然なことだからだと思います。また身体を静止させたまま呼吸を行うより、ゆっくり動かしながら呼吸を行う方がより自然な呼吸になる感じがします。自明の理(当たり前)ですよね(笑)

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